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2011 年 9月 20 日 – パタンナーズライフ

ピヨ トレンド語録~スカート編~

こんにちわ☆

   

そろそろ今期の授業が終わろうとしていますaries

半年ってとても早いですよね~dashdash

 

少し先になりますが、11月の特別講習時にトレンド講習(初心者編)を行います。

今回もスカートを題材に進めていまして、スカートについて色々調べてみましたfoot

 

 

ではまずは

スカートの歴史から

世界で初めてスカートが誕生したのは古代エジプトです。当時はスカートという概念ではなく、ただ布を腰に巻いて結んだだけという簡素なものでした。

その後次第に布を筒状にし、ウエスト部分に紐を通して縛る. というスタイルに変化し現在のスカートに至ります。

 

 

スカートがファッションとして大活躍したのは、中世のヨーロッパです。

16~18世紀にかけて釣鐘型にスカートを膨らませたドレスを貴族の女性達は好みました。

そして、18世紀に起こったイギリス産業革命時のミシンの普及により、より様々な種類のスカートが大量に生産されました。

 

 

近年(といっても、50年程前…)スカートに新たな時代が来ました。

みなさんもよくご存知のイギリスのブランド、マリークヮントがファッションショーでミニスカートを発表しました。

当時の人気モデルがこのミニスカートを穿いた事で一大ブームとなり、市場に出まわりました。

 

 

 

 

次はスカートの丈やシルエット、デザイン事に分類してみていきましょう

*丈・ウエスト

 

ミニスカート:総丈が膝より上までのもので、総丈45~50cmのものが多いです。

       更に丈の短いものをマイクロミニと呼びます。

 

ロングスカート:総丈70cm以上あるものを呼ぶ事が多いです。

        更に丈が長く、床までつくものの事をマキシスカートと分類します。

 

ミディスカート:ミニとロングの間で、膝程度の丈のものです。

 

ウエストの形態はヒップボーン~ハイウエストまであります。スカートの流行にはとても重要なポイントですねgood

 

 

*シルエット

タイトスカート:ウエストからヒップにかけてフィットし、ヒップの寸法がそのまま裾までストレートになっているスカート。

やや裾が開いているものの事をセミタイトスカートという。

 

フレアースカート:裾が波打っている様な形状で広がりのあるスカート。

やや裾の広がりが抑えられた形状のものをセミフレアースカートという。

 

ゴアードスカート:数枚の布を接ぐように仕立てたスカート。

 

ティアードスカート:主にウエストから裾の間に並行に一本以上の切替えや、段が入ったスカート。

 

プリーツスカート:プリーツ=ひだを縦につけたスカート。

(ボックスプリーツ・インバーテッドプリーツ・アコーディオンプリーツ等がある。)

 

ギャザースカート:ギャザー=寄せる・集めるの意。ウエストを絞り、裾にかけてボリューム感がある形状。

 

マーメイドスカート:人魚の尾ひれの形に似ている事からこう呼ばれる。タイトスカートのシルエットのまま、膝下辺りで裾に向かってフレアーになっている。

 

バルーンスカート:ボリュームのある形状に、裾をギャザーで絞ったスカート。

 

サーキュラースカート:生地を円形になる様に縫製して作るスカート。

 

コクーンスカート:コクーン=繭 腰回りに膨らみがあり、全体的に繭のように丸みを帯びた形状。

 

キュロットスカート:パンツの様に股で分かれているが、スカートに種別される事も。

         

タイトスカート         フレアースカート      ゴアードスカート           

        

ティアードスカート         プリーツスカート      ギャザースカート

 

           

マーメイドスカート     バルーンスカート     サーキュラースカート      

 

   

  コクーンスカート      キュロットスカート

 

 

次にデザイン別にお伝えしていきたいのですが、まだまだ長くなりそうなので今回はこの辺で snail

次回も盛りだくさんでお送りします~(笑)shineshine

 

 

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