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7月講習予告

どうも K です。( ´_ゝ`)

六月も終わりに近づいてきました。梅雨も早く明けてすっきりとした天気になってほしいです。

 

さて、今回の更新は7月の予告になるのですが

いつもより告知が早く感じられますが、7月の講習はいつもより一週間早く行われますので告知も募集も早いです!

講習を申し込み、予約をされた方は日付にご注意下さい!7月12日が講習日になります!

(特にスペシャルジャケットを受講される方は注意です)

 

ではその内容です。

今回は午前中にポロシャツ縫製の講習があります。

サイズは、まずメンズ、レディース、キッズから選択し、メンズ、レディースは S M L からサイズを選びます、キッズは 120 130 140 からです。

サイズは講習を受講される前に講師にお伝えいただきますようにお願い致します。

できれば今週中にお電話でも構いませんのでお知らせ下さい。

 

各々必要になる要尺は扉の前の募集要項の隣に記載があるのでそれに合わせて、生地 糸 ボタンを購入し当日までに揃えて置くようにしてください。授業は裁断から行いますのでぞの準備もお願い致します。

↑鹿の子(カノコ)

注意していただく事として、布の選定があります、薄手の天竺や伸びたら戻らないなどといった生地は今回にはむきません、ポロシャツの王道として鹿の子の生地や、しっかりとしたニット(但しあくまで厚すぎないように!)をおススメします。

分からなければ、講師に相談をなさってください。

 

そして午後はパターン検定の質問会です。

今回は検定を受ける方が多いので、こちらも早めの申請をお願いします。

あらかじめ質問の内容を決めておくと効率良く質問できるとおもいますので、試験勉強で描いているパターンや、作図の用意をしておくとよいでしょう。

 

 

同じ午後の授業にスペシャルジャケットがあります。

受講者の方は日付を間違えないように気をつけて下さい!

今度はいよいよ肩の縫製にはいりそうなので、前回の見返しとポケットの縫製までお願い致します。

 

 

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6月講習報告

どうも K です。( ´_ゝ`)

 

最近は過ごしやすい日が続いていますね

 

さて、本日は前回予告しておりました

芯地講習の二回目です、布の講習の続きの説明も最初に入りましたが、メインは芯地の事をお話しました。

芯地については皆さんなかなか知る機会がないものなのでしっかりと聞き入っておられました。

 

芯地の種類とどのようにして芯地を見分けるのか?どういうアイテムに適しているのか?どんな芯地がおススメか?などなどよりリアルな物作りに寄り添った内容になりました。

最後にミシンの設定についてのお話もしました、生地に対してどういった糸やテンションの設定がいいのか、正直ここは非常に大事だと思います。

これまでの素材の知識を合わせてより良いものがつくっていけたらと思います。

 

そして、初めての試みであった、カットソー講習ですね。

私はこの時スペシャルジャケットのほうの補佐にまわっておりましたので、講義がどのような様子かはちゃんと見れなかったのですが、隣でチラッと見る様子ですと雰囲気は良かったとおもいます。

 

特に袖下の作図の説明の時

うちでは通称Vカットと呼ばれる作図の方法がすごく好評だったようです。

今回はそのVカットを適用したものとそうでないものの実物を縫製していましたので、皆さんに最後に着比べてもらって脇線の上り方の違いなどを体験して頂き、その違いを確認してより納得されていったようです。

皆さんから「袖があげやすい」「生地が引っ張られない」との意見を頂きました。

そもそものバストサイズ寸法等の設定をカットソー用にする時の工夫など、布帛の時とはまた違う作図のやり方などもみなさんにとっては新鮮で興味を引くものがあったようです。

 

 

そしてスペシャルジャケットも3回目、今回は身頃のくせとりと縫製、見返しまでいきました。

今回、後ろ身頃のくせとりに皆さんは苦戦したようで、何度も挑戦し理解につとめるよう頑張っておられました。

まあ細かいポイントが沢山ありましたしね、やらないと覚えていかないとおもいます。

 

でもやはりこれがあるとないとでは、仕上がりが格段に違います。

そして、身頃が繋がったら見返しです。

見返しは本体の衿がしっかり返るように、ゆとりをいれながら立体をつくりつつ、しつけをしていきます.

 

 

 

そして前端をふつうにしつけて今回は終わりです。

皆さんにはポケットの宿題がでましたので、各自縫ってきていただきますようにお願いしますね。

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サンプルとか作ってます…

どうも K です。( ´_ゝ`)

 

いやーやはり夏といえば急な豪雨ですけど、ここ最近はスコールのように一瞬で降り、それが止んで天気になったかと思うとまた降り出すという、なんとも困る降り方をしてくれるものです。

早く夏を味わいたいですね!(夏好き)

 

さて、現在私たちは今週の講習の準備等で忙しくしております。

講習だけなら毎度のことなので慣れたものですが、急遽高校からテスト制作の話をされ、その問題も作ることになり、輪をかけてバタバタしております。

高校生たちは来週あたりに沖縄へ修学旅行ですので、無事に楽しんできてねーと思うと同時に…とてもうらやましいです!(笑)沖縄料理おいしいですよね…

 

皆さん、旅行から帰ったらテストですよ(ニッコリ)

 

さて、今週の講習は先日予告しましたラインナップになるのですが、

今回初めてになるカットソーの講習が無事に満員となりました。

初めての試みの講習でしたが、日ごろから皆さんカットソーに対する関心の高さが伺えました。

そして現在、縫製の違いなどで説明する為のサンプルを縫製しております。

一部縫製手順を載せてみようかとおもいます。

 

①裁断

生地が動くので、裁断後ひとまわり小さいなんてことがないように、生地に負荷のかからない平らなところをお勧めします。

②肩線をスピンテープを入れて縫製します。

後ろ高でステッチを入れてます。

③袖山を縫製後、袖下一気縫い

ポケットを付ける場合はこの工程の前にたたきつけます。

④袖のリブを筒にし、本体の袖と縫いあわせる。

伸ばしつけをします。(以下⑤も同じ)

⑤二つ折りにした裾リブを縫いつける

⑥前端にファスナーをとりつける

今回は務歯隠しの仕様ですので、端をロックしたあと、出来あがりの折線をつけ、ファスナーを地縫いで仮止めします。

⑦フードを左右のパーツを縫い合わせてステッチをかけ、三つ折ステッチにて始末する

紐通し穴は三つ折の前に入れておきましょう。

⑧フードを本体に縫いつける。

今回の縫い代は単純なロック仕様です。ファスナーを巻き込んで縫うタイプです。

⑨前端の務歯隠しをステッチで止めて完成

とまあ、縫製の参考までなので単純な仕様にしてありますが、それでもさほど時間のかかるアイテムでもありませんでした、慣れてる方ならトータルで5時間はきると思います。

気をつけるべきところは沢山ありますが、それはまた講習にてお伝えするとおもいます。

難しいと感じたのは、個人的にやっぱりファスナーですかね…

左右の位置をずれないようにするのが難しいです(今回もずれました。)

 

けど今回の講習でコツを聞いて是非作ってほしい作品です!

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6月講習予告

どうも K です。( ´_ゝ`)

 

とうとう梅雨入りしましたね。

今年の梅雨は長引きそうとの事ですが、前年のようなゲリラ豪雨とかが続くのは勘弁して欲しいところですね。

 

 

さてさて、本日は今月行われます講習の予告になります。

今週はまず前回の続きで2回目になる芯地講習になります。一回目は糸のことや基本的な生地のことをお話したと思いますが、二回目は引き続き生地のことと、芯地がメインになってきます。

どういった生地がどういうアイテムに使われるのか。その生地に対してどういった芯地を選定すればいいのか?

また、芯地はどういったところに貼るべきか、貼り方は?などなど

なかなか市場の教科書とかには載っていないようなことを講義すると思いますので、お楽しみに!

 

 

そしてそして、今回は久々のトレンド講習があります!

しかも今回はカットソーです。アイテムは皆さんも一度は着た事があるのではないでしょうか?

レディスパーカです!

今回のこの生地は裏毛のごく一般的なの物です。仕様も担当の講師が色々と研究してすっきり縫いやすい仕様を考えてあります。

 

カットソーは生地が伸びる生地で縫製されているので、布帛とは違ったところに色々と気を使わないといけません、そういった考え方や、具体的にどうやって縫うのか?

それが分かっていないと失敗する恐れがあります。

(ニットをご自分で縫った方なら分かると思います。私も縫い代がびろびろになった苦い思い出があります。)

その辺の問題も提示しつつ、色々な縫い方の紹介も出来ると思いますので楽しみにしててください。

 

因みにこの講習は募集を開始してまもなくほぼ満員になりました!ありがとうございます!

 

 

そして、スペシャルジャケットですね。

前回袖はあらかた終わり、とうとう身頃にはいりましたね!

今回は表身頃の完成と肩パットまでいけたらなと思います。ので肩パッドを忘れずに持ってきてください。

身頃の裏地は各自でもう縫ってきていただいて構いません、但し肩線と見返しは縫い合わせないで下さい。

では、21日宜しくお願い致します!

 

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高校での取り組みの様子(ジャケット)

どうも K です。( ´_ゝ`)

 

六月の梅雨の季節ですね。七月並みの暑さも雨が降ることでましになってくれるといいのですが…雨が降ると洗濯物が片付かないので困ってしまいますのでどちらが良いともいえませんなぁ…ギギギ…( ̄皿 ̄;;

 

さて本日は現在オペラの活動の一つの高校での出張講義の様子をお伝えしようかとおもいます。

去年のファッションショーから半年と少しが経ちました。

彼らも無事に2年へ全員進学することができ、現在は課題ジャケットの制作とショーに向けての自由課題を制作しているところです。

 

正直、ワンピース作った後にジャケットを作ることになると、急にカリキュラムの難易度が上がった気がしますが…3年生には自分でドレスを複数体作ることになるのですから今のタイミングでしかできないんですよね。

ジャケットは奥の深いアイテムですので完成したときの様子も様々だと思います。

今から楽しみではあるのですが、最近皆さんもこの気温と他の行事に気をとられてなかなか集中して授業を受けることができない子もいるようですね。

 

イカンぞぉ…そんな感じではまたファッションショーの直前になって慌ててしまうのですから今から計画的にやってかないといけませんぞ!

 

とまあ、自分の実力を見越してスケジュールを立てて行動するなんてことは、若い彼らにはまだ備わってないスキルですかね、そのうち徐々に要領がつかめてきたら、そのように行動できたらいいのですがね…不思議なことに最初からそうやって行動する子もいるので、皆色々だなあと思います。

作図が得意な子の作図です、しっかり形を捉えてかけてますね!

 

作図ってややこしくて好きじゃないって子が普通かと思いますが、一定数の子は「好き!」といってくれてるんですね、パタンナーになりたいとも、

自分の思う形が作れる基となるからその自由さを愛してるようです。

あとは、私たちの教育のおかげですかね(笑)

製作中の作品、現在型出し中です。

親の目から見てるから甘いのかもしれませんが、なかなかの出来ではないかとおもいます。

ボディが小さいのでうまく着せられてないですが、頑張ってると思います、

この調子で夏休み前までに完成パターンまでひけたらな…と思っております。

 

あとは私たちのほうでも、彼らを奮い立たせるような何かを思案中です。

なにかいいアドヴァイスがあれば、、、是非コメントで教えていただければ幸いです!(笑)

 

 

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生徒さん作品:ブラウス2着

どうも K です。( ´_ゝ`)

季節も初夏ですね。今週は特に夏を感じさせるような気温の日々が続きました。

夏が好きな私としてはありがたいのですが、こう急にこられると戸惑いを覚えますね。

 

さてさて、本日は生徒さんの作品の紹介をしようかと思います。

前身頃にピンタックをとったシャツですね、

このシャツは本校のソーイングセミナーで使っている長袖シャツを使って制作されたのだそうです。

生地が沢山あって、それを消化する為に作ったそうですが、なかなか上手くできていますね

ピンタックは授業では教えてないのですが、自分でアレンジして作ったそうです。ピンタックというよりは小さいプリーツといったほうがいいかもしれませんね。

 

ここでちょっとした豆知識time!

この衿と袖が白になってるシャツのことをクレリックシャツというのですが、このデザインの誕生の由来です。

もともとシャツは白がもっともオーソドックスで、柄物シャツなんてカジュアルすぎて紳士が着るなんてナンセンス!、といわれていたのですが、手入れが大変でした。(まっしろピカピカにしてないとみすぼらしく、みっともないといわれていました)

そして徐々に柄物のシャツもありかなーという風潮に世間が傾いていた時、

「君が柄物シャツを着るのは、ちゃんと洗濯できないからだろ?この貧乏人め!」といわれないために最も汚れる衿とカフス部分を白にしたものが誕生したわけです。

 

そしてそれともう一着

これも作った方は同じです。

同じブラウスからのアレンジです、こちらは前立てと剣ぼろにレースをぬいつけたかわいらしいものですね。

ギャザー袖にアレンジするとはなかなかやりますね!

先ほどのクレリックとは対照的に可愛らしいディテールになりましたね。

 

既存のパターンでも自分でアレンジ展開することで好みのブラウスが作ることができますね。

これからもどんどん作っていってください!

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5月講習報告

どうも K です。( ´_ゝ`)

先々週の終りから風邪をひきまして、今週になってようやくましになってきました。

今年の風邪は喉からきます。そして咳がひたすら出続けますので十分な睡眠が難しくなって疲労困憊になって治りにくい…という負の循環になり直るのに時間がかかります。

私もようやっと眠れるようになって体力が回復してきました!

咳で寝れないとき生徒さんにお勧めされたのは、パイナップルと暖かい飲み物とはちみつと大根と新ブロン液でした、皆さんありがとうございます、皆さんのお陰で早く治りましたよ!

 

とまあ、風邪の話はどうでもよいですね。

 

さて先週は先に予告しておりました芯地講習、パターンメイキング検定試験の模擬試験、そして二回目のスペシャルジャケットセミナーが行われました!

 

午前中に行われました芯地講習、今回いつもより少し人数が少なめでしたが欠席者無く第一回目が始められました。

(まだ何人も受けたい方がいらしゃったのですが、どうも日付が合わなかったようです、残念。また来年までお待ち下さいo(TヘTo))

今回は素材や糸、組織のお話でしたね。

 

毎回この講習を見てて思いますが、本当に自分が学生の時受けたかった内容だなとおもいます。

まあ、学生に限らず企業で働いてた時でも、そうすればもう少しましな製品を作れてたでしょうし、工場に的確な問題指示を出せてたのではないかなあとしみじみ思います。

どういう素材がどういった製品に実際に使われ、どういうものが”良いもの”であるか、

どういった素材や製品にどのような問題が起き、それの解決方法はなにか…

 

この講習は一般の素材知識の羅列ではありません、実際にものづくりをする上で”より良いもの”を作るための手段、知識を得るための講義といっていいでしょう。

その証拠に、講義を受けた後の生徒さんにお話を伺いましたが、「本当にためになった」「弟子入りしたいです」「とても楽しい」といった声をたくさんいただきます

(で、弟子ですか…(。゚ω゚))

ありがとうございます、その声は担当の講師も非常に嬉しく思っております。

ですが皆さん…これで終りじゃないですから、まだあと一回ありますよ!もっと更に楽しんでいってくださいね(笑)

 

そしてパターンメイキング模擬試験です。

もうすぐですからねー試験。皆さんもいよいよ追い込みなのではないでしょうか?

試験を受けた後の質問タイムではグレーディングに不安がある方が多いようで、確かに授業ではやりませんので慣れないということもあるのだと思います。

ですが問題文をしっかり読み、寸法に矛盾が無いように注意して解答していただければ大丈夫かなと思います。

時間に注意し余裕を持って、できれば見直す時間を設けて細かいミスを防ぎましょう。

 

そしてスペシャルジャケットでは袖に引き続き身頃まできましたね。

袖のアイロン操作では、素材によってもなかなか思い道理にならない人もいたようですが、何度も操作してきれいに形ができるとやはり笑顔になりますね。

身頃の縫製、衿の芯貼りまできましたが、芯地もどのようにして貼ればよいか、それが出来上がりにどのように及ぼしているのか、皆さん「なるほど」といった様子で受けておられました。

工程はたくさんありますが、それが出来上がるときれいに仕上がるので、そういう発見が楽しいようですね。

次回も身頃の続きだとおもいますので、袖は皆さん各自で進めておいてください。

では次回も宜しくお願い致します!

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ル・オペラの海外出張講義

どうも K です。( ´_ゝ`)

なんだか暖かくなったのはいいですが、ちょっと蒸し暑くなってきたような気がします。

6月の梅雨の季節が近づいてきている証拠でしょうか?

 

さてさて、今回の更新はなんとオペラの講義を、海外にて行ってくれないか?

という依頼が中国の廈門市(アモイ市)からありまして、大阪の松村代表がGW中に講義に行って来ました!

海外の講義は初めてとなります!ヽ(´∀`)ノワアー


では、依頼を頂きました廈門とはどのようなところでしょうか?


中国の福建省にある市の一つで、中国の五大経済特区にあたる都市です。

地図上で言えば日本から少し南下した位置にあり、台湾の近くの海沿いにあります。

その位置関係から昔から現在にかけて台湾と深い関わりがあります。

沢山の旅客港をもつリゾート地でもあり、港町として発展してきました。

 

 

そんな場所に、講義に行かれた代表の様子のレポートを載せていこうかと思います。

 

参加者: 「企業パタンナー&オーダーショップパタンナー」16名+経営者3名

 

内容  :立体裁断と平面パターンの効率的な活用実務

生産している製品の問題点の解決コーナー

 

1日目

立体裁断で原型を作るがシーチングのアイロンのかけ方や、地の目の見方など基本的な部分の精度が低いので完成した原型もあやふやな物になりがちで、受講生も不満そうでした。

 

2日目

原型を基にしてジャケットの原型を作成する。

この段階で皆さん少しずつ手ごたえを感じている様で、講習の終わる5時を大幅にオーバーして8時までそれぞれのパターンの補正に追われました。

この日の午前中に一人のチーフパタンナーから、「このパターン(オペラのパターン)では綺麗なジャケットは出来ない!」と言う指摘が有りました。

しかし午後になって実際に組立ててみると綺麗なシルエットが出ていたので、驚いてその日はそのパタンナーが自分の部屋で研究したいからと私の使っていたボディーを持ち帰りました。

3日目

午前中にジャケット原型を基にして、テーラードジャケットを作成していく。

その過程でアームホールの向きやダーツの配分方法を指導し、身頃と衿が出来た時点でトワールを作成する。

ほとんどの生徒が綺麗に衿を作れていたのですごく感心していました。この辺りからオペラのパターンへの信頼がかなり強くなっている事を肌で感じていました。

午後からの授業の合間に記念撮影の時間が有ったのですが、例のチーフパタンナー(最初オペラのパターン否定派だった方)の男性が真っ先にツーショットを取りに来たのには驚きました。

その後袖のパターンを作ってトワールを完成させたときにはオペラのパターンの信頼度はマックスになっていました。そのおかげで後の各社製品の問題点や疑問点の質疑応答でも良い反応でこちらの指示した修正意見を前向きに聴いてもらえました。

8時半まで休憩なしで対応し3日間の講習が終わりました。

*講習が終わってからのアンケートでは、5段階の評価で全ての受講生が5を記入してくれたとの報告を頂きました


おお…皆さん大満足の講義となったようですね。ツーショット写真の時にサインも求められたとお聞きしましたが、アイドル状態ですね(笑)

それだけ皆さんが講義内容に満足されたのでしょう。

よりよい物を作ろうとする心に国の違いはありません。

そしてオペラのパターンの良さも国の違いは無かったという証明になりました!

 

さて、そうやって成功を収めた講義ですが、いい事ばかりではなかったようです。

どうやら

 

北京空港で乗り継ぎができず途方にくれるというアクシデントがありましたが、警官に案内してもらい通関の職員にも案内してもらいました、時差が1時間あったので何とか乗り継ぎできました。

 

…ということもあったようで、一人で見知らぬ土地で言葉も通じないとなると本当に不安が沢山ですしね…お疲れ様です。

 

他に代表にとってとても嬉しいこと、勉強になった事もあったようで…

 

ホテル近くの公園で太極拳の練習している人を探して朝から公園を散策し、

武闘太極拳の老師に稽古を付けてもらいました。

…まあ、通われてる生徒の皆さんならわかってもらえると思いますが、すごく楽しそうに稽古してる代表が浮かびます。むしろ目的がこっちなのだろうかと、つい疑ってしまいます(笑)

 

そうして初めての海外講義も色々ありましたが無事に終了、

どうやらこれからもオファーがありそうだという事ですので、もしそうなった時はまた皆さんに本ブログにてお伝えしようかと思います!乞うご期待です!

 

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今月の講習予定!

どうも K です。( ´_ゝ`)

GWも過ぎ、気温も春から初夏を思わせるような過ごしやすい日が続いています。

みなさんはこの大型連休をいかがお過ごしでしたでしょうか?

私は例年道り実家に帰郷して犬と思う存分に遊んでおりました。犬はかわいいですね(しみじみ)

 

さて今月の第三週の日曜日に行われる講習の内容ですが、

皆さんお待ちかねの芯地講習が行われます。

毎回人気ですね!

この”衣服を作る”ということに携わってると必ず迷うことになるのが、生地、芯地の選定です。

勿論、生地を選定する上において、最低限の生地の種類の知識が必要になってきます。

なので生地・芯地の種類を解説しながら、どういったものがどういうアイテムにふさわしいか、どのように芯地を合わせればよいのかなどを、二ヶ月(全2回)にわたって講義をさせていただこうかと思います。

 

既に席の半分以上が埋まっていますので、受講希望の方はお早めに登録していただく事をお奨めします。

ものづくりをする上で確実に必要になってくる知識ですので、非常にためになるとおもいます。

 

それと…迫るPM検定に向けて筆記の模擬試験が行われます。

今回本校で試験を受ける方が非常に多いです。

募集をかけましたところすぐに満席になってしまいましたので、希望していたが受け損なったという方は担当の講師にご相談下さい。

もう試験日の6月6日も差し迫ってきておりますしね、そろそろ気合入れて追い込みかけていくところですね。

 

同じ時間帯でスペシャルジャケットセミナーも行われます。

受講されてる方々は、裁断がまだのところや、前回の授業の衿の部分の完成、袖のくせとりの工程までしっかり終わらせてくるようにしましょう。

授業時間や金曜日の自主時間を上手く活用するようにお願いします。

不明点は講師にお聞き下さい(⌒_⌒)

 

 

 

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生徒さん作品:喪服ドレス

どうも K です。( ´_ゝ`)

 

やっと春がキターって感じの気候になってまいりました!

コレを長く待ち望んでおりました…あたたかいです。

そうして、さすがにもうセーターを着ることも無いなーと思って先日クリーニング屋さんに出しにいくと、仕上がりが5月下旬…もうしばらく着ないからいいんですけど、めちゃくちゃ混んでますね!

皆考えることは同じなんですね…。

 

お知らせですが、東京校オペラは4月29日~5月6日までGW休みとさせて頂きます。

生徒の方々は、登校日をお間違えないようにお願い致しますね。

 

さて、本日は生徒さんの作品の紹介をしようかとおもいます。

今回の作品はワンピース型の喪服を作るという事でシンプルなデザインと仕立てで作られるという事でした。

デザインとパターンは前の先生の引継ぎを受けまして、私は主に縫製とパターンの修正を見させて頂きました。

裁断です。ワンピースの大きさに対して裁断スペースが狭いのでなかなか大変ですね。

シンプルな作りなので縫製するところも最低限ですね。

身頃の切り替え後、脇線を縫って後ろもファスナーあき部分以外縫っておきます。

その後袖もつけます。

なんだか袖だけ色が変ですけど同じものです!(笑)

生地にはうっすら模様があるのですが、これで分かりやすいかと思います。

表地

裏地(ファスナーつき)

裏地は身頃部分だけつけて、アームホールでまとめてパイピング処理です。

ファスナーもつけておきます。

完成!

おつかれさまでした。

あまり使うことは無くても、いざ無いと困るのが喪服というものです、こうやってパッとつくれたら慌てなくてすみますね。

 

ではみなさん、よいGWをお過ごしください。

 

 

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