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toukyou-opera の紹介

ル・オペラ スクール紹介動画はコチラ ↓ http://www.youtube.com/watch?v=azziDUpZi9w

ポロシャツ講習②

 

みなさま、こんにちは。O岩です。

 

東京OPERAでは8月・9月とポロシャツの縫製講習を行っております!

ちょうど、9月の講習は前立てからの人が多いのではないでしょうか。

前回の続きになります(^^♪

 

今回は衿付けと前立て、そして袖付けとスリット。

そうです完成までやりますよー(^^)/

 

 

 

 

Ⅴ、前立てを縫い付ける

 

 

前身頃に入れていた印に合わせて前立てをセットします。

前立ては上から下までではなく、上から縫い止まりまで縫います。

前立てが縫い付けれたら印の通り切り込みを入れます。

 

 

 

 

※ここで注意

 

先に全て切り込むと伸びたり裂けてきたりするので切り込むのは途中までにします!

衿が挟み込めるくらいあれば十分です(^◇^)

 

 

 

Ⅵ、衿を付ける

 

前立てを中表にし、その間に衿を挟み込みます。

ここで表衿と裏衿をよく間違えがちなので注意してくださいね♡

画像ではわかりにくいと思うので断面図も用意してみました(^^)


 

 

 

ソーイングの時にもよく言うのですが1度、出来上がった状態にして確認してください!

そうしたら間違える事はないと思います!

 

 

 

このまま衿ぐりをグルっと縫います。

縫えたらロックミシンをかけます↓

 

 

 

 

 

ここまで出来たら切り込み印を全部切ります。

切れたら前立てを表に返してステッチで押さえていきます。

 

 

 

 

裏側はこんな感じ↓

 

 

 

 

切り込んだ時の三角形と持ち出しを縫い付けたら前立ては完成です(^_-)-☆

 

 

 

 

最後に衿の縫い代と身頃を表からステッチでたたいて押さえると衿も完成!!!

 

 

 

 

 

Ⅶ、袖をつける

 

今回は袖下一気縫いになるので先にアームホールと袖山を縫っておきます!

 

 

 

 

次に脇線を縫います。

裾から袖まで一気に縫いますよー!

 

※ここで注意

 

合印を合わせていけば問題ないのですが伸びてしまっている可能性もあるので一度確認!

袖下は縫い代が重なってゴツゴツするので段差を付けてます!

後身頃(B)が下で前身頃(F)が上になるように縫います。

 

 

 

 

 

Ⅷ、スリットを作る

 

事前に前身頃にだけロックをかけます。(スリット開き止まりより2cm程上まで)

 

 

 

 

袖下から前身頃&後身頃を一緒にロックをかけます。

 

 

スリット止まりを越えてすぐくらいに前身頃を避けて、後ろ身頃のみにロックをかけます。

 

 

 

 

 

出来上がったら表側から押さえステッチをかけてスリットも完成!!!

 

 

 

 

 

いやいや、ポロシャツ完成です!!!!!

ボタンはまだ付けてませんが(-_-;)

 

 

 

120cmの子供サイズなので試着は出来ませんでしたが・・・笑

 

2着縫うと次からは楽に縫えると思います(^◇^)

是非是非、たくさん作って来年の夏もエンジョイしてください!

 

 

 

そして!! 現在、パターン検定に続き、スカートの動画を作成中です!

 

 

どうやったら見やすいか、分かり易いかを色々探りながら撮影しています。

 

お楽しみに(^^)/

 

 

ご清聴、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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ポロシャツ講習①

 

みなさま、こんにちは。O岩です。

 

 

現在、東京OPERAで『ポロシャツ講習』行っております。

 

大阪のクリエイティブホリデーでもお馴染みの講習です !

 

今回は‘’おさらい‘’としてポロシャツの縫製手順をお届けしたいと思います(^^)b

2着目、3着目、いっぱい作ってください(^^♪

 

 

生地は自分用ポロシャツを作った時に余ったデニムニットを使いました。

 

 

 

 

ではセッティングから↓

 

 

①針は地糸切れを防ぐ為、ニット用のボールポイントを使います。

 

②糸はレジロンを使います。他の糸に比べて糸自体に伸びが有り強度も高いので生地が伸びた時の糸切れも安心です。

 

③ウーリースピンテープです。ニット用の伸び止めテープみたいな物です。

 

 

ロックミシンのセッティングは4本糸の場合、右端2つ(かがりの部分)をウーリー糸にします。

 

かがりの部分をウーリーにすると生地が伸びた時に戻ってくれます。

全てスパン糸だと生地が伸びた時に切れてしまうので注意しましょう(^^)/

 

 

 

 

 

セッティングが終わったら印付けですが合印はもちろん、前身頃の切り込み位置前立ての縫い止め位置も重要ですので忘れず印しておきましょう↓

 

 

 

 

 

 

Ⅰ、裾を始末します。

 

前・後身頃ともに、先にロックをかけ2つ折りしてステッチです↓

 

 

 

 

 

 

Ⅱ、肩を縫います。

 

前・後身頃を中表に合わせ、ウーリースピンテープも一緒に縫います。

スピンテープは後肩にセットします↓

 

 

 

 

 

 

スピンテープは肩の出来上がり線より5mm程短くカットします。

肩線よりも短くなったテープは軽く引っ張り出来あがり寸法に合わせて縫っていきます。

 

通常はスピンテープをロックミシンに流して一緒に縫っていくのですが少し難しいので今回はこの縫い方にしています↓

 

 

 

 

 

 

肩線の地縫いが出来たらロックをかけて後ろ高に縫い代を倒して後身頃の表側からステッチをかけます↓

 

 

 

 

 

 

ここまで来たら衿や袖などのパーツを先に作っておいてもいいと思います ^^) _旦~~

 

 

 

 

 

Ⅲ、衿を作る

 

表衿・裏衿は大きさが少し違うので『あれ?おかしいな』とならないようにいつも通

り裁ち端を合わせて衿外周りを中縫いします↓

 

 

①衿外周りが縫えたら衿先の縫い代をカットします。

 

②表へ返して衿の形を整えます。この時に襟ぐりの裁ち端が図越だけズレると思いますが、カットせず裁ち端を合わせて下さい。

 

③ズレた裁ち端を合わせた状態で表側からステッチかけたらとりあえず衿は完成です。

 

 

 

 

 

Ⅳ、袖を作る

 

袖下は身頃の脇から一気縫いになるので袖口のみ先に縫って完成させておきます。

伸ばし縫いになるのでコチラを↓

 

カフスと袖の長さが違います。

長さが短い方のカフスを伸ばして縫う『伸ばし縫い』をします。

 

 

 

合印を合わせてピンを止めると袖側の生地が余ってくるのでその余りがなくなるようにカフス側を伸ばして距離を合わせ、縫っていきます。

 

 

 

 

 

これで袖も完成です。

 

 

 

今回、接着芯を貼ったパーツは右・左前立て表・裏衿カフスでした。

このうち伸ばし縫いがあるのが襟ぐりを縫う時と先ほどの袖の部分です。

 

一度、品番R111の接着芯を使った時にあまり伸びてくれなくて凄く縫いにくかったので今回は品番AM100にしたところ伸ばし縫いも簡単にでき、形も保持できたました!

 

もちろん、生地との相性もありますので試し貼りは重要ですね(^◇^)

 

 

次回は一番ややこしい前立てと衿からお届けいたします。

 

 

ご清聴、ありがとうございました。


 


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動画作成過程①

暑くなりましたね!

 

明日からお盆休みに入りますが、熱中症、水難などに皆さんお気を付け下さいね!

お盆明けは17日です。

 

体験セミナーも上々の集まりで午前中は全て埋りました!

午後はまだ空いていますが、お盆明けに集中して予約が入る事が予想されます。

体験セミナーを受講されたい方は17日から東京校にお電話よろしくお願いします。

 

 

さて久しぶりの投稿ですが、動画で頑張っていました :-)

もうご覧になられました?

結構珍しいかなと思いますし、非常に面白い取り組みだと思っております。

今後も色々考えております!!

繰り返しになりますが、まずは見て頂ければ :lol:

 

いかがでしょうか?もう見て頂いた方もいらっしゃると思いますが、正直学生の頃にこういう動画があれば色々勉強できたなあと思っています :lol:

 

 

ここからは苦労話です :-|

なにせ動画でパターンを引いている前例がほとんどないためにどうすればいいか最初はかなり右往左往しました、、、

見易く、分かり易く

というのはなかなかに難しいなと思います。ひとまず参考にしたのは料理系の動画ですね。

極力自分視点で、線のゆがみも少なくと考えた結果↓こうなりました :-)

上からの定点カメラです。カメラも動画用のものではなく所謂写真用カメラで撮っています。調べてみると撮る時間は少ないのですが、こちらのほうが線が綺麗に見えるようなので、写真用カメラで動画撮影です。

 

 

余談ですが、SNSで最近簡単な動画が多くなってきていますね。臨場感を伝えるためには動画の方が分かり易いですし、情報量も多くなるので今後こういった知識、技術はほとんどの人に必要になりそうですね、、、

 

 

 

動画を撮る際に気を付けたのが、「分かり易い構成か」「線がちゃんと見えるか」です。

これ以外に難しくて、、、光が足りなかったので最初線がまったく見えませんでした、、、 :-| こりゃいかんと思い、こういうものを用意しました↓

 

レフ版です :-) 手作り感溢れますが、大きさを考えると手作りのほうがかなり大きくできるので都合が良いのです。今後トワルも撮っていこうと思っているので、こいつは活躍してくれそうです。トワルは特に陰影がないと分かりにくいですしね。

 

実際にパターンを引いてみるとここでもまた問題が、、、線がかなり濃くないと全く見えないのです、、、プラス姿勢によっては上からのカメラに被って線が見えないので、引く姿勢を変えてみたり苦労しました、、、 :cry: 何度やり直したか、、、

かなり苦心しましたが、おかげで見やすい動画になったかなあと思っております。

ただまだもっと見やすく分かり易くしていきたいので、パターンと同じで研究ですね。よりグレードアップできるよう頑張ります!!

 

 

ところで、かなり時間があいてしまいましたが、

ヴィンテージ生地でのシャツ出来ました :-|

さらっと紹介するつもりが、かなり間があいてしまい、見た目暑くてすみません、、、 :-(

 

 

 

ゆるーいシャツです。古着を参考にしながらさらっと好みの感じにしました。

前丈がさすがに短くしすぎた :-| あと3c欲しい

あまりパンツに入れて着用するわけではないので、いいのですが。

 

ボタンダウン裏はフェルトで力芯です。前立ては端だけステッチ入れて前はすっきりさせました。

袖口カフスのタックはギャザーにしてかなりの量にしました。ギャザーを作ってさらに折り込むという古着で見た仕様です。

衿とカフスには接着芯を使っていません。共生地です。

張りがなく柔らかい仕上がりで、カジュアルよりにしたかったので良かったですが、縫製は難かったです :-|

また縫いたいので、生地欲しいな、、、

ではまたおもしろい物を探して仕込んでおきます!

 

 

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ウエストゴムの交換とゴムの種類について

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

 

夏が来たので暑いですけど個人的に嬉しいです。

本校の近辺でも夏祭りが行われ、気持ちがウキウキしますね、これが日本人の性というものなのでしょうか…(笑)

 

さて、先日私のもとにパンツのゴムがきついから交換してほしいという事で、今流行りのワイドパンツがきました。素材もサラッと滑りのいいものです。

これ、後ろだけギャザー入れてありますけど、内側のベルトの芯になってるのは一種類のゴムテープなんですよね。

作った方は一枚でゴムとベルト芯を兼ねたものを使いたかったようで、厚みのある硬めのゴムテープをチョイスされてるのですが、それがきつく感じたようです。


こういうの、若い人には耐えれてもある程度年齢がいくと着心地が重視されるので、製品提案する方や販売員さんはその辺を気にしてあげるべきかなとは思います。

そこまで安い値段のものじゃなかったようですし…着れるならなんとか直して着たいですよね…そりゃ…と私も思いました。

 

 

まあでも、フルで交換すると大変ですしベルト芯としてはよい厚みでしたので、後ろのゴムだけソフトなものに変え、念のため少し寸法も大きくしようと思いました。

 

今回使用したのは品番がオペロン301というソフトめのゴムです。

これを、図のように接ぐことにしました。

つないでしまえばあとは閉じるだけですので特に苦労はありませんが、縫い代が重なった部分は厚みがでるので、表地の縫い代調節が必要だった事、ベルトループが少しめんどくさかった所で、時間をとられました。

完成!

 

さてさて、最近巷ではこのようなウエストにゴムが入ったタイプが流行っておりますね。

ウエストゴムも色々と種類がありますので、ここで私がサンプルとして持っているゴムの紹介と備考録を置いておきます。何かご参考になればとおもいます!

 

手元にあるのは↓です

上から

①オペロン201

最も基本的なウエストゴムとして、以降の説明もこの製品と比較した感想になります。

 

②オペロン301

201よりソフトで柔らかい、伸び率は201と同じくらい。

 

③紅鶴 織りゴム

かなり硬めの織りゴム、風合いとしては、今回のケースの最初に使われてたゴムに近い

伸びはオペロンとさほど変わらないが、オペロンより形状が崩れない(ビローンとなりにくい)

 

④石目ゴム

紅鶴と同じくらい固く、厚みは紅鶴よりある、だが柔軟性はオペロンくらいあり、伸び率も他と比べて優秀。値段が高いのが難点。

 

⑤ウーリーゴム

かなり伸び率がよく、裏面が起毛してて肌触りがよくやわらかい。ベルト芯のような使い方はできないが、部分使いや裾口にはよいかも、ただやはり耐久が劣っているので形状が保ちにくい。

 

⑥ボタンホールゴム

201並みのしっかりしたゴムにボタンホールがあるので、比翼や取り外せるパーツの連結部につかうと勝手がよいと思う。

 

⑦KIYOHARA トランクスゴム

手芸か洋裁やってると一度は目にする、にわとりちゃんマークの会社の製品。

(ゴム以外にも釦やら何やら色々作ってる。)

これは完成した物に対し後づけ出来るように、肌に直接当たる部分はパイルになっており優しい風合い、厚みもあれば伸びもよい。

が、ベルト周りに使うはそのパイル部分の厚みが邪魔なので、私は仮縫いでつかいます。

後づけで、初心者向けにはいいのかもしれない。

 

⑧KINTENMA ソフト織りゴム

ゴム製品の老舗、金天馬さん。ゴムの製品を色々だしてます。だいたいゴム一筋の会社。

この製品は最高級天然ゴムを使用しているそうで、201より柔らかく厚みがありしっかりしている。伸び率もいいし形状も崩れない、今回のケースで使用するか迷いました。

もし先にあった、オペロンや紅鶴が無かった場合、金天馬さんの商品はパッケージに入って街の手芸屋などにも広く流通してるので、こちらを使うといいかと思います。

金天馬さんはオペロン(ポリウレタン弾性糸)を使用したシリーズもあります。

 

⑨LYCRA ライクラファイバー織りゴム

繊研新聞の広告でよく見かける、ライクラ(登録商標)ですね。アメリカのデュポン社が開発したポリウレタン弾性繊維です。ゴムと違って快適で、耐久性に優れている!というのが売りの化学繊維のようです。

確かに基が同じなだけあって、201と301に酷似している…(特に301)

が、ライクラという名があるだけでしっかりしているように感じます。気のせいでしょうか?

このサンプルはOKADAYAで出してる製品です。

 

以上が参考になればと思います。

 

 

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2017年パターンメーキング検定2級②

 

みなさま、こんにちは。O岩です。

 

 

毎年この暑い季節にPM検定試験が行われるので体調管理はしっかりと(^^)!!

私も気を付けます。

 

 

それでは、2級のもう一型に参ります。

 

今回のジャケットも3面体なります。

丈が前回よりも短くなるのでウエストの絞り位置やポケット、釦などバランスをとるのが難しいかな~っという感じです。

 

 

今回も動画があります↓


 

デザイン画になります↓

 

 

 

 

ダブルの4つ釦ジャケットになります。

衿も前回のピークドラペルよりシンプルな形になります。

シンプルだからこそ上衿とラペルとのバランスにも注意が必要です。

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈    54cm

肩幅    38cm

バスト   94cm

裾まわり  96cm

袖丈    58cm

袖幅    33.2cm

袖口    24cm

袖山    15.8cm

 

 

以上になります。

ボディはドレスフォームの10missです。

 

 

 

 

 

パターンになります↓

 

 

 

 

今回は丈を前回よりも4cm短く設定したのでウエスト位置を少し上げています。

 

後ろの切り替えダーツで4.4cm、前の切り替えダーツで1cm、前ダーツ部分は1.3cmで設定しています。

 

後ろの肩でイセは7mm程とっています。

 

前のバストダーツは前回同様、襟ぐりで0.8~1cm程開いて、AH作成時は3°残してたたみました。

 

 

2017年2級①のジャケットとほとんど変えていませんが、ダーツ分量などはトワルを組んで微調整してください!

 

 

 

 

 

前身頃です↓

 

 

 

冒頭にも言いましたが、ダブルは釦バランスが難しいです。

 

釦位置を失敗して衿から全てやり直し~( ゚Д゚)とならないように丈とのバランス、前中心からのバランスなど色んな角度から見て練習して下さい。

 

釦は21mm。

衿腰は25mm、衿幅は45mmです。

 

 

 

 

 

袖です↓

 

 

 

イセは全体で33mm入れています。

袖山は15.8cmですがトワルをみて微調整してください。

 

袖口の釦は18mm設定です。

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

 

CB、CF、パーツ名称、地の目、見返し位置、ダーツ倒し方向、イセマーク、必要な記号は忘れず記入してくださいね(^^♪

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

 

 

毎回、同じコメントになってしまいますが、3級・2級・1級に限らず周りは気にせず自分の練習通りのペースで本番に挑んで下さい(^_-)

 

えっ!?もうハサミでシーチングを切る音がしてる!

えっ!?もうアイロンがけに行ってる!

など、気にせず焦らず進めて下さい。

 

 

O岩はいつも陰ながら応援しています。

 

ご清聴、ありがとうございました。


 

 

 

 

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2017年パターンメーキング検定3級②

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

いやあー、本当に蒸し暑い日が続きますね…

スコール並みの豪雨も夏が始まる合図ですねー、熱中症には気を付けないとです。

 

さて、皆さん試験の結果は届きましたでしょうか?

もう実技に向けて動いている方もたくさんいらっしゃると思いますが、今回は3級の残りの型を取り上げます。

 

絵型はコチラです。

 

 

使用するボディは今回もキプリス9AR を使用します。

以下はサイズです。

着丈=58・5cm

肩幅=40cm

バスト=97cm

裾周り=104cm

袖丈=19cm

袖幅=33cm

袖口=30cm

袖山=14cm

 

今回は歯切れのいい数字が揃いました。

前回と同じくボディが10missなどに変更になった場合はバスト寸法を2~3cm削る様にしてください。

 

では、今回も動画がありますのでご参考ください。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 

では、作図の手順と注意点をみていきましょう!

 

着丈を入れた原型をかくところまでは授業と同じです。

 

身頃特徴

まずは肩甲骨ダーツは絵型のように肩線に逃がします。肩線上で1.3cmと多めにとります。

 

※クリックで画像が大きくなります。

 

場所は絵型のバランスを参考にします。

 

肩線に対しどういう風に入っているのかよく観察していれましょう。

特に今回は、下のウエストダーツにつながるようなバランスでダーツ止まりが入っていますね、これはウエストダーツ側でも意識するようにしましょう。

デザイン線がいい感じに入って、かつ綺麗に立体に出来る位置を練習して覚えておくと良いでしょう。

 

ウエストダーツは2.5cmとやや少なめですが、取りすぎるとダーツ下のフレアが多くなるので、今回はこんなものです。

 

脇線は2.9cmウエストダーツとって削り、裾では5㎜ずつ足します。(半身トータル+1cm)

このときウエストから下の線は、やや膨らんだカーブで描くと裾がはねるのを押さえることが出来ます。

 

前身頃の特徴

今回のバストダーツは、前回と同じく裾とバスト下から脇に向かったのデザイン線に逃がします。

裾は前より少し少なめの2cmくらい。あとはアームホールに2°ほど残して全てバスト下のデザイン線に展開します。

脇線は後ろと同じです。

 

展開した後、前のウエストダーツはおおよそ1.4cmほどとります。

取る位置に関しては、後ろと同じくデザイン画をよく見て同じバランスになるように取ってください。ダーツの止まり位置に関しても同じ事がいえます。

ただ、バストトップ側のダーツ先は絵型と同じバランスにしようと離しすぎると、ダーツ先が浮いたようにブカブカになるのでほどほどにバストトップから離します。

 

裾側のダーツ先は後ろ身頃との位置の比較をしたほうが良いでしょう。

その後衿ぐり、アームホールを授業でやってるようなバランスでひいておきます。

前下がりや釦の位置もいれておきましょう。

 

衿の特徴

 

衿はステンカラーです。

衿腰はCFの位置になっても少し残しておきましょう。

前衿ぐりにかかる衿付け線は、少し出して返り線がカーブになりすぎるのを防ぎ、シャープさを残しておきます。

 

袖の特徴

 

今回の袖は前回より袖山が高めです。

そうなると腕の厚みが当たってしまいがちなので、肩幅も多めに設定しております。

さらに袖山もふっくらした形にするためイセ2.3cmと多めです。

袖口には切り替えがありますので忘れないようにしましょう。

袖角度設定は40°~35°ほどで引いています。

 

トワルは前回の形と違ってピンを打つところが多いので、ササっとうてるようにしましょう。

ダーツのウエスト位置には切り込みを入れないと、ツレたりするので忘れないように。

着せた時にまだツレがあるようなら切れ込みが足りない証拠ですので、追加で入れるようにして下さい。

あと、いつも通りにボタンやステッチもいれて下さいね。

 

 

では完成パターンです。

縫代や展開した衿などはいりませんが、仕様はこんな感じです。

以上で2型揃いましたね。しっかり勉強していきましょう!

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2017年パターンメーキング検定2級①

 

みなさま、こんにちは。O岩です。


筆記試験も無事終わり、あとは結果を待つのみですね(^^)

では、早速ですが、PM検定2級の実技試験の1型目になります。

 

今回は2型とも3面体です!

ある程度の数字と形を頭に入れておいたら、当日はそこまで焦る事もないでしょう!

 

まずはデザイン画から↓

 

 

 

 

去年の3面体とほとんど変わらないシンプルな形の物です。

ボタンは2つ釦になり、衿がピークド・ラペルになります。

 

衿の形、前端のカット、着丈からの第一釦の位置の設定などシンプルに見えてバランスをとるのが難しかったです。

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

着丈   58cm

肩幅   38cm

バスト  94cm

裾まわり 99.1cm

袖丈   58cm

袖幅   33.2cm

袖口   24cm

袖山   15.8cm

 

以上になります。

ボディはドレスフォームの10missです。

 

 

今回もわかりやすく説明を入れた動画をあげてみましたので、こちらもご覧ください↓

 

 

 

 

パターンになります↓

 

 

今回は後ろの切り替えダーツで4.4cm、前の切り替えダーツで1.4cm、前ダーツ部分は1cmで設定しています。


後ろの肩でイセは7mm程とっています。


前のバストダーツは襟ぐりで0.8~1.0cm程開いて、AH作成時は、3°程残してたたみました。

 

パネルラインは前後バランスを考えてどの辺りに設定するか頭に入れておくとスムーズに作図できると思います。

 

 

 

前身頃です↓

 

 

先にもお伝えしましたが、丈からの全体のバランスを見て釦位置を設定するのが案外難しかったです。

 

さらに釦位置からのポケット位置の設定や前端のカットもデザイン画をよく見て決めるようにしましょう。

前端のカットもどの辺りがカーブの一番高い位置になっているかなど気を付けて引いてください。

 

釦は21mm。

衿腰は25mm、衿幅は45mmで設定してます。

 

 

 

 

袖です↓

 

イセは全体で33mmいれてます。

袖山は15.8cmで設定していますが、トワルを組んでみて微調整してみてください!

 

袖口の釦は18mm設定にしてます。

 

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

CF・CBと各パーツの名称・地の目・見返し位置・ダーツの倒し方向・イセマークなどの記号は忘れずにお願いします!

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

毎年よく聞くのは釦の付け忘れです!

周りに早い人がいても焦らず、落ち着いて作図・トワル組みしてください(^◇^)

通し練習で時間を計算しペース配分して挑むといいと思います!

 

 

ご清聴、ありがとうございました。

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2017年パターンメーキング検定3級①

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

もう初夏の様子を漂わせています、今日この頃です。

 

パターン検定を受けられる皆さん、筆記試験お疲れ様でした!

筆記が終わって早速ではありますが、きたる9月の実技試験にあわせてさっそくパンフレットの内容を練習していきましょう。

今回は3級の型の一つ目をとりあげていきます。

こちらの形です。

 

使用するボディは今回は キプリス9AR を使用します。

以下はサイズです。

着丈=62.5cm

肩幅=39cm

バスト=98cm

裾周り=118.4cm

袖丈=16cm

袖幅=34.9cm

袖口=33.2cm

袖山=12.7cm

 

コンマ小数点以下は繰り上げ、繰り下げ等をして、自分の引きやすい寸法に微調整しても良いと思います。

バスト寸設定はだいたいこんなものですが、ボディが10MISSなどになる場合は少々小さくしても良いと思います。(-2cmほど)

 

 

今回はよりわかりやすく説明を入れた動画をあげてみましたので、こちらも是非ご覧ください!!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

では作図の手順と注意点です。

原型の作り方は授業でやっている方法と同じです。

 

※クリックで画像が大きくなります。

 

後ろ身頃の特徴

まず着丈を設定し、ヨーク線(BNPから10cmほど下がった所)を入れてその上に肩のダーツを5°ほど入れておきます。

後ろ中心には4cmほど離れた場所までギャザーを入れます。

ギャザー倍率は1.45倍ほど入れ、その1/2の寸法分は裾にもプラスしておきましょう。

その際の分割線は2、3本ほどで良いと思います。

脇線はAラインなので、脇は気持ち多めの3.6cm裾で入れて、バスト下はやや削るとより絵型に近づくと思います。(削りの操作は時間があったらやるといいです。)

 

前身頃の特徴

脇は後ろと同じラインにします。そしてバストダーツの一部を裾に2.5cmほど展開します。9ARは腰骨が張っていますし、今回は後ろもギャザー展開しているためこのくらいのフレアは必要かと思います。

あとのバストダーツは3°ほど残し、バスト下のデザイン線に展開しましょう。(デザイン線は脇線上で上から3㎝ほど下がった所にむかった斜線です。)

バストポイントも1cmほど控えておくといいです。

衿ぐりはデザイン画のように深く削り、CFから4cmほど離れた所を衿付け止まりにしておきます。

あとは前立て、前下がりをつけておいてください。

 

衿の特徴

フラットカラーの要領で衿の大きさ5cm、衿腰は1cmくらいの大きさで作図してください。衿先はデザイン画のような形にしてください。

 

袖の特徴

袖はタマゴを描く時間が無いので、先ほどの袖山の丈で引いてください。

 

 

今回は45°~40°の設定で1.6cmのイセを入れています。

袖下を削った後は、袖ぐりの下のつながりを修正するのを忘れないようにしましょう。

 

トワル組みは時間との勝負ですが、しっかりアイロンをかけて美しいトワルを組んでください。ボタンやステッチを忘れないようにしましょう!

 

では、完成パターンも載せておきます。

試験では縫い代の記入までは求められないとは思いますが、しっかり問題を隅々まで確認して指示の漏れがないか確認しておきましょうね。

 

以上を踏まえてしっかり練習してください。

 

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ダッフルコートの襟ぐり仕様ー③

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

 

とうとう本州も梅雨入り致しましたねー

紫陽花のきれいに咲く時期なのですが、カラカラに暑い日が続いたので近所の紫陽花はシナシナになってました…。雨が降るのは大変ですが、降らなさすぎるのも考え物ですねぇ…

 

さてさて、今回はダッフルの仕上げまで完成させましょう。

前回でメインのフード部分が終了したので今回は身頃の完成と袖です。

身頃(2面体)の前と後ろを繋げます。

身頃の縫い代は全てパイピング片倒しの後ステッチをかけてます。

 

チンストラップも作っておきます。

これはフード部分のアゴに当たる箇所を止めるための物です。

 

そして2枚袖を縫い合わせ、つくっておいた袖ベルトを配置します。

このとき、ボタンを付ける裏の部分は布の強化のために芯地を貼っておきます。

 

 

ボタンをつけて袖を縫い、裏地をつけておきます。

 

 

袖を付けて、縫い代はパイピングで処理しておきます。

 

それから、前立てのステッチとトグルボタン付け

チンフラップのボタンをつけます。

 

あとは裾をステッチで止めたりして、完成です。

着用するとこんな感じです。

今回私は前端にガッツリステッチを入れましたが、トグルボタンの紐のみ押さえのステッチをかけるタイプもあります。

個人的には、ステッチがない方が上品な雰囲気があります、ですが見返しを安定して押さえるには、しっかりステッチを入れたほうがいいかなぁとは思います。

(押さえる位置が少ないと見返しがカパカパしますし、

ポイントで止めるためステッチが入ってるものより引っ張った時の負荷がかかりやすい)

そこはどういうイメージで作るかだとは思います。

 

あとは、トグルをひっかける紐も、今回はレザーをチョイスしてますけど、ルーツである軍服本来の形は麻の紐です。ただ今回はその素材ですとカジュアルによりすぎるので革ひもにしました。

トグルの素材も木製や角をお薦めしたいのですが価格が高めです。

ですが、市場にあふれてるテカテカしたプラスチックのトグルよりは重厚感がでるので、本物志向の方は天然素材をチョイスしてもらえればと思います!

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ダッフルコートの襟ぐり周りの仕様ー②

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

だんだん初夏に近づいてきましたが、同時に蒸し暑さも感じるようになりました。

シーチングの変化も激しい日々です。

 

さてさて、前回の続きのコートの縫製ですね。

 

まずは本体のポケットからです。

フラップと本体、どちらも裏地をつけますが、フラップの方はおしゃれぶってタータンチェックにしてみます。

出来上がったらそれぞれを身頃にたたきます。

身頃を繋げて、裁ち端は裏地でパイピング始末をして片倒しの後ステッチで止めます。

これで土台はできたので、関連するヨーク部分、フード、見返しをそれぞれ用意します。

ヨークは出来上がりに周りを折って、しつけで止めておきます。

フードは縫い合わせ、身頃と同様の裁ち端の始末をし、見返しをつけて完成させます。

見返しも裁ち端をパイピングしておきます。

 

さて、これでパーツは揃ったのですが、どのようにして縫い代を見せないように縫うか考えました。

市場で見たものは、フードの付け根部分は完全に中縫いされており、それがどのように見返しに響くのか?手順は?と考え、何度か紙でシュミレーションしてみます。

うーん、見返しがある部分は身頃に縫い代を倒して、その他の部分はヨークと身頃でフードを挟むという状態なんですよね…

 

とても分かりにくいので、図解にします。

まず、図のような配置でフードを見返しと身頃で挟んでピンなどで仮止めします。

 

それから前端をぬいます。

ヨークをたたく予定の箇所の手前まで地縫いします。

 

その縫い止まりの位置で、すべての縫い代に切り込みを入れます。

 

前端の縫い代の処理をして、ひっくり返します。

ここで、前立て部分の形状は完成なのでアイロンでしっかりと整え、縫ってない縫い代は全て重ねた状態に立てて(引っ張り出して)おきます。

 

その引っ張り出した縫い代を、ヨークと身頃の内側に収まるようにヨーク布で図のようにはさみ、身頃側に倒して地縫いします。

 

縫えたら、縫い代を後でかけるステッチ内に収まるように小さく、かつゴロゴロしないように微妙に段差をつけて、周りを縫います。

 

あとは前立てからの続きでステッチをかけて、フード周りは完成です!

さて、とりあえず目的は達したわけですが、あとは出来上がりまでの縫製の様子、

また前端のステッチの種類と考察を次回載せようかなと思いますので、次回宜しくお願い致します。

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