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2024 年 7月 – パタンナーズライフ

柄合わせについて②ジャケット

皆さん、こんにちは

 

今期の授業も残り二カ月余りとなりました。すさまじい暑さが続いていますが、体調に気を付けて残りの授業を頑張りましょう(^^♪

 

 

9月1日(日曜日)から10月期入学生徒の募集が開始します!


また


同日に行われる体験セミナーのご予約も受付中です


体験セミナーは東京校のみの開催で、お電話でのご予約お願い致します。

東京校 TEL03-5473-1519

こちらも席が埋まりやすいので、お早目にお電話でのご予約お願い致します!!

少しでも興味のある方はお気軽に授業見学にお越し下さい!

 

 

以前半袖シャツの柄合わせについてお話しました

 

今回はジャケットに焦点を当てて、また柄も縦柄と横柄がある場合についてご紹介していきます!

 

前回もお話しましたが、縦と横で柄の基本線を決めることから始めます

ただ、ここでの決め方が仕上がりに直結してくるので、優先していくラインから見ていきます

 

①前後身頃


まず縦方向の柄ですが、ジャケットは前中心、後ろ中心の順に合わせ、それからポケットなどを合わせ、横方向の柄はWL、HLの順に合わせます

 

ジャケットの場合、後ろに背削りがあることが多いですが、チェック柄であればこのような合わせ方をするのが一般的です、また、脇線も同じく傾斜している場合が多いので最低でも高さを合わせたいところです!

他のアイテムでも共通して言えることですが、基準線はそのアイテムが視覚的にどこが一番目立つか、という意識で良いかと思います。人の視線は体の真ん中に集まりやすいので、ジャケットの場合であれば横柄はHLよりもWLを優先していきます

 

また、丈や身幅のバランスも柄によっては錯覚を起こし、シーチングのトワルで見たときより崩れて見えることもあるので、その場合はパターンの段階に立ち返って考える必要があるので、柄合わせは裁断時だけでなく、製図の段階から意識しておくことが大切です

 

②衿


衿の柄の合わせ方は主に次の2通りが一般的です。

 

 

前側の見え方を優先するのか、後ろ側を優先するかという考えも重要ですが、衿は横地やバイアスで裁断することも多いので、柄によっては無理に合わせずに仮で衿を付けて判断しても良いでしょう

 

③袖

袖の横柄はいせ分量含めた高さと身頃AHの高さを合わせます。

 

 

合わせる高さもAHの高さの真ん中あたり、肩先から一つ目の合印を目安に合わせると、視覚的にも袖の柄が合っているように見えます。

 

 

 

④肩線


肩線は肩傾斜が前後で違ったりいせが入っていることが多いので柄によっては合わせることが不可能な場合もあります。ただ、ストライプ等の場合はこのように合わせることで繋がりよく見せることも出来ます

 

 

今回はジャケットの柄合わせについてご紹介しましたが、生地によっては地の目と柄が一致していないものや、柄自体の歪みが激しいものもあるため、その場合はパーツを敢えてバイアスで取ったりして意識的に柄を合わせないという選択をするのもアリかと思います。


ただ以前も話しましたが、一点物で作る場合は量産と比べて柄合わせした服を作りやすいので是非自分で作るときは参考にしてみて下さい(*’▽’)

 

ではまた!

 

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生徒さんインタビュー

皆さん、こんにちは

 

9月1日(日曜日)から10月期生徒さんの募集スタートです!!

埋まりやすい曜日もありますので、10月から入学を考えている方はお早目に手続きをお願い致します!!

と同時に

東京校のみ9月1日(日曜日)10時~12時まで 13時~15時までで無料体験セミナーを実施します!!

こちらも席が埋まりやすいので、お早目にお電話でのご予約お願い致します!!

東京校 TEL03-5473-1519

東京校のみの開催となりますのでご注意下さい !

 

 

 

入学を迷われている方もいらっしゃると思いますので、今回は生徒さんインタビューを紹介します!是非参考に

 

(Mさん オペラ歴1年半)

 

Q.入学したきっかけは?

 

現在メーカーのパタンナーをしています

パターンの知識を広げる事で業務の効率と質の向上につながると思い、

基礎からしっかり学べそうなル・オペラに通い始めました

働きながらでも通える時間割りになっているのもとても助かっています(^^♪

 

Q.実際に通ってみてどうですか?

自分のペースで課題を進めるため疑問点があったらその都度聞けます!

会社で引いたパターンに関しての質問にも深堀りして考えていただいて「理論」に基づいた説明も分かりやすいです

 

 

Q.学んで良かった事は何かありますか?

ル・オペラでは入学したらまずスカート原型を作る事から課題がスタートし、しっかりと基礎を固めながら課題の難易度も少しずつ上がっていくので、専門学校時代に学びきれなかった基礎的な内容を1から理解する事ができました(^^)/

また業務に繋がる応用的な事まで学べてとても勉強になります。

 

 

Q.今後の目標はありますか?

実務では3DCADを使用する事が多いのですが、まだまだトワルに発生している不具合に対しての修正方法が分からない事があります。

ル・オペラの課題では組んだトワルに起こった不具合の原因を1つ1つ考えながら修正するので、パターン、トワルの不具合を見極める力を養って3DCADとの両立を図りたいです

 

インタビューを受けて頂いてありがとうございました!

ル・オペラでは理論に基づいた製図方法、デザインのバランスを見ながらトワルの修正をカリキュラムを通して学んでいきます

これから洋服を作りたい方や更なるパターンのレベルアップをしたい方のお手伝いが出来ると思いますのでご興味がある方は是非1度見学にいらしてみて下さい!

 

 

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