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開校&動画システム導入!

5月18日から授業開始しました!少しづつ生徒の皆さんにお会い出来て、本当にうれしく思います :cry:



もちろん衛生面として、マスクの着用、手の消毒、換気、設備の除菌、などを行いながらの開校です。今まで以上に徹底していきますのでよろしくお願いします。


そして、講習の内容もパワーアップしました!
今年から動画の解説システムを導入し、ご家庭で効率よく復習できるようになりました!

参考例として少し説明させて頂くと、、、
動画は今までも公開してきたものがありますので、イメージしやすいもので説明します。

今度の6月の特別講習はネクタイを開催します。

セッテ・ピエゲと呼ばれるネクタイで、高級なネクタイの縫製の講習です。
実際に縫製を指導しながら、折り方、コツなどをお伝えしていきます。
ここまでは通常の講習です。


これにさらに動画もセットにします!
効率良く、家でもう一度作る時に見ながら出来るので非常に分かり易いと生徒さんに大好評です!


↓一度動画を見て下さい ;-)

これは特別講習の動画ですが、こういった形で分かり易く解説しております。
もちろん講習を受けて、実際に体験した方がより分かり易いので、講習は受けるべきだと思います。

ただ、忘れてしまった、、見逃した、、折り方が複雑でテキストだけでは分からない、、
という事も実際声が上がっていました。ですので、講習+動画であればより一層理解度が増し、満足して頂けると思います。


これと同じで、通常のパターン講習の課題も
授業で課題を進める+動画で復習、確認ができる!というシステムです。

課題の動画は失敗例なども盛り込んだり、より分かり易くなるよう工夫して編集しています!
生徒の皆様しっかり復習してもらえれば、より理解度を高められると思います!
あいてる時間にちょっと見るだけでもイメージトレーニングできます ;-)


ちなみに生徒の皆さんには大変好評です :-P


引き続きより分かり易く、高度な技術が伝えられるように、止まることなく工夫していきますので、宜しくお願いします!

では、、

 

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2019年パターンメーキング検定3級②

みなさま、こんにちは。O岩です。

 

 

今回は3級の試験の2型目も出来ましたので、お届け致します。

 

1型目同様、早いに越した事はないと思いますので、余裕を持って事前準備をし、本番に挑んで下さい!

 

 

 

ちなみに、出願期間は 2019年9月20日(金) ~ 10月24日(木) です。

 

前回もお伝えしましたが、3級の試験は今年から筆記も実技も同日に行われます。

縮尺の製図がないので筆記に関しては今までより少し楽になったのではないでしょうか(( *´艸`)

 

出願期間は忘れないように注意して下さい(^_-)

 

 

 

では、パターン検定3級の二つ目のブラウスです!

 

今回も動画を作製しましたので合わせてご覧下さいませ↓

 

 

デザイン画です↓


 

 

スタンドカラーの半袖ブラウスです。

1型目同様、胸ポケットや切替等も無くシンプルなデザインです。

袖山は今回も高めです。

後ろはヨークではなく、肩にダーツがあるシンプルなデザインになってます。

 

シルエット等は1型目とほとんど変わりないので、同じ寸法で練習するとそこまでの失敗はないし、覚えやすいと思います(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈 = 56.5cm

 

肩幅 = 40cm

 

バスト = 97cm

 

裾廻り = 102.8cm

 

袖丈 = 19cm

 

袖幅 = 32cm

 

袖口 = 30cm

 

袖山 = 14.1cm

 

 

以上になります。

ボディはキプリス9ARです。

 

 

 

 

 

パターンです↓

 

 

 

 

SNPは4mm削り、FNPは1cm程下げました。

 

ウエスト位置は原型より6cm上げた所に設定しています。脇のダーツ量は1.7cm取っています。

 

肩甲骨で取っているダーツは肩に移動します。

 

あくまでも目安の数字になりますのでダーツ量等は、トワルを組んで調整して下さい(^^)/

 

 

 

 

 

 

前見頃です↓

 

 

 

前身頃は裾で2.4cm程開いています。

 

前下がりは3mm付けて裾を繋げました。

 

釦は11.5cmでFNPから1cm程下がった位置に第一釦を決め、そこから9cm間隔で設定しています。

 

持ち出しは1.5cmで付けてます。

 

こちらは1型目と全く同じです!

しかし、あくまで目安になりますのでトワルを組んで、最終的には自分で確認してから決めるようにして下さい(^^)/

 

 

 

 

 

 

袖です↓

 

 

 

 

袖のイセの量は画像の通りです。

 

袖山は14.1cmですが組んでみて吊ったり、余ったりするようでしたら調整して下さい。

 

こちらも1型目と同じ袖山、イセの分量にしています。

 

袖山のピン打ちだけは練習が必要だと思うので頑張って下さい!笑

 

 

 

 

 

 

衿です↓

 

 

 

 

衿はほぼ台衿を作る時と同じです。幅は2.7cmにしました。

ボディの首からの離れ方、後ろ衿の抜け、前衿が外に向かって倒れすぎている等、今回かなり微調をした所でもありますので早めに練習に取りかかり、たくさん練習して下さいね(゜゜)

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

 

 

実技試験は3時間半です。

作図1時間半、写してトワル組みまで一時間、提出パターン抜き出して記号記入で30分、これで見直し時間に30分使えます!

 

急いでやれば良いってもんでもないので、スピードもそうですが精度も上げれるようにたくさんトワルも組んで下さい。

 

 

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

地の目・わのマーク・CF・CB・見返し線・合印・イセマーク・パーツ名称・ダーツの倒し方向、ステッチ、必要と思われる記号は忘れずに記入して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

 

提出は縫い代なしのパターンになりますが、参考までに工業用パターンも一応。

 

 

 

毎年言っていますが、周りは展開方法が違ったり、先に完成パターンを抜き出したり、自分と違う事をされていると思いますが気にせず!

自分のペースで受験して下さい。

 

私は影ながら応援しています(^^♪笑

 

それでは、みなさんの健闘を祈って・・・

 

 

ご清聴、ありがとうございました。

 

 

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2019年パターンメーキング検定3級①

みなさま、こんにちは。O岩です。

 

 

体験セミナーの日程が決まりました!

 

8月25日(日)午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:00~15:00

 

お電話にて予約もできますので参加ご希望の方は東京校までお問合わせ下さい。


 

 

少し早いですが、12月7日(土)に行われる3級の試験の1型目をお届け致します。

 

早いに越した事はないと思いますので、たっぷり練習して余裕を持って本番に挑んで下さい!

 

 

 

出願期間は 2019年9月20日(金) ~ 10月24日(木) です。

 

3級の試験は今年から筆記も実技も同日に行われます。

 

少し先なので出願期間は忘れないように注意して下さい(^_-)

 

 

 

では、パターン検定3級の一つ目のブラウスです!

 

今回も動画を作製しましたので合わせてご覧下さいませ↓

 

 

 

 

 

デザイン画です↓

 

 

ステンカラーの半袖ブラウスです。

胸ポケットや切替等も無くシンプルなデザインです。

袖山は今年も高めです。

後ろはヨークです。こちらもタック等が無く、シンプルなデザインになってます。

 

 

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈 = 56.5cm

 

肩幅 = 40cm

 

バスト = 97cm

 

裾廻り = 102.8cm

 

袖丈 = 19cm

 

袖幅 = 31.8cm

 

袖口 = 30cm

 

袖山 = 14.1cm

 

 

以上になります。

ボディはキプリス9ARです。

 

 

 

 

 

パターンです↓

 

 

 

 

SNPは4mm削り、FNPは1.2cm程下げました。

 

ウエスト位置は原型より6cm上げた所に設定しています。脇のダーツ量は1.7cm取っています。

 

後身頃はのヨーク位置はBNPから11cmくらいの所に設定しています。

 

あくまでも目安の数字になりますのでダーツ量やヨークの位置等、トワルを組んで調整して下さい(^^)/

 

 

 

 

 

 

前見頃です↓

 

 

 

前身頃は裾で2.4cm程開いています。

 

前下がりは3mm付けて裾を繋げました。

 

釦は11.5cmでFNPから1cm程下がった位置に第一釦を決め、そこから9cm間隔で設定しています。

 

持ち出しは1.5cmで付けてます。

 

釦位置等も目安になりますのでトワルを組んで、自分で確認してから決めて下さい(^^)/

 

 

 

 

 

 

袖です↓

 

 

 

 

袖のイセの量は画像の通りです。

 

袖山は14.1cmですが組んでみて吊ったり、余ったりするようでしたら調整して下さい。

 

本番では突然の出来事にも対応出来ないといけません。

 

修正する練習もしておきましょう(^^♪

 

 

 

 

 

 

衿です↓

 

 

 

 

衿外周りのカーブの付け方、衿先のデザイン、早めに練習に取りかかると多くの余裕が出来るので、衿もたくさん練習して下さいね(゜゜)

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

 

 

実技試験は3時間半です。

作図1時間半、写してトワル組みまで一時間、提出パターン抜き出して記号記入で30分、これで見直し時間に30分使えます!

どうでしょう?笑


急いでやれば良いってもんでもないので、スピードもそうですが精度も上げれるようにたくさんトワルも組んで下さい。

 

 

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

地の目・わのマーク・CF・CB・見返し線・合印・イセマーク・パーツ名称・ダーツの倒し方向、ステッチ、必要と思われる記号は忘れずに記入して下さい。

 

後身頃はヨークとヨーク下は別パーツになるのでそれぞれに記号を入れましょう!

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

 

提出は縫い代なしのパターンになりますが、参考までに工業用パターンも一応。

 

 

 

ひつこいようですが、3級の試験は今から始めれば、かなり時間があります(^▽^)笑

 

心配な方は今すぐにでも練習を始めましょう!

 

では、また2型目の時にお会いしましょう。

 

 

ご清聴、ありがとうございました。

 

 


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2019年パターンメーキング検定2級②

 

みなさま、こんにちは。

O岩です。

 

梅雨入りして、ジメジメしております。

パターン用紙やシーチングの縮み等、苦労するかと思いますが頑張って練習して下さい(^^)/

 

 

パターン検定試験、二つ目のジャケットです!

 

 

今回のジャケットのパターンを引いてる動画もございますので合わせてご覧ください↓

 

 

 

 

 

 

デザイン画はコチラです↓


 

4つの面のジャケット、プリンセスラインと呼ばれる4面体です。

衿も1型目のジャケットと似たような感じのベーシックな形ですが、4つボタンになります。

 

 

今回もバランスの取り方が難しかったです。

第一ボタンの位置で衿の印象は大きく変わります。

私も何度か修正したので、ここは確実に決めておきたい箇所です!

 

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

着丈 = 56cm


肩幅 = 38cm


バスト = 94cm


ウエスト = 78.6cm


裾周り = 98cm


袖丈 = 58cm


袖幅 = 33.4cm


袖口 = 24cm


袖山 = 16.2cm

 

 

ボディは10missです。

会場によってボディは異なりますので注意して下さい。

 

※キプリス9ARが用意されていた場合は肩幅を少し出しておいた方が良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

パターンはコチラです↓

 

 

 

ウエストダーツは、後中心1cm、後ろの切替4.2cm、脇で2.4cm、前の切替で1.9cmです。

 

こちらも参考の寸法になるので自分の数字を見つけて下さい(^^)/

 

サイドネックは1型目と同じで4mm削り、衿ぐりには8mm(約3度)程度逃がしています。

前展開の際には7度たたんでいるので計10度程たたみました。

 

 

 

 

 

 

衿腰2.5cm、衿幅4cm、衿の開きは20度くらいです。

ボタンは21mmです。

 

1型目とほぼ同じなのです!(^^)!

 

 

 

 

 

 

 

袖は上記イセ分量を配分しています。

こちらも1型目同様に、ピン打ちの練習は必須ですんでたくさん練習して下さい(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

 

袖下です。

当日、迷わないようにパターンを何度も引いて、作図を頭に叩き込んで挑んで下さい!

 

あ、本番は焦らないように落ち着いて引いて下さいね。笑

 

明きのボタンは18mmにしています。

 

 

 

 

 

 

トワルになります↓

 

 

シーチングへの写し、裁断、ピン打ち、目安の時間は1時間です。

 

袖口のボタンを付けるの忘れた~!という人が過去にいたので、お忘れのないようにお願いします(^▽^;)笑

 

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

名称・地の目・CB・CF・イセマーク・見返し線・ボタン・合印・わのマーク・必要と思われる記号は忘れず記入しましょう!

 

 

 

内袖は反転しての提出です。気を付けましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

実際の2級試験では縫代は必要ありませんが参考までに。

 

 

以上、2級の2型目(4面体)でした!

 

練習の数だけ余裕は持てると思います。笑

 

落ち着いて、作図し、落ち着いてトワルを組んで下さい!!!

 

 

ではまた3級のご案内で会いましょう(*^_^*)

 

 

 

ご清聴、ありがとうございました。

 


 

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2019年パターンメーキング検定2級①

 

みなさま、こんにちは。

 

毎年、気温が高くなるこの季節になると『あ~、そろそろパターン検定の時期だな~』っと感じます。どうもO岩です。

 

今年からパターン検定の試験内容等、少し変更がありました。

3級と2級の試験が別の日に行われるので、まずは2級のジャケットの一つ目からです!

 

 

 

 

デザイン画はコチラになります↓

 

 

3つの面のジャケット、3面体です。

3つボタンで衿もベーシックな形ですが、簡単そうに見えて大きさ等バランスを撮るのが少し難しい感じです。

 

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

着丈 = 61cm

肩幅 = 38cm

バスト = 95cm

ウエスト = 83.4cm

裾周り = 101cm

袖丈 = 58cm

袖幅 = 33cm

袖口 = 24cm

袖山 = 16.1cm

 

 

ボディは10missです。

会場によってボディは異なりますので注意して下さい。

 

※キプリス9ARが用意されていた場合は肩幅を少し出しておいた方が良いでしょう。

 

 

 

 

 

パターンはコチラ↓

 

 

ウエストダーツは、後中心1cm、後ろの切替4cm、脇1.4cm、前の切替1.2cmです。

 

こちらは参考の寸法になるので、自分の数字を見つけて下さい(*^_^*)

 

サイドネックは4mm削っています。

衿ぐりには8mm(約3度)程逃がしています。

前の展開の際に7度程たたんでいるので計10度たたみました。

 

 

 

 

 

衿腰2.5cm、衿幅4cm、衿の開きは20度くらいです。

ボタンは21mmです。

 

衿のデザインもそうですが、第一ボタンの位置は失敗すると致命傷になるのでトワルを組んで確実な位置を決めておきましょう(^^)/

 

 

 

 

 

袖は上記イセ分量を配分してます。

少し多めの方が調整しやすいと思いますが、ピン打ちは難しくなるのでたくさん練習して下さい!笑

 

 

 

 

 

袖下も練習して15分を切れるようになりましょう(^_-)-笑☆

明きのボタンは18mmに設定してます。

 

 

 

 

トワルになります↓


 

本番はピン打ち勝負です!

以前にピンが足りなくなったという方がいました。笑

余分に準備しておきましょう!

 

目安としては1時間くらいで完成させるのがベストです!

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

名称・地の目・CB・CF・イセマーク・見返し線・ボタン・合印・わのマーク、必要と思われる記号は忘れず記入しましょう。

 

 

 

内袖は反転しての提出になります。

気を付けましょう。

 

 

 

今回のジャケットのパターンを引いている動画もございますので合わせてご覧ください↓



 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

試験は縫い代付けまでしませんが参考までに!(^^)!



では、たくさん練習して余裕を持って本番に挑みましょう!!!



ご清聴、ありがとうございました。


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動画作成過程①

暑くなりましたね!

 

明日からお盆休みに入りますが、熱中症、水難などに皆さんお気を付け下さいね!

お盆明けは17日です。

 

体験セミナーも上々の集まりで午前中は全て埋りました!

午後はまだ空いていますが、お盆明けに集中して予約が入る事が予想されます。

体験セミナーを受講されたい方は17日から東京校にお電話よろしくお願いします。

 

 

さて久しぶりの投稿ですが、動画で頑張っていました :-)

もうご覧になられました?

結構珍しいかなと思いますし、非常に面白い取り組みだと思っております。

今後も色々考えております!!

繰り返しになりますが、まずは見て頂ければ :lol:

 

いかがでしょうか?もう見て頂いた方もいらっしゃると思いますが、正直学生の頃にこういう動画があれば色々勉強できたなあと思っています :lol:

 

 

ここからは苦労話です :-|

なにせ動画でパターンを引いている前例がほとんどないためにどうすればいいか最初はかなり右往左往しました、、、

見易く、分かり易く

というのはなかなかに難しいなと思います。ひとまず参考にしたのは料理系の動画ですね。

極力自分視点で、線のゆがみも少なくと考えた結果↓こうなりました :-)

上からの定点カメラです。カメラも動画用のものではなく所謂写真用カメラで撮っています。調べてみると撮る時間は少ないのですが、こちらのほうが線が綺麗に見えるようなので、写真用カメラで動画撮影です。

 

 

余談ですが、SNSで最近簡単な動画が多くなってきていますね。臨場感を伝えるためには動画の方が分かり易いですし、情報量も多くなるので今後こういった知識、技術はほとんどの人に必要になりそうですね、、、

 

 

 

動画を撮る際に気を付けたのが、「分かり易い構成か」「線がちゃんと見えるか」です。

これ以外に難しくて、、、光が足りなかったので最初線がまったく見えませんでした、、、 :-| こりゃいかんと思い、こういうものを用意しました↓

 

レフ版です :-) 手作り感溢れますが、大きさを考えると手作りのほうがかなり大きくできるので都合が良いのです。今後トワルも撮っていこうと思っているので、こいつは活躍してくれそうです。トワルは特に陰影がないと分かりにくいですしね。

 

実際にパターンを引いてみるとここでもまた問題が、、、線がかなり濃くないと全く見えないのです、、、プラス姿勢によっては上からのカメラに被って線が見えないので、引く姿勢を変えてみたり苦労しました、、、 :cry: 何度やり直したか、、、

かなり苦心しましたが、おかげで見やすい動画になったかなあと思っております。

ただまだもっと見やすく分かり易くしていきたいので、パターンと同じで研究ですね。よりグレードアップできるよう頑張ります!!

 

 

ところで、かなり時間があいてしまいましたが、

ヴィンテージ生地でのシャツ出来ました :-|

さらっと紹介するつもりが、かなり間があいてしまい、見た目暑くてすみません、、、 :-(

 

 

 

ゆるーいシャツです。古着を参考にしながらさらっと好みの感じにしました。

前丈がさすがに短くしすぎた :-| あと3c欲しい

あまりパンツに入れて着用するわけではないので、いいのですが。

 

ボタンダウン裏はフェルトで力芯です。前立ては端だけステッチ入れて前はすっきりさせました。

袖口カフスのタックはギャザーにしてかなりの量にしました。ギャザーを作ってさらに折り込むという古着で見た仕様です。

衿とカフスには接着芯を使っていません。共生地です。

張りがなく柔らかい仕上がりで、カジュアルよりにしたかったので良かったですが、縫製は難かったです :-|

また縫いたいので、生地欲しいな、、、

ではまたおもしろい物を探して仕込んでおきます!

 

 

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2017年パターンメーキング検定2級②

 

みなさま、こんにちは。O岩です。

 

 

毎年この暑い季節にPM検定試験が行われるので体調管理はしっかりと(^^)!!

私も気を付けます。

 

 

それでは、2級のもう一型に参ります。

 

今回のジャケットも3面体なります。

丈が前回よりも短くなるのでウエストの絞り位置やポケット、釦などバランスをとるのが難しいかな~っという感じです。

 

 

今回も動画があります↓


 

デザイン画になります↓

 

 

 

 

ダブルの4つ釦ジャケットになります。

衿も前回のピークドラペルよりシンプルな形になります。

シンプルだからこそ上衿とラペルとのバランスにも注意が必要です。

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈    54cm

肩幅    38cm

バスト   94cm

裾まわり  96cm

袖丈    58cm

袖幅    33.2cm

袖口    24cm

袖山    15.8cm

 

 

以上になります。

ボディはドレスフォームの10missです。

 

 

 

 

 

パターンになります↓

 

 

 

 

今回は丈を前回よりも4cm短く設定したのでウエスト位置を少し上げています。

 

後ろの切り替えダーツで4.4cm、前の切り替えダーツで1cm、前ダーツ部分は1.3cmで設定しています。

 

後ろの肩でイセは7mm程とっています。

 

前のバストダーツは前回同様、襟ぐりで0.8~1cm程開いて、AH作成時は3°残してたたみました。

 

 

2017年2級①のジャケットとほとんど変えていませんが、ダーツ分量などはトワルを組んで微調整してください!

 

 

 

 

 

前身頃です↓

 

 

 

冒頭にも言いましたが、ダブルは釦バランスが難しいです。

 

釦位置を失敗して衿から全てやり直し~( ゚Д゚)とならないように丈とのバランス、前中心からのバランスなど色んな角度から見て練習して下さい。

 

釦は21mm。

衿腰は25mm、衿幅は45mmです。

 

 

 

 

 

袖です↓

 

 

 

イセは全体で33mm入れています。

袖山は15.8cmですがトワルをみて微調整してください。

 

袖口の釦は18mm設定です。

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

 

CB、CF、パーツ名称、地の目、見返し位置、ダーツ倒し方向、イセマーク、必要な記号は忘れず記入してくださいね(^^♪

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

 

 

毎回、同じコメントになってしまいますが、3級・2級・1級に限らず周りは気にせず自分の練習通りのペースで本番に挑んで下さい(^_-)

 

えっ!?もうハサミでシーチングを切る音がしてる!

えっ!?もうアイロンがけに行ってる!

など、気にせず焦らず進めて下さい。

 

 

O岩はいつも陰ながら応援しています。

 

ご清聴、ありがとうございました。


 

 

 

 

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2017年パターンメーキング検定3級②

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

いやあー、本当に蒸し暑い日が続きますね…

スコール並みの豪雨も夏が始まる合図ですねー、熱中症には気を付けないとです。

 

さて、皆さん試験の結果は届きましたでしょうか?

もう実技に向けて動いている方もたくさんいらっしゃると思いますが、今回は3級の残りの型を取り上げます。

 

絵型はコチラです。

 

 

使用するボディは今回もキプリス9AR を使用します。

以下はサイズです。

着丈=58・5cm

肩幅=40cm

バスト=97cm

裾周り=104cm

袖丈=19cm

袖幅=33cm

袖口=30cm

袖山=14cm

 

今回は歯切れのいい数字が揃いました。

前回と同じくボディが10missなどに変更になった場合はバスト寸法を2~3cm削る様にしてください。

 

では、今回も動画がありますのでご参考ください。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 

では、作図の手順と注意点をみていきましょう!

 

着丈を入れた原型をかくところまでは授業と同じです。

 

身頃特徴

まずは肩甲骨ダーツは絵型のように肩線に逃がします。肩線上で1.3cmと多めにとります。

 

※クリックで画像が大きくなります。

 

場所は絵型のバランスを参考にします。

 

肩線に対しどういう風に入っているのかよく観察していれましょう。

特に今回は、下のウエストダーツにつながるようなバランスでダーツ止まりが入っていますね、これはウエストダーツ側でも意識するようにしましょう。

デザイン線がいい感じに入って、かつ綺麗に立体に出来る位置を練習して覚えておくと良いでしょう。

 

ウエストダーツは2.5cmとやや少なめですが、取りすぎるとダーツ下のフレアが多くなるので、今回はこんなものです。

 

脇線は2.9cmウエストダーツとって削り、裾では5㎜ずつ足します。(半身トータル+1cm)

このときウエストから下の線は、やや膨らんだカーブで描くと裾がはねるのを押さえることが出来ます。

 

前身頃の特徴

今回のバストダーツは、前回と同じく裾とバスト下から脇に向かったのデザイン線に逃がします。

裾は前より少し少なめの2cmくらい。あとはアームホールに2°ほど残して全てバスト下のデザイン線に展開します。

脇線は後ろと同じです。

 

展開した後、前のウエストダーツはおおよそ1.4cmほどとります。

取る位置に関しては、後ろと同じくデザイン画をよく見て同じバランスになるように取ってください。ダーツの止まり位置に関しても同じ事がいえます。

ただ、バストトップ側のダーツ先は絵型と同じバランスにしようと離しすぎると、ダーツ先が浮いたようにブカブカになるのでほどほどにバストトップから離します。

 

裾側のダーツ先は後ろ身頃との位置の比較をしたほうが良いでしょう。

その後衿ぐり、アームホールを授業でやってるようなバランスでひいておきます。

前下がりや釦の位置もいれておきましょう。

 

衿の特徴

 

衿はステンカラーです。

衿腰はCFの位置になっても少し残しておきましょう。

前衿ぐりにかかる衿付け線は、少し出して返り線がカーブになりすぎるのを防ぎ、シャープさを残しておきます。

 

袖の特徴

 

今回の袖は前回より袖山が高めです。

そうなると腕の厚みが当たってしまいがちなので、肩幅も多めに設定しております。

さらに袖山もふっくらした形にするためイセ2.3cmと多めです。

袖口には切り替えがありますので忘れないようにしましょう。

袖角度設定は40°~35°ほどで引いています。

 

トワルは前回の形と違ってピンを打つところが多いので、ササっとうてるようにしましょう。

ダーツのウエスト位置には切り込みを入れないと、ツレたりするので忘れないように。

着せた時にまだツレがあるようなら切れ込みが足りない証拠ですので、追加で入れるようにして下さい。

あと、いつも通りにボタンやステッチもいれて下さいね。

 

 

では完成パターンです。

縫代や展開した衿などはいりませんが、仕様はこんな感じです。

以上で2型揃いましたね。しっかり勉強していきましょう!

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2017年パターンメーキング検定2級①

 

みなさま、こんにちは。O岩です。


筆記試験も無事終わり、あとは結果を待つのみですね(^^)

では、早速ですが、PM検定2級の実技試験の1型目になります。

 

今回は2型とも3面体です!

ある程度の数字と形を頭に入れておいたら、当日はそこまで焦る事もないでしょう!

 

まずはデザイン画から↓

 

 

 

 

去年の3面体とほとんど変わらないシンプルな形の物です。

ボタンは2つ釦になり、衿がピークド・ラペルになります。

 

衿の形、前端のカット、着丈からの第一釦の位置の設定などシンプルに見えてバランスをとるのが難しかったです。

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

着丈   58cm

肩幅   38cm

バスト  94cm

裾まわり 99.1cm

袖丈   58cm

袖幅   33.2cm

袖口   24cm

袖山   15.8cm

 

以上になります。

ボディはドレスフォームの10missです。

 

 

今回もわかりやすく説明を入れた動画をあげてみましたので、こちらもご覧ください↓

 

 

 

 

パターンになります↓

 

 

今回は後ろの切り替えダーツで4.4cm、前の切り替えダーツで1.4cm、前ダーツ部分は1cmで設定しています。


後ろの肩でイセは7mm程とっています。


前のバストダーツは襟ぐりで0.8~1.0cm程開いて、AH作成時は、3°程残してたたみました。

 

パネルラインは前後バランスを考えてどの辺りに設定するか頭に入れておくとスムーズに作図できると思います。

 

 

 

前身頃です↓

 

 

先にもお伝えしましたが、丈からの全体のバランスを見て釦位置を設定するのが案外難しかったです。

 

さらに釦位置からのポケット位置の設定や前端のカットもデザイン画をよく見て決めるようにしましょう。

前端のカットもどの辺りがカーブの一番高い位置になっているかなど気を付けて引いてください。

 

釦は21mm。

衿腰は25mm、衿幅は45mmで設定してます。

 

 

 

 

袖です↓

 

イセは全体で33mmいれてます。

袖山は15.8cmで設定していますが、トワルを組んでみて微調整してみてください!

 

袖口の釦は18mm設定にしてます。

 

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

CF・CBと各パーツの名称・地の目・見返し位置・ダーツの倒し方向・イセマークなどの記号は忘れずにお願いします!

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

毎年よく聞くのは釦の付け忘れです!

周りに早い人がいても焦らず、落ち着いて作図・トワル組みしてください(^◇^)

通し練習で時間を計算しペース配分して挑むといいと思います!

 

 

ご清聴、ありがとうございました。

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2017年パターンメーキング検定3級①

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

もう初夏の様子を漂わせています、今日この頃です。

 

パターン検定を受けられる皆さん、筆記試験お疲れ様でした!

筆記が終わって早速ではありますが、きたる9月の実技試験にあわせてさっそくパンフレットの内容を練習していきましょう。

今回は3級の型の一つ目をとりあげていきます。

こちらの形です。

 

使用するボディは今回は キプリス9AR を使用します。

以下はサイズです。

着丈=62.5cm

肩幅=39cm

バスト=98cm

裾周り=118.4cm

袖丈=16cm

袖幅=34.9cm

袖口=33.2cm

袖山=12.7cm

 

コンマ小数点以下は繰り上げ、繰り下げ等をして、自分の引きやすい寸法に微調整しても良いと思います。

バスト寸設定はだいたいこんなものですが、ボディが10MISSなどになる場合は少々小さくしても良いと思います。(-2cmほど)

 

 

今回はよりわかりやすく説明を入れた動画をあげてみましたので、こちらも是非ご覧ください!!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

では作図の手順と注意点です。

原型の作り方は授業でやっている方法と同じです。

 

※クリックで画像が大きくなります。

 

後ろ身頃の特徴

まず着丈を設定し、ヨーク線(BNPから10cmほど下がった所)を入れてその上に肩のダーツを5°ほど入れておきます。

後ろ中心には4cmほど離れた場所までギャザーを入れます。

ギャザー倍率は1.45倍ほど入れ、その1/2の寸法分は裾にもプラスしておきましょう。

その際の分割線は2、3本ほどで良いと思います。

脇線はAラインなので、脇は気持ち多めの3.6cm裾で入れて、バスト下はやや削るとより絵型に近づくと思います。(削りの操作は時間があったらやるといいです。)

 

前身頃の特徴

脇は後ろと同じラインにします。そしてバストダーツの一部を裾に2.5cmほど展開します。9ARは腰骨が張っていますし、今回は後ろもギャザー展開しているためこのくらいのフレアは必要かと思います。

あとのバストダーツは3°ほど残し、バスト下のデザイン線に展開しましょう。(デザイン線は脇線上で上から3㎝ほど下がった所にむかった斜線です。)

バストポイントも1cmほど控えておくといいです。

衿ぐりはデザイン画のように深く削り、CFから4cmほど離れた所を衿付け止まりにしておきます。

あとは前立て、前下がりをつけておいてください。

 

衿の特徴

フラットカラーの要領で衿の大きさ5cm、衿腰は1cmくらいの大きさで作図してください。衿先はデザイン画のような形にしてください。

 

袖の特徴

袖はタマゴを描く時間が無いので、先ほどの袖山の丈で引いてください。

 

 

今回は45°~40°の設定で1.6cmのイセを入れています。

袖下を削った後は、袖ぐりの下のつながりを修正するのを忘れないようにしましょう。

 

トワル組みは時間との勝負ですが、しっかりアイロンをかけて美しいトワルを組んでください。ボタンやステッチを忘れないようにしましょう!

 

では、完成パターンも載せておきます。

試験では縫い代の記入までは求められないとは思いますが、しっかり問題を隅々まで確認して指示の漏れがないか確認しておきましょうね。

 

以上を踏まえてしっかり練習してください。

 

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