プロフィール
東京のアトリエ講師のこだわりや、物作りの様子をお知らせします。ファッションの情報やイベント告知も行います。
2011年4月までの旧パタンナーズライフは*こちら*
カレンダー
-
最近の投稿
最近のコメント
- 新学期に向けてミシンのメンテナンス に ぴょこたん より
- ふわっとしたヨーク切替シャツ に toukyou-opera より
- ふわっとしたヨーク切替シャツ に あやこ より
- キャンバストートBAG作りました に toukyou-opera より
- キャンバストートBAG作りました に オオヤ より
カテゴリー
月別アーカイブ
- 2024年11月 (1)
- 2024年10月 (2)
- 2024年9月 (2)
- 2024年8月 (2)
- 2024年7月 (2)
- 2024年6月 (2)
- 2024年5月 (2)
- 2024年4月 (2)
- 2024年3月 (2)
- 2024年2月 (2)
- 2024年1月 (3)
- 2023年12月 (3)
- 2023年11月 (3)
- 2023年10月 (3)
- 2023年9月 (3)
- 2023年8月 (3)
- 2023年7月 (4)
- 2023年6月 (2)
- 2023年5月 (3)
- 2023年4月 (3)
- 2023年3月 (3)
- 2023年2月 (3)
- 2023年1月 (2)
- 2022年12月 (3)
- 2022年11月 (3)
- 2022年10月 (4)
- 2022年9月 (3)
- 2022年8月 (3)
- 2022年7月 (3)
- 2022年6月 (3)
- 2022年5月 (3)
- 2022年4月 (3)
- 2022年3月 (3)
- 2022年2月 (3)
- 2022年1月 (3)
- 2021年12月 (3)
- 2021年11月 (3)
- 2021年10月 (3)
- 2021年9月 (2)
- 2021年8月 (3)
- 2021年7月 (3)
- 2021年6月 (3)
- 2021年5月 (3)
- 2021年4月 (3)
- 2021年3月 (3)
- 2021年2月 (3)
- 2021年1月 (3)
- 2020年12月 (3)
- 2020年11月 (3)
- 2020年10月 (3)
- 2020年9月 (3)
- 2020年8月 (3)
- 2020年7月 (3)
- 2020年6月 (3)
- 2020年5月 (3)
- 2020年4月 (5)
- 2020年3月 (3)
- 2020年2月 (3)
- 2020年1月 (3)
- 2019年12月 (3)
- 2019年11月 (3)
- 2019年10月 (3)
- 2019年9月 (3)
- 2019年8月 (2)
- 2019年7月 (3)
- 2019年6月 (3)
- 2019年5月 (3)
- 2019年4月 (3)
- 2019年3月 (3)
- 2019年2月 (3)
- 2019年1月 (3)
- 2018年12月 (3)
- 2018年11月 (3)
- 2018年10月 (3)
- 2018年9月 (3)
- 2018年8月 (3)
- 2018年7月 (3)
- 2018年6月 (4)
- 2018年5月 (3)
- 2018年4月 (3)
- 2018年3月 (4)
- 2018年2月 (2)
- 2018年1月 (3)
- 2017年12月 (3)
- 2017年11月 (3)
- 2017年10月 (3)
- 2017年9月 (2)
- 2017年8月 (3)
- 2017年7月 (3)
- 2017年6月 (4)
- 2017年5月 (2)
- 2017年4月 (3)
- 2017年3月 (4)
- 2017年2月 (2)
- 2017年1月 (3)
- 2016年12月 (3)
- 2016年11月 (3)
- 2016年10月 (3)
- 2016年9月 (3)
- 2016年8月 (3)
- 2016年7月 (4)
- 2016年6月 (3)
- 2016年5月 (3)
- 2016年4月 (3)
- 2016年3月 (3)
- 2016年2月 (3)
- 2016年1月 (3)
- 2015年12月 (3)
- 2015年11月 (3)
- 2015年10月 (3)
- 2015年9月 (3)
- 2015年8月 (4)
- 2015年7月 (3)
- 2015年6月 (3)
- 2015年5月 (4)
- 2015年4月 (3)
- 2015年3月 (4)
- 2015年2月 (3)
- 2015年1月 (4)
- 2014年12月 (3)
- 2014年11月 (3)
- 2014年10月 (3)
- 2014年9月 (2)
- 2014年8月 (4)
- 2014年7月 (3)
- 2014年6月 (2)
- 2014年5月 (2)
- 2014年4月 (3)
- 2014年3月 (3)
- 2014年2月 (5)
- 2014年1月 (3)
- 2013年12月 (2)
- 2013年11月 (2)
- 2013年10月 (3)
- 2013年9月 (2)
- 2013年8月 (3)
- 2013年7月 (3)
- 2013年6月 (3)
- 2013年5月 (3)
- 2013年4月 (3)
- 2013年3月 (3)
- 2013年2月 (4)
- 2013年1月 (3)
- 2012年12月 (3)
- 2012年11月 (3)
- 2012年10月 (3)
- 2012年9月 (2)
- 2012年8月 (3)
- 2012年7月 (3)
- 2012年6月 (5)
- 2012年5月 (3)
- 2012年4月 (3)
- 2012年3月 (4)
- 2012年2月 (3)
- 2012年1月 (4)
- 2011年12月 (3)
- 2011年11月 (2)
- 2011年10月 (3)
- 2011年9月 (3)
- 2011年8月 (1)
- 2011年7月 (2)
- 2011年6月 (2)
- 2011年5月 (1)
ブログ内検索
META
TOP »
toukyou-opera – パタンナーズライフ
作成者別アーカイブ: toukyou-opera
裏無しベンツ袋縫い
やっと涼しくなってきましたね・・
暑かったので一気に寒くなるこの季節は温度管理に気を付けましょう。
なんか温度の管理って年中言ってる気がしますね・・
そういえばこの前雨が降った日に電車にのっていて、最近窓が開きっぱなしになっているので電車が止まった瞬間窓から雨が大量に入ってきました。危うくびしょびしょになるところでした・・皆さんも雨が降った時の電車は気を付けて下さい・・・
講習の受付も始まりました!まだ空いている座席はございますが、今後どう動くかは予想がつきません
10月期の講習は12日(月)からの開始になりますので、入学をお考えの方はお早目にご連絡ください
さて前回も紹介しましたが、アロハシャツの講習の様子をもう一度↓
パターンから縫製の様子まで解説しているので、ちょっと長いですが見てみて下さい
普段の講習に近いものがあるので、入学を考えている方も是非見て下さいね
最近編集の腕も少しづつ上げてより分かり易く頑張っております
では・・・前回ベンツの部分縫いをやりましたが、パイピング始末ということで「めんどくさい!」っていう人もいるかと思います
今回はこれ↑
すごく簡単なベンツです。
簡単すぎて、ちょっと気になるところは所々ありますが
では
パターンはこれ↑です。
裾の部分で要らない生地はくり抜いているくらいで他は簡単です。
後ろ中心の縫代は袋縫いになるので仕上がりは綺麗ですね。
裏なしの中では一番簡単なベンツかもしれないです。
まずベンツ端に三つ折りステッチをかけます。右の裾角部分は縫代厚み軽減のためカットしています。途中から2つ折りになってます。
後ろ中心を外表にして0.5cで縫います。切り込みをいれてひっくり返して・・・
後ろ中心をベンツ明き止まりまで縫います。とっても簡単です。
↑こんな状態です。
貫通のベンツおさえステッチを入れて・・
裾三つ折りで完成です・・・ めちゃくちゃ簡単!!
なのでちょっと小技を少し。裾の角で三つ折りを2回繰り返す場所が出来てしまうので、こういう時は「斜めに折る」です。
こうすると縫代の厚みが分散されるので、厚物のときなんかは有効な手です。
出来あがり!
すごく簡単なやり方ですが・・・
厚地の生地には三つ折り2回があるのであんまり向いていません。
三つ折りを袋縫いするところもあるので・・・
薄手生地で使うベンツですね でもほんとに簡単なので是非試してみてくださいね!
ではまた!
特別講習『メンズアロハシャツ』
みなさま、こんにちは。
先日、行ったメンズアロハシャツ講習の様子をお届けしようと思います!
その前に、体験セミナーのご案内です↓
日時 : 9月13日(日) 午前の部 : 10:00~12:00 午後の部 : 13:00~15:00
※電話予約制(少人数での教室ですので、お早めにご予約下さい)
・各種セミナーの案内
・パターン作図体験
・ソーイング体験
以上を予定しております。各種セミナーの案内後に
パターン作図では、簡単なヨークスカートの展開、トワル組み、着せ付けまでを体験していただきます。
ソーイングでは簡単なブックカバーの縫製を体験して頂きます。
電話予約先、お問合せ先、LE・OPERA東京校 03-5473-1519
今回の特別講習はメンズのアロハシャツです
当日はパターンの作図、縫製の解説をしている様子を動画撮影していました!
いつもとは違う空気感で、普段ならしないようなミスもちょっとだけありましたね(^▽^;)笑
講習の様子はコチラです↓
まずはパターンの作図です。
今回は初心者の方も対象に行ったので、まだ課題でレディスでもトップスにいってない人は大丈夫かな~?
という心配もありましたが、分からない所は質問されて解決しながら進んでいったので安心しました(^^)/
パターンだけでは理解しにくい部分はトワルを使って解説です!
百聞は一見に如かず
みなさん、うなずいておられました!
最後は縫製の説明です。
生地が綿素材からポリエステル、レーヨンに変わったらどうなるか・・・
縫製も初心者の方でも簡単に縫える仕様を考えて手順を説明しました。
こだわる部分は、こだわって。のカッコいいアロハシャツが出来ました(^^)/
私自身、アロハシャツに興味はあったものの、お気にの柄がなかなか見つからず、着用したことすらございませんでした(-_-;)
この講習を機に、自分でも一度作ってみようと思います!!!
ご清聴、ありがとうございました。
カテゴリー: 「ル・オペラ」 スクール紹介動画, 動画
コメントをどうぞ
裏無しベンツパイピング始末
暑くてマスクはなかなか体力奪われますね…
ちなみに布マスクの方が汗をかいてもびちゃびちゃにならないのでオススメです 以前にパターンものせてるので、作成してみてくださいね。http://www.leopera.com/pl/?p=9637
さて、今年はコロナウィルスの影響で全体的に日程がずれ込みましたので、9/13日(日)に体験セミナーを開催致します!
除菌や換気は十分に行い、少人数での開催になります。ご予約が必要になるので東京校にお電話頂ければと思います
ご予約のお電話→ 東京校 03-5473-1519
前回の様子はコチラhttp://www.leopera.com/md/?p=5869
ではでは・・
裏無しのコートの仕様を調べていた時、最近ちょっと気になっていたディティールの部分縫いを少し。
結果はコチラ↑です ベンツのパイピング始末ですね。
凄く簡単に縫えるのでオススメの仕様です。ちょっとパターンの方が複雑ですが・・・その分縫製はラクに出来ます
ちょっと複雑なパターンです。裏に芯を貼っています。
後ろ中心を縫って・・
パイピングで始末します。カーブさせているのがポイントです。キレイに仕上げたい場合はアイロンで形をつくっておいた方がいいでしょう。
そのあと後ろ中心を一気にパイピングします。
カーブしているおかげでとてもキレイにあがりました これだとパイピングを折らなくても済みますし、すごくラク・・・
あとは端にステッチをして
裾を三つ折りするだけです。(中の縫い代はカットしています)
このあたりの三つ折りの角縫い代を薄くする方法を今度やろうかな。
ベンツのおさえstを入れて完成です
とっても簡単ですが、見た目もキレイでオススメです。
カーブのラインをもう少しゆるくしたり色々試してみて下さいね
ベンツ別バージョンも考えています。ではまた!
2020年パターンメーキング検定2級②
暑くなりましたね
一気に夏です。マスクした状態ですので、熱中症と脱水には十分に気を付けましょう
さて前回に続き2020年PM検定試験2級の2つ目のジャケットです!
2級の4面体ジャケットの作図動画です。
デザイン等は違いますが基本的な作図の流れは大体同じなので参考までに↓
2型目の今年のデザイン画はコチラです↓
4面体のジャケットです。
衿はショールカラーで2つボタンです。フラップの形が変わっています
これも3cm程着丈が短い方が見た目のバランスも良いですが・・・袖丈とのバランスが取りにくいので気を付けて下さい!
参考寸法です↓
着丈 = 61cm
肩幅 = 38cm
バスト = 94cm
ウエスト = 80cm
裾周り = 101.3cm
袖丈 = 58cm
袖幅 = 31.7cm
袖口 = 24cm
袖山 = 16.4cm
袖山はやや高めに設定しています。袖巾も少し細めです。もう少し太い方がやりやすいかもしれません。イセは十分に入れてふくらみのある袖にしましょう(シワにならないように注意して下さいね)
ボディは10missです。
※3面体同様キプリス9ARが用意されていた場合は肩幅を少し出しておいた方が良いでしょう。
パターンはコチラです↓
ウエストダーツは、後中心1cm、後ろの切替4.2cm、脇で1.7cm、前のダーツで1.9cmです。
かなり絞った形にしてバランスが取りにくいかもしれませんので、あくまで参考に
サイドネックは4mm削り、後ろの肩イセは6mmです。
3面体同様、衿ぐり8mm(約3度)程逃がして、バストダーツで7度たたみ計10度程たたみました。ここは試験用に3、4面体を統一しておいて、AHの寸法、袖山の形状を安定させておいた方がいいでしょう。
衿が大きくラインが結構難しいので、ある程度のラインを決めておいたほうがいいでしょう。
衿腰2.7cm、衿幅4.2cm、衿の開きは21度くらいです。
3面体と同じくらいに設定しておきましょう。
ボタンは21mmです。
第一ボタンの位置はバストラインから9.5cm下くらいに設定して、
ボタン間隔は9.5cmで第二ボタン位置にしました。
特に第一ボタンの位置は外さないように覚えておきましょう。やり直しにならないように・・・
袖は上記イセ分量を配分しています。
少し高めの設定でイセの量が多く難しいので、袖の厚みが無くならないように気を付けましょう(ぺったんこにしないように)
袖下最低20分くらい(理想は10分)で引けないと時間がありませんので迷わないように・・
明きのボタンは18mmにで3面体共通です。
完成トワルです↓
ほんとに時間がタイトなので最初は丁寧にして、そこから少しずつ早くできるように何度も練習です。迷ってる暇はほんとにないです。アイロン台も場合によっては取り合いになるので・・・
外袖の切替くらいはくせとりしたほうがいいかなと思いますが、時間配分を考えて作業をするようにして下さい。
完成パターンです↓
記号は忘れず記入を!
内袖は反転して。これだけでも時間とられたりします・・
工業用パターンです↓
試験には関係ありませんが、参考に。
以上でございます
今年はコロナで開催時期が試験が1日で学科と実技でまとめられているため、集中力が問題になりそうです。
前日に徹夜とかしないでくださいね
寸法だけ覚えてもどうなるものでもありませんので必ず、迷わずできるようになるまで練習して下さい。
それではまた!
ご清聴、ありがとうございました。
カテゴリー: パターンメーキング検定関連
コメントをどうぞ
2020年パターンメーキング検定2級①
みなさま、こんにちは。
ようやく梅雨明け!?のようで、パターン用紙しっとり問題や、シーチングの縮み問題等、解消されると思いますので頑張って練習して下さい(^^)/笑
2020年PM検定試験2級の1つ目のジャケットです!
その前に、去年の2級の3面体ジャケットの作図動画です。
デザイン等は違いますが基本的な作図の流れは大体同じなので参考までに↓
では、2020年PM検定2級1つ目参ります!
今年のデザイン画はコチラです↓
3面体のジャケットです。
衿はピークドラペルで2つボタンになります。
ボタン、丈、衿とベーシックな形に見えますが、バランスの取り方が難しかったです。
第一ボタンの位置は命取りになります!笑
私も何度か修正したので、ここは確実に決めておきたい箇所です!
袖丈と着丈のバランスは2cm程着丈が短い方が見た目のバランスも良いですが、デザイン画に忠実に作図すると59cmになりました。
その他の寸法です↓
着丈 = 59cm
肩幅 = 38cm
バスト = 94cm
ウエスト = 81.2cm
裾周り = 103cm
袖丈 = 58cm
袖幅 = 32.4cm
袖口 = 24cm
袖山 = 16cm
今回使用したボディは10missです。
会場によってボディは異なりますので注意して下さい。
※キプリス9ARが用意されていた場合は肩幅を少し出しておいた方が良いでしょう。
パターンはコチラです↓
ウエストダーツは、後中心1cm、後ろの切替4.4cm、脇で1.8cm、前のダーツで1.4cmです。
こちらも参考の寸法になるので自分の数字を見つけて下さい(^^)/
サイドネックは4mm削り、後ろの肩イセは6mmです。
衿ぐりには8mm(約3度)程度逃がしています。
前展開の際には7度たたんでいるので計10度程たたみました。
衿腰2.5cm、衿幅4.3cm、衿の開きは22度くらいです。
ボタンは21mmです。
第一ボタンの位置はバストラインから5cm下くらいに設定しています!(^^)!
ボタン間隔は12cmで第二ボタン位置にしました。
この辺の数字は自分で決めて覚えておくと試験当日もスムーズに作図できると思います!
袖は上記イセ分量を配分しています。
毎回、同コメントになりますが、イセが多いのでピン打ちの練習は必須です!
たくさん練習して下さい(^_-)-☆
袖下です。
2枚袖の作図は迷わないようにパターンを何度も引いて、頭に叩き込んで挑んで下さい!
あ、本番は焦らないように落ち着いて引いて下さいね。笑
明きのボタンは18mmにしています。
トワルになります↓
シーチングへの写し、裁断、ピン打ち、目安の時間は1時間です。
袖口のボタン付けるの忘れた~!ポケットフラップ作るの忘れてた~!という人が過去にいたので、お忘れないようにお願いします(^▽^;)笑
完成パターンです↓
名称・地の目・CB・CF・イセマーク・見返し線・ボタン・合印・わのマーク・必要と思われる記号は忘れず記入しましょう!
内袖は反転しての提出です。気を付けましょう。
工業用パターンです↓
2級試験では縫代は必要ありませんが参考までに。
以上、2級の1型目(3面体)でした!
たくさんトワルを組んで、自分の数字を決めて本番に挑んで下さい!
そしてとにかく落ち着いて作図。落ち着いてトワル組み。を心がけて下さい(^▽^)
では、また2級②(4面体)のご案内で会いましょう(*^_^*)
ご清聴、ありがとうございました。
カテゴリー: パターンメーキング検定関連, O岩
コメントをどうぞ
Tシャツ失敗➁
梅雨がなかなかあけないですね
洗濯は面倒ですし、電車で濡れるし、もうそろそろあけて欲しいですね、、
さてそろそろ生徒さんは動画を一通りみてもらえたでしょうか?電車で見るには凄くいい時間なので少しづつ毎日みて頂きたいです
ではでは、見るのもつらいですが、失敗から、、、
前回のこれですね、、
調べてみた所、この生地実はウールが入っていて、少し弱い生地でした。(購入の際に綿100ってなってましたが怪しいなあと思いながら買ってしまいました
そのため、「細いロックの幅だと、噛んでいる糸の本数が少なく、引っ張ったら生地の糸がほつれる」という現象が起きていました・・
試し縫いはしましたが、横に引っ張るのは忘れていましたね、、、
これからは、弱い生地を扱う時は要注意します、、
気を取り直してもう一度
対策は「ロックの幅を増やす」「運針数を多くする」で対応出来ました。
で、出来上がりです。
ボディに着せるとこんな感じです。
衿ぐり周りはフィット感を出す事ができましたし、ビロビロになっていないので成功です。
調べた所、もともとのTシャツは全く伸ばして付けられていなかったです そらスタンドカラーみたいになるわ、、、
あとは、袖口と裾ですが、太幅(45mm)の始末にしたおかげで少し固くなりました。
縫代の幅を太く設定すると、「重さ、貼り」が出るので少し「丸く」仕上げる事が出来ます。
結構大事でスカートの裾とかコートの裾が1cmしか縫代が無いとヒラヒラと「軽く」仕上がってしまって「丸い立体的」が出ません。
縫代の幅で違いを出す事も出来るのでいろんな服で試してみて下さい
↓ちなみにパターンはこんな感じでした。
お高い海外のブランドのTシャツは袖山高めにする傾向がある気がします。袖口のハネが気になるんでしょうね・・・
これから暑くなってくると思うので、何枚か作ってみようかな・・
ではまた!
ゴムの戻り率➂ Tシャツ失敗①
こんにちは
コロナの感染者が増して、不安な状況が続きますね・・出来る事は限られていますが、毎日の手洗いうがい、室内の換気、衛生面ももう一度気を引き締めて行おうと思います。
引き続き動画推しです
家にいる状況が多くなっているので、動画で皆さん復習される方が非常に多く、すこしずつですが生徒さんの理解度が上がってきているなと感じます。理解度が増せばそれだけ作る事のできる服も増えるので、いろんなものを作ってくれる事を期待しています
では。
ゴム戻り率のまとめです。
前回の結果は↓
①厚い生地は戻りにくいけど縫い易い。→ステッチを減らして戻り易くする。
➁薄い生地は戻り易いけど縫いズレしやすい。→伸び率の減らして、あまり引っ張らないで済む長さに変える。
結論としては「縫わないと分からない」です まあ分かってはいますが、生地によって戻る固さや、縫製のしやすさは変わりますので、それぞれに合ったパターンにしましょうという事です。これは3Dでも縫製のし易さまでは分からないと思うので、、縫った方がいいでしょうね。
こんな事もやってみました。
A「先にゴムの下端縫代をくるんで縫う」というやり方です。
実際に某アウトドアウェアでは良く見るやり方で、ゴムの位置を気にして縫わなくていい(ゴムを入れながら縫うと横にズレやすい)のですが、以前から「難しくないか?」と思っていたのでやってみました。
うん。やり難くてしょうがないです 縫代が引っ張られるので横にずれて凄く縫い難い・・・
Bもう一つの「ゴムを入れながら縫う」の方が圧倒的に縫い易かったです・・こっちの方が主流ですね
ゴムが噛まないように奥の端に合わせながらになるのでこれでも難しいですけどね・・
ゴムの伸び率が低ければ(長ければ)難易度はぐっと下がってAの方がやりやすそうなので使いどころといった感じですね(あと設備とか整っていればやりやすいのかな?)
ただし、、、Aはステッチが1本増えて、固い生地だと戻らなくなるので注意が必要です・・・デザインだからといってステッチを増やすのはちょっと考えものです・・
まあ、ここまで予想して最初からパターンを引くのは難しいかと・・やっぱり縫わないと分からないですね。
以上ゴムを使用する場合は、ゴムの伸び率、生地、ステッチの本数、縫製のし易さ。これら全てをマッチさせないと難しいというお話でした
と今回縫わないと分からないをもう一つ・・
「Tシャツ失敗しました」
です
以前にプリントが気にいって購入した某ブランドのTシャツでどうしても気になるなあ・・というものがあって、、
新品だったのですが、衿ぐりがビロビロです・・高級ブランドなんですが、、みんな気にならないんですかね?
やりたかったのはもう1つ。袖口の折り返しの幅太!です。ここまで太いのはなかなかないので、一度やってみたいと思いました(縫代が太いことで裾や袖口にどう影響するかが見たかったのです。
・・・で出来た!・・・・・
と思ったら・・・・・あれ?
あ
あ!
ああ!・・・という失敗を、、、これは縫製でミスをしたわけではない事だけは伝えておきます ただ、試し縫いで確認怠ったせいなので、反省です・・
失敗です・・次回この失敗をちょっと説明しようと思います。
ロックの幅が・・・
ゴムの戻り率➁
こんにちは
雨が続きましたが、間に晴れて洗濯日和。1回の量が物凄くて大仕事になりますね
因みに、カジュアルシャツは、衿、前立て、カフスだけ干す前にパンっと形を整える派ですw
学校は新規の方も少し慣れてこられた感じです。
「自粛生活中にミシンを買って作ってみたら面白くて、本格的にやってみようかと思って」という方もいらっしゃいました。ミシンをせっかく買ったのであれば色々出来る事はありますし、型紙を作って自由に服が作れるようになりたい!っていう方は多いです。
好きな形が作りたいのであればパターンが引けないといけません。そのためにはやはりしっかりした理論を「理解」するべきだと思います。
そうですw動画の事ですね。「理解」するためには、何度も「考える」事が必要です。考え続けると「ハっ」と急に理解出来たりします。個人的にはこれが一番面白いと思っていますがw
動画システムならいつでも見直して「考える」事が出来るのでとても「理解」出来ると思います。
趣味の方もプロの方も必ず満足してもらえると思いますので是非
ではでは、前回またマニアックな事をしていましたが、引き続き・・
こういう細かい研究がとっても大事。生地とゴムとパターンの関係をしっかり把握しておくことで出来上がりに差を付ける事が出来るはずです。
↑前回はシーチングでステッチを入れるとゴムが伸びて結果の寸法が大きくなってしまう。という事を試してみました。
今回は生地を変えるとどうなるか見てみましょう。
固く厚い生地でキャンバスと、薄い生地でほぼローンに近いブロードです。
薄い生地から見てみましょう。
ステッチ無しの方はシーチングに比べるとそこまで難易度が変わらなかったですが、ステッチありの方が凄く難しかったです・・
理由が生地が縫っている時にズレてきて最後に余ってシワになってしまう。というものです。これは伸び率が高い(たくさん引っ張らないとダメ)場合に難しくなります。薄い素材の場合は余り引っ張らなくて済むくらいに設定しておかないと難しそうです
↑最後の端の生地がちょっとかんでしまっています
戻りはどうでしょうか?
見た目はシーチングと変わりありません。
ステッチを入れた方と比べてもほぼ寸法的に変わりありませんでした。
一定の固さを超えるとゴムが戻らなくなるのでは。と予想できます。これくらいの生地を固さの差だとほとんど変化はありませんね。
では今度は固い生地です。
まずやらないですけどねwキャンバスにゴムです。昔のワークウェアなら入っているのを見た事あります。
まず見た目のギャザーの出方が大きいですね。
ステッチありと比較します。
↑薄手の方と比較しても相当伸びてしまっているのが分かります。
結果は分かってはいましたがwそれでもここまで伸びるとは思っていませんでした。
ステッチを入れないほうは寸法的には同じでしたが、
↑こんな風に波打つ量が違います。
これでウエストとかの仕様にしてしまったらさぞお腹に刺さって痛いでしょうねw
どうでしょうか?見た目に結構違いが出てきていますし、縫製の難易度も大きく変わってきます。ゴムの伸び率を一定と考えるのではなく、素材に応じたパターンであるべきと思いませんか?
では次回まとめを少しお話して終了です。長くなってスミマセンw
ゴムの戻り率①
こんにちは
いつのまにか梅雨入りしています。雨が降るのはいいんですが、この前電車に乗っていたら、今窓が開いているのでびちゃびちゃになりましたwなんとかして欲しいですw
さて、見学の方も少しづついらっしゃるようになってきまして、街にも少しづつ活気が戻りつつあります。気は引き締めていますが、やはり嬉しく感じますね。
私がこういった中で出来る事は、皆さんには満足してもらえるように服を作る面白さを伝える事だなとホントに思います。
今後も色んな事を企画して楽しんでもらえたらと強く感じました
動画システムですが、生徒さんで「隙間時間に何度も見て、イメージトレーニングしてます」という方がいらっしゃいました
そういった使い方をすれば理解度は格段に上がると思いますし、以前やってみた事を見てみると新しい発見があるかもしれません 実際簡単に思えるスカートでも未だに発見はあります
是非何度も繰り返し見ていい使い方をして下さい
では・・
今回もちょっとマニアック路線ですw
そう、「ゴムの戻り率」です。
服にはよくゴムが入っている事があります。
以前なら「安い服にはゴムが使われている」というイメージでしたが、最近では高級ブランドにも良く使われるようになりました。
そこで、気になっていた事をやってみる事に
それが、「ゴムはどれだけ戻るのか?」です。
「あれ?ゴムの寸法は〇cmなのにその寸法よりかなり大きくなってる?」とゴムを使われる方は経験があると思います。
生地、仕様でどんな変化が起きるか?ゴムをどう扱えばいいか考えてみる事にしました。
ひとまずこれだけやってみました↓
まずは生地の違いとステッチを増やすことでどう変わるかです。
生地は3種類(薄手のブロード、シーチング、帆布)用意して「ウエストゴム」をイメージした仕様にしました。
扱うゴムはかなり固く戻り易い3.5cm幅のものです。
↑ゴムの方は分かり易くするため70%の長さで、かなり伸ばす状態に設定しています。
縫製はかなり難しいですがより差が分かり易いかなと思います。
↑かなり伸ばして引っ張って縫います。
仕様はゴムを後で入れてステッチは入れないタイプ
ゴムを後で入れて貫通のステッチを入れるタイプ
シーチングでまずはどれだけ差が出るか見てみます。
これだけ差が出ました↓
結構出ていますね
数字で見ると、22.5cm→24cm
%でみると、107%です。
貫通のステッチを2本入れるだけで寸法差がこれだけ出ます。
もし64cmのウエストにしたいなと思っても、「よし、ゴムには貫通のステッチを入れておこう」としてしまったら、68.5cmのウエストになってしまった・・・という失敗になるわけです 商品としてはとんでもないです・・・
これは正直大変です。ステッチ2本でゴムの戻る%が変わってしまうのです。
プロは工場さんに「ゴム上がり何cmでお願いします」とパターンに記入しているのをよく見ますが、はたしてそんな簡単に出来るものでしょうか?生地や仕様、縫い方によってはとんでもなく難しくなるんじゃないかなと思います。
という事で次回生地を変えて縫ってみます。マニアックですがどうぞお付き合いをw
衿ぐり角縫い
こんにちは
暑くなりましたね
私はマスク着用しながらだと熱中症になると思ったので、こまめな水分補給と着替えを持ち歩いて、体温調節に例年よりも気を使っています。窓を開けながらクーラーが聞いている施設が多いので、皆さんも体調にはお気をつけください
授業も始まり、皆さんにお会いして一安心しています。カリキュラムの動画システムの反応が本当に良くて作り甲斐があったなあと思います
新しい動画システムに関しての詳しいお話はコチラ↓
http://www.leopera.com/pl/?p=9781
より生徒さんに満足してもらえるように、そしてわざわざ対面で授業をする価値がある授業が出来るよう頑張ります!
では、では、
間に部分縫い作りました。
今回は衿なしの見返し始末についてです。↓コチラです。
衿ぐりのラインはデザイン性が高いのですが、後ろと前のラインの繋がり良くと考えると結構ラインが限定されてしまいます。なので、「サイドネックを角で縫う」というやり方をしてみようと思います。
ボートネックにしたいときに有効な縫製の仕方ですね。
衿ぐりが結構広いものは浮きやすいので、少しイセを入れるとキレイに見せることが出来ます。自分で縫うのであれば、伸び止めを貼るときに少し引っ張って貼るとイセは簡単に入れることが出来ます。お試しあれ
↑引っ張ってシワをつぶすように、アイロンをかけて貼ります。
簡単な身頃を用意しました。
衿ぐりと見返しを先に縫うので縫い代の付け方に注意しましょう。
このあたりはさほど難しくありません。
切込を入れて、、
片側だけ、仕上がりの角まで地縫いで止めました。違いが出るか、検証です。
このやり方でぬうと、裏コバステッチの返し縫いが見えてしまうなと思いました。気になる人は気になるかな?衿ぐりあとでぐるりコバステッチだと問題なさそうです。
縫う時はジャケットの衿付け止まりと同じ縫い方です。ちょっと縫う精度が必要ですね。
反対側は縫い流しタイプで裏コバステッチも入れました。
出来上がりで止めず、縫い流したタイプは切込を入れなければいけませんでした。あとは裏コバステッチが入って縫い代を押さえてしまっているので、中の縫い代をカットできず少し厚く仕上がってしまいました。
表からはさほど分かりませんが、、
片側裏コバステッチを入れているほうが、出来上がりで止めないほうです。
↑ここがやはり少し厚く仕上がってしまいました まあそこまで気にしなくてもいいかもしれませんが、デニムとか厚めの生地を扱う時に結構大事になってくる気がします。
やっぱりこっち↑出来上がりで止めるほうが薄く仕上げられてキレイになりました。
縫製はかなりマニアックなお話でしたが、パターンに関してお伝えしたい事は「縫製の仕様によっては衿ぐりのラインは限定されずに自由に引くことが出来る」です
こういったボートネックのような横に広がっているタイプのものは「どういう仕様にするか?」を考えておいてから衿ぐりのラインを引くようにしましょう
ではまた次回!!