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2025 年 3月 – パタンナーズライフ

受講生の皆さんにアンケートを実施しました

皆さんこんにちは

 

東京は少しずつ桜も咲き始めていて、この時期が一番気持ち良いですね(^^♪

 

オペラでは現在来期に向けて、皆さんが快適に授業を受けられるように設備のメンテナンス等を行っております。

 

休講中の説明、申し込み受付時間については

東京アトリエは25~29日14:00~20:30の時間帯のみとなりますのでご注意ください

 

さて、オペラでは毎期パターンセミナーを受講されている生徒さんにアンケートを実施し、その方の希望やご経験になるべく合わせて授業を行うための指標にしています

 

 

そこで今回は、今期セミナーを受講された生徒さんのアンケートから見えてきた傾向や将来の志向などについてご紹介します。

 

主な年齢層

 

 

主な年齢層として、今期で言うと20代の方が全体の36%と比較的多いですが、毎期の傾向としては20代、30代、40代以降の生徒さんが同比率くらいの分布になります。

 

 

パターン経験について


生徒さんのなかには企業に勤めるパタンナー、あるいはスタイリストや縫製、お直し、その他アパレル業界で働かれている方も在籍されています。

 

また、専門学校を卒業されてからオペラに通い始める方、昔服作りを学んでいたが期間が空いてしまった方なども多くいらっしゃいます。

 

もちろん未経験の方も多く在籍しており、パターン経験に関しても生徒さんによって様々になります

 

 

受講動機

 

受講の理由については主に以下の3つの理由が挙げられます

 

・自分用、子供用の完成度の高い洋服を作りたい


・企業での業務に生かしたい


・就活、転職に向けて基礎を固めたい

 

 

興味のあるジャンル


生徒さんが製作したい、学びたいアイテムとしては、レディースのカジュアルウェアを希望する声が多く、現実的にニーズのある年齢層に向けた服作りを学びたいという現実感ある視点が印象的でした

 

また、男性の方はユニフォーム、ワークウェアなどを希望する方も一定数いらっしゃいました。

 

ちなみに、自宅で余った着物地をリメイクしたいという方もいらっしゃるため、オペラでは着物リメイクのデザインなどを取りそろえ、希望する方はそちらも講習に加えて学んでもらうことも可能です。着物リメイクな関しては近日中にブログにUPしますのでお楽しみに!

 

 

講習以外で興味のある内容

 

通常のパターン講習以外に興味のある内容については主に

 

・グレーディング


・検定対策

 

 

などが挙げられました。

 

オペラでは通常講習以外でも特別講習という一つの内容に特化した講習も行っており、そこではグレーディング講習や検定の模擬試験等も行っていますので、そちらに参加することで普段の講習に追加して知識を深めてもらうことが可能です!

 

 

自由記述

 

自由記述では「学習したことの応用方法」「個人ブランドを立ち上げるための知識が欲しい」といった声があり、今後の講習カリキュラムの充実に向けて貴重なヒントとなりました!

 

今回のアンケートから、実務経験者のスキルアップ志向と、未経験者の就職、自立への意欲が見えてきました。年齢、経験の幅が広いからこそ、互いに刺激し合いながら学べるのがオペラの大きな魅力でもあります

 

今後もこのような声を大切にしながら、より柔軟で実践的な学びの場づくりを進めていきます!

 

ではまた!

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PM検定1級合格への道のり⑤

皆さん、こんにちは

今月も終盤に差し掛かりましたが、天候が非常に不安定な一カ月でしたね( ;∀;)

雪が降ったり気温が急に暖かくなったりと身体がついていかない方も多いかと思いますので、新生活が始まるまでしっかり体調を整えて楽しいGWを迎えましょう!(^^)!

 

東京アトリエでは3月25~29日の間14:00~20:30までが見学、入学申し込み受付時間となっています。

ご来校を予定されている方はご注意ください!


 

数カ月に渡って更新してきた『PM検定1級合格への道』も今月で第5回目となりました!

今回は検定内容の1部となる仕様書について解説していきます(^^♪

 

仕様書に書き込む内容にポケットなどのディテールの断面図があるのですが、

パターンセミナーの生徒さんの中にはポケットの縫い方が分からない方もチラホラいますので

今回のブログで箱ポケットの縫製手順を説明していきます(^^♪

 

 

↓コチラが試験本番で記入した箱ポケットの断面図になります

ポケット口は手を入れる事を想定して13.5cmで設定しています

 

 

それでは早速縫製手順を見ていきましょう!

口布と土台布の裏面には全面芯を貼っています

 

まずはポケット口布の両端を1㎝で中縫いして表面に返します

 

 

 

袋布に口布を仮止めして、土台布の口布の下端上がり位置に

口布を合わせた状態で置き1cmで土台に縫い合わせます

 

 

向こう布と袋布の印同士を合わせて土台に布に中表で縫い合わせます

 

 

 

土台布のみ切り込みを入れてから、口布は表に出した状態で

向こう布と袋布を裏側に引き出します

 

 

ポケット口布の両端にさえSTを入れて袋布、向こう布の外周にSTを入れて完成です

 

試験のパターン作図でも言える事ですが丸まる寸法を覚えて本番に臨むと

イレギュラーなデザインが出た際に対応が出来なかったり(直近の数年はポケット部分に特徴があるデザインが出題される傾向がある)緊張で忘れてしまう事がありますので

試験本番前までには是非実際に縫製してみる事をオススメします!

 

それでは次回のブログもお楽しみに!

 

 

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