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2023 年 9月 27 日 – パタンナーズライフ

2023PM3級②

皆さん、こんにちは

10月~の生徒さんを募集中です!

埋まってきている席もありますので、入学を考えている方はお早目に!

授業見学もお気軽にお越しください!

 

 

 

 

それでは今年行われるパターンメイキング検定3級の2型目の参考作図を紹介したいと思います。

 

↓デザイン画がコチラです

 

スタンドカラーの半袖ブラウスです。

 

今回は後明きで前身頃がわになっているデザインです

前身頃は裾で展開する分量とバストダーツとして残す配分、バストダーツ先を上げる分量が難しいデザインでした

 

 

寸法です↓

着丈 = 54cm

肩幅 = 40cm

バスト = 98cm

裾廻り = 105cm

袖丈 = 18cm

袖幅 = 33.3cm

袖口 = 33.5cm

袖山 = 13.7cm

 

以上になります。

ボディはキプリスの9ARです。

 

 

 

パターンです↓

SNPは、0.4cm削り、FNPは0.3cm下げました。

FNPで下げる分量が多すぎると衿が前中心付近で跳ねてしまうで注意して下さい。

ウエストダーツ量は脇で1cm取り、鎌底を0.3cm上げ、前下がりは0.5cm付けています。

前後のフレアバランスも考慮しながら前の裾で開く分量は2.5cmに設定しました。

あくまでも目安の数字になりますので、ダーツ量や裾廻りバランスは、トワルを組んで調整して下さい。


 

 

前身頃展開作図です↓

 

前身頃のバストダーツは、2.5cm分取りダーツ先は4.6cm上げています。

バストダーツ先を上げるので裾で多めに開いてダ-ツ分量を減らしておくと、ダーツ先の飛び出しを押さえる事が出来ます。

バストポイントの位置が高すぎたり、横方向にズレていたりすると変な所が膨らんだりするのでダーツ先の位置には注意してください。

ボタン直径は11.5mmで、FNPから1.5cm下がった所に第1ボタンを決め、ボタン間隔は9.5cmに設定しています。

 

 

 

袖です↓

袖のイセ量は画像の通り、合計18mm入れています。

 

袖山は、実際に着用した時を考慮し13.7cmですが組んでみて吊ったり、余ったりするようでしたら調整して下さい。

 

袖付けは難しく時間がかかるので何度も練習して本番に焦ることがないように備えましょう!

 

 

 

衿です↓

CBにボタンが2つ付いているデザインなので衿幅は3.5cmで設定しています。

前中心でわになっているので衿外周りと衿付けの線はCFに対して直角になるように引きましょう。

 

 

 

完成トワルです↓

前中心でわになっている為衿の作図が難しかったです

トワルを組んだ際に衿の仕上がりはしっかりチェックしましょう

実技試験は3時間半です。

作図1時間半、写してトワル組みまで1時間、提出パターンを抜き出して記号記入で30分

このペースで取り組めば見直しに30分時間を使えます(*^▽^*)

練習する時にどの作業に何分かかった時間を計測し本番を意識して練習してみましょう


 

 

完成パターンです↓

地の目・わのマーク・CF・CB・見返し線・合印・イセマーク・パーツ名称・ダーツの倒し方向・ステッチなど、必要な記号は忘れずに記入して下さい。

 

 

 

工業用パターンです↓

提出は縫代なしのパターンになりますが、参考までに工業用パターンも紹介します。

 

 

 

試験本番まで残り2カ月なので実技試験と筆記試験をバランス良く勉強し余裕を持って検定に臨みましょう!!

 

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