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東京のアトリエ講師のこだわりや、物作りの様子をお知らせします。ファッションの情報やイベント告知も行います。
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toukyou-opera – パタンナーズライフ
作成者別アーカイブ: toukyou-opera
ヴィンテージシャツ生地①
こんにちは。
あっつくなりましたね
朝夜と昼の寒暖差、花粉症にもやられておりまして・・・特に朝方がグズグズです・・・ 体調には皆さんもお気を付け下さい。
私は体調管理で大事な服装にいつも迷っています。皆さんも迷いますよね?
寒暖差が激しいので特にこの時期服装どうしようかなあとか、梅雨に何着よう?と考えています。
そんな時に薄手の羽織る物が欲しいと思いますが、私は正直シャツくらいしか無いですねえ・・・。コートやジャケットは正直もう暑い・・・
カーディガンとかでもいいのですが、やっぱり結局シャツを年中着用してます。
ということでシャツをまた1枚作ろうかと(何着作っているんだろう )休みの時にヴィンテージの生地を購入しておきました。今回はカジュアルものを。
90CM幅しかないもので、50年代だか60年代だかの生地だそうです。
15cm幅くらいの薄ーい色のストライプで色合いがなんとも言えなかったので買ってしまいました。1m/2500円で高かったですが、、、
そしてせっかくシャツを作るのでシャツのディティールでずっと気になっていた縫い方を試しました。前やった物に非常に似ていますが、こっちの方が簡単。
丁寧に縫製しているなあと感じる箇所です。
それはココ↓
そう袖の開き部分の裏です。
ここが地縫いされていると非常に丁寧な縫い方だなあと感じます。
そんなこと?と思うかもしれませんが、これがなかなか手順のアイデアとしては良く出来てるなあと私は関心します。
では実際の手順です。
袖裏に剣ボロ、パイピング布をセットします。
通常はココで縦に地縫いが入るのですが、
ぐるっと回転して縫い止まり位置を上の写真のように縫います。
縫代の折り方に気をつけて下さい。
剣ボロパーツも縦の地縫いをせずにぐるっと回転
縫い止まり位置を横に縫います。
で切り込みをYの字に入れて
ひっくり返し(表に)て切り込んだ生地を地縫い無しで挟んでコバstです。
私が関心するのはここで、地縫い(通常なら縦に最初に地縫いする箇所)を捨てて横の地縫いを優先した所です。
裏側に切り込みが出るくらいなら、地縫いをしないで挟んで直接コバstというやや難度が高い縫い方を選ぶところがなんとも良いと思います。(マニアックですかね?)
結果はやはり裏がキレイに仕上がるのでちょっと値段の高いシャツはこんなことをしていますよ。(某日本のファストファッションブランドはこれを安い値段で実現しています・・・手間なのにすごいです )
シャツの購入を考えている方はここに注目してみて下さいね!
今回はさらっと作ろうと思っていたので、完成は次回お見せできるかと思います。
あと変わった袖山の形でやってみました。昔の古着で見た袖山です。
お楽しみに!!
あと前回の動画ソフトに続きでこんな事を↓
なんとなく想像は付くと思いますが、大きな企画が進行中!
絵コンテです。書いたことなかったので戸惑いましたし、絵心ないなあ・・・と思いました。まさか自分が絵コンテかくとは夢にも思いませんでしたが、書いてみると意外に楽しいという・・・
試行錯誤の繰り返しですが、動画を撮るには本当に色んな知識が必要になりそうで、またカメラも勉強し直しています。
最近はネットショップの写真も動画で見せることもあるので、服を作って売ろうと思う方など何かの参考になればと思います
ではお楽しみに!
ブッシュパンツリトライ➁
GWも終わり暖かくなってきて、雨も降らずで行楽日和でしたね
私も京都に行きましたが日中は暑いくらいで、パンツも薄手のもので十分でした。
パンツを作成しましたが、今回使用した生地が薄くて丁度良かったので、旅行にも持っていきました。
非常に快適 自分で作ることが出来る嬉しい瞬間ですね
ではさっそく完成を 左が今回です
今回固めの生地を使用したら少しだけ細い印象になりました。
もうちょっと股のあたりを修正したいですし、太めのパンツが好きなので次回はやや太くしてもいいかなと思います。あとバックポケットも欲しい・・・
何本作るんだという感じですが、O脚の私には結構はまっているデザインかな?と思うので、量産してこれしか穿かないくらいやってやろうかと
ディティールがこれでもかというくらい付くので大変ですが・・・
平置きにした状態です。
ループは大量に10本付けました 理由は穿いているうちにウエストが落ちてくるのを防ぐためです。
特に後ろ中心あたりが落ちるとオムツみたいな形になってしまうので、あまり好きではないですね・・・
股グリの裏当て布は今回あまり伸びない生地なので幅を少し減らしています。(シワシワにならないように)
ポケットは前回よりは綺麗に出来ました リベンジ出来てよかった・・・
ちなみに裾を絞めるとこんな感じのシルエットになります。
ちょっとボンタンっぽいですね 膝にシワが集まってくれるのでちょっと膝は上げやすくなるかな、程度ですね。どちらかというとブーツなど靴の中に入れる目的の方が強かったんじゃないかなーと昔の生活を想像してしまいます
リベンジはある程度成功しましたが、生地を変えるだけでやはり印象は変わるなあと思います。
仕様的にも前回苦労したところはすんなりいけました
ずっと言っていますが、縫製で完成させてみてやっと分かる事もあるので縫製しましょう!
ボディで完結させずに着用すると着心地などが分かるので、是非着てみてください
ではまた次回!!
ちなみに今↓動画ソフトを勉強中
何をするかは少しずつ紹介していきますね~
ダッフルコートの襟ぐり周りの仕様
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山ぎは少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる…
と、春は明け方が良いそうですが、春眠は暁を覚えずなので
良い物を見るためには努力を惜しんではいけないのだという先人の教えに共感を覚える日々です。
前の冬にですが、ダッフルコートの襟ぐり(フードの付け根)の仕様がふと気になった時期がありました。
家にあるダッフルをみてみましたが、私が知りたいのは裏地無のダッフルコートで、
それが本来の船上のオーバーコートとして使われていたダッフルとしての源流だと思いあるべき形かなと思いました。
…まあ袖裏はつけたほうが着やすそうですが…。
ちょうどセールの時期でしたので、市場のダッフルを見てみました。
フムフム…ブランド名などはグレーゾーンなので伏せておきますが、裏地無だとこんな感じの仕様になるのかと勉強にはなりましたが、いざどう縫われているのかと言われると良く分からない部分があります。
なので、そういう事なら一度縫ってみるべきかと思い
他にも色々と製品を見て良さそうな形のものを型を抜いて作ることにしました!
本当に一般的な形のものです。
半身組んで着てみてほんの少し微調整します。
そして裁断です。
一部チェック生地も入れてちょっと洒落た感じにしてみようかと思います。袖裏もやはり下にセーターなどを着こむことを考えて付けるつもりです。
次回は縫製の様子を上げていきますので、宜しくお願い致します~
ブッシュパンツリトライ①
ようやく暖かくなってきましてコートなどを片付けるようになりましたね
最近クリーニング店で預かってくれるシステムがあるみたいなので、ちょっと流行っているみたいです。
前々回の講習前に作ったデニムのハットがいい具合になってきました
思った以上に柔らかくなってきたので芯はもう少し固くても良かったかな?と思います。
所謂「あたり」がいい具合です
さて、前回のリベンジを・・・
大分前に↓のパンツからパターンをおこし直して作成しました。
これを参考に↓のパンツを太畝のコーデュロイで作成。
まあぱっと見た目は良い感じに出来ましたが、自分では納得出来ていませんでした、、、
コーデュロイの難しさを改めて感じましたね、、、実際デザインと生地が合っていないとも言えましたが、、、
という事で、薄手の生地でリトライ!!
生地は夏物らしいピケのような生地を使用しました。
糸はスパンだとパッカリングがひどそうだったので、シルク形状を使用しました。
針は細いと生地が集まっている所は縫えなさそうだったので11を使用。
目がかなり詰まっているので伸び止めなど芯は無しでいきました。(かっちかちの生地なので貼りませんが通常前端、ポケット口には貼ります)
ダーツ利用のポケットです。めっちゃ縫いやすい
前回の苦労が嘘のよう・・・
さくっと出来ました・・・
ダーツ先が難しいので工場さんだと絶対イヤなんだろうなあと思いましたが・・・
むしろ家庭でゆっくりやる仕様ですね。昔の古着ならでは。
精度を欠いてもこの縫い方がしたいという考えが古着には多い気がします。そこが古着好きには魅力でもありますが。
次はポケットですね。
前回は玉縁に苦戦・・・コーデュロイめ・・・
今回は前回の失敗にならって、ちゃんと手を抜かず、薄く仕上げています
これも家庭ならでは。
既製品ならとっても高い値段のものじゃないとやらないですね。
うむ。薄い
で、ポケット口です。
上下正確に縫って。
マチ付きポケットをセット。
あとはひっくり返してポケットを裏から叩いて完成です。
これも量産には向かないと思います、、、なんせ裏からステッチじゃないと絶対外すし、ポケット口がものすごく正確に縫うことが出来ないと、「マチ付きの袋布がずれる」からです。
ここも手作りならでは。
既製品は大量生産するのでいろんな規制がかかってきます。
「これは正確に縫えないよ。出来たとしても時間がかかるから採算に合わない。」
などの理由です。これは逆に言えば家庭なら時間をかければ出来るということ(まあ設備は厳しいですが)ですので工夫次第で新しいディティールを生み出すことは出来ると思います。
モノづくりが流行り出している昨今ですが、「新しさ」と「完成度」はこういうところにあるんじゃないかなあと。
既製品の模倣ではなく家庭でしか出来ないことを追及していけば何か新しい道はありそうです。
では完成は次回に ひっぱらせてください・・・お楽しみに!
パンツバックポケット部分縫い
寒い・・・
さすがにここまでは初めての経験ですね・・天候がちょっとおかしいです
体調管理皆さんもお気をつけ下さい!
さて新規の方が入学されて1週間たちましたが、皆さん細かさにちょっと驚かれているようです 1月もすれば線がキレイになっていくのでご安心を
さて、前回のシャツも1段落したので今回はディティールを少し。
↓こんなディテールです
なんてことのないパンツのバックポケットですね。
袋布の中に切り込み等の縫い代がキレイに収まっているタイプです。
質問もあったのでちょっと載せようと思います
まず土台の布です。(パンツなら後ろパンツですね)
向こう布当て布下端にロックをかけ、袋布にたたきつけます。
土台布と袋布の裏同士(出来あがりに置く。ここで間違えると縫代がキレイに袋布に収まりません)を合わせて、
口端を返し縫いします。(10mm幅であれば寸法きっちりになるよう注意します。)
オリジナルですが、私はカジュアルのときのみやっています。あとでカンヌキを入れるのでこのステッチが見えないようになります。
ドレス系の表にステッチが無い場合はこの工程は飛ばして口布真ん中に仮止めのステッチを入れるだけです。(横ステッチ)
口布の上下を分けます。(分けなくてもできますが切り口をキレイにしたいので)
※口布上下を1cで折ります。この時厚みがあるものは11mmになったりします。(生地によって調節しましょう)
一度開いて上下口布を土台布に仮縫いします。
口布真ん中の線より3mmくらいの場所です。
折っていた布を戻して5mm幅で地縫いします。
ここで出来上がりが決定します。(先ほどの※の時11mmで折ったのであれば5.5mmで縫製です。細かいですが1度サンプルを作らないとここは判断しにくいですね。
この縫い方最大のメリットで折れ線を確認しながら縫う事が出来るので出来あがりの幅は均一にしやすいです。
下を縫い、
上を縫う。
角まで縫う事が出来ている事を確認して、切り込みを入れます。
口布をカットしないように注意しましょう。
先に口布端を縫製しているので、ほつれにくいかなと思います。表にステッチやカンヌキがない場合はステッチが目立ちますのでやらないほうがいいかなと思います。が、やはりほつれやすいので怖いですね・・・
ひっくり返した状態でアイロンをかけて
口の下をコの字で縫います。(向こう布は貫通しない)
口布の上端と下端を袋布にたたきつけます。
表の口からひっくり返してきて・・
袋布左右端を中縫い。
その後0.7cでステッチをかけ中の縫い代が中でピラピラしないようにします。
あとは出来上がりにセットして全てぶち抜きで口布上をコの字でコバステッチをかけて両サイドカンヌキをかけて終了です。
この仕様はカジュアル仕様でドレスではないのでカンヌキを入れる事を想定した縫い方をしました。
口端にカンヌキをしなければちょっと返し縫いが見えるので汚いかなと思います。
あと縫製的にはやりやすいですが、口布の段差が気になりますのでやはり出来れば口は縫い割りしたいところ。
判断は難しいですが、ステッチを入れる、入れない、割る、割らないで大きく縫製手順が変わりますし、場合によっては難易度がグンと上がりますので注意しましょう。
キレイと簡単のバランスは難しいものですねえ・・・
大阪ポロシャツ講習 クリエイティブホリデー
みなさま、こんにちは。
O岩です。 久しぶりのパタンナーズライフです。 よろしくお願いします(゜゜)
4月期のパターン・ソーイングともにほぼ満席になりました。
いよいよ4月1日から新学期のスタートです。
今回は半年に一度、大阪で行われているクリエイティブホリデーにポロシャツ講習で参加した様子をお届けしようと思います。
東京でのポロシャツ講習とは内容も少し違い、縫製がメインで説明と実演を行い講習を進めて参りました。
鹿の子を使った場合の糸はどの様な物を使ったら良いか。 針は?接着芯は?など縫製前に重要な資材や実際に起こり得る不具合等も資料を使って説明していきます。
『え~!私、今まで全然違う事してた~!』なんていう声も聞こえてきましたが、この事前の準備が実は一番重要だったりするので面倒くさがらずきちっと用意しましょう(^_-)
次に3分クッキング方式で右半身が出来上がったポロシャツを使って縫製の手順、テクニック、難しい部分の説明を行いました。
前立て部分や衿先の返し方など細かい話もありましたが、参加して頂いた生徒様も真剣にメモを取ってくれていたのできっといい作品ができると思います
最後に縫製していたポロシャツとみなさまで集合写真!
笑いあり、涙はありませんでしたが、本当にお疲れ様でした。
ちなみに私、O岩も講習の準備中に1着作ってみました
デニムニットで縫ってみたのですが裁断すると裁ち端がすぐにクルクルひっくり返るのでその都度、プレスして縫うという・・・大変でした。笑
みなさまもかわいい生地でたくさん作ってみてくださいね!!!
ご清聴、ありがとうございました。
カテゴリー: クリエイティブホリデー, O岩
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卒業式にむけて③
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
皆さん卒業式はもう終わってらっしゃる方が多いでしょうか?
しかし、卒業式の後は入学式が待っております!
卒業式には黒などのダークトーン、入学式には白っぽい色味やベージュといったペールトーンを着て行かれる方が多いのではないでしょうか?
皆さん時間があればぜひ作っていただければと思います。
事実、本作品(ワンピース&トップス)もパターンから完成までおおよそ1週間ぐらいで出来ております。
さて、前回ワンピースが完成したので今回はショートジャケットです。
コチラはポケットも作る予定が無いので、本当に簡素なものとなります。
まずは立体で大体の形を組み修正していきます。
こんなものかなぁといったところです。
極力縫い目もなくイメージ的にはシャネルスーツっぽい二面体にしたかったので、かなり簡素なものとなりました。
なにもしないってことも、パターンにはありうるんですね。
完成パターンものせておきます。簡単なものになります。
縫製も簡単すぎてあまり書く事がないのですが…(笑)
何かの参考になればと思います。
まず裁断します。(所有していた黒の裏地がなくなってしまったので袖の一部が紺色の裏地になってしまいました(泣))
裁断、芯貼りを行い身頃をつなげます。
身頃をつなげてからokadayaで購入したブレードをたたきます。
ブレードは最初から装飾性に優れているので叩くだけで少しデザインが入るので便利ですね!少々お値段が張りますが…
それから肩線をつないで身頃の形にします。
袖もさくっと縫って本体につなげます。
少し袖山の形がへたりそうなので、表地を使って袖山布を入れておきます。
身頃の裏地を縫ってくっつけます。
前立てを合体させて表地とつなげます。
おおむねソーイングセミナーのノーカラージャケットの課題に近いですね。
袖口にもブレードをたたき、裏地とつなげます。
袖などの中綴じもわすれずに…
アームホールで裏地がうごかないように、今回は裏地の端をつかって止めておきます
裾を明きを残して(ひっくり返し口)、ミシンで縫いひっ繰り返してその口を手でまつる。
裾からグルッとステッチをかけて完成です!
着用図はこんな感じです。
襟もとでスプリングホック一個で止めてる感じです。
おちついたセットアップな感じです。
着用図の写真は卒業式にいった後に事務所で取りました。
少々音楽家のような雰囲気になりましたが(笑)きちんと感はでてるかと思います。
皆さんも是非挑戦してみてください。
卒業式にむけて②
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
3月二回目の登場です。お待ちしていた人もそうでなかった人もこんにちは!
さあ今回も元気に続きをやっていきますよ~!(謎の元気さアピールです)
前回で上の身頃の縫製が大体終わったのでスカートの縫製です。
今回は、ソーイングセミナーの授業でも教えておりますシームポケットを付ける予定ですので、ファスナーの部分と脇線の一部分に伸び止めテープを貼ります。
裾も綺麗に折りたいので芯を貼ります。ウエストはほつれてきたので貼りました。
脇を縫います!
ポケットも縫います。これは授業でやってますので省略致しますね。
スカートを合体させる前に、人体に着せて2日ほど放置し、伸びてしまった部分をカットします。
スカートを合体します。
そして裏地も縫製しておきます。
脇にスリットを入れて、裏地は完成です。
コンシールファスナーを取り付け、衿ぐりも合体します。
衿ぐりの縫代が分厚くなったので、見返し側を半分の長さに切って処理しておきます、おさまりが悪いので裏コバも入れておきます。
あとは袖を縫って(袖裏無し)身頃にくっつけ、パイピングでくるんだら完成です。
では、全体図です。
かなりかしこまった感じになりましたね。
ジャケットまでやろうかなと思っておりましたが、長くなりましたので今回はここまでにしておきます!次回をお待ちください!
卒業式にむけて
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
暖かい日と寒い日がミックスになってきてますね。
事務所の近くに咲いてる梅を見ると、桜の訪れも待ち遠しくなります。
先週体験セミナーも行われまして、入学の受付も開始しております。
現在問い合わせを多く頂き、残りの座席数も減ってきています。
今学期の入学を希望される方はお電話にて残りの席数を確認されてからのご来校をお薦めしておりますので、よろしくお願いいたします。
さて、先日3年間面倒見てきた高校生達の卒業式が行われました。
思い返しますと、ショーやらテストやらの色々と大変な日々でしたが、無事にこの日を迎えることが出来て、達成感やら、もの寂しさやらでなかなか複雑な心境になりながら、彼らの背中を見ていました。
卒業式は残念ながら最後まで見れなかったのですが、その晴れやかで堂々とした姿を見て安心を致しました!
式の途中は写真が撮れなかったですが、だいたいこんな感じです。
改めて皆さんご卒業おめでとうございます!
さてさて、それで今回高校側から「ドレスコードはフォーマルで来てください」と言われたのですが、私が持ってるのが就活で使ってた黒の面白みのないスーツに、ポールスミスの少々派手目のスーツで…
どちらもこの場にふさわしく無さそうだな…と思った結果、急遽生地もあったので作ってしまおうと思いました。
卒業式の日が迫っていたのでスピード重視にデザインはシンプルにしようと決めました。
なんとなく上品な雰囲気がでるといいなと思いながら、ジャストウエストより気持ち上に切り替え入れた所、幼い雰囲気になりすぎたので切り替え位置をジャストぐらい変更しました。
そうすると見た目が落ち着き、下がフレアースカートでも少し大人びた雰囲気になりました。丈も膝が隠れるくらいが落ち着くラインでした。
さみしかったのでウエストにベルト風に切り替えを入れ、その大きさも5センチだとまた子供っぽくなったので、4センチに変更、ほんの1センチでも見た目には大きく影響するものですね。
そして袖をつけます。
この袖はかつてトレンドでもやった変形袖です。
作図的に何か面白いことがあったかといわれると特にないのですが…。
最初の作図はこんな感じです。(クリックすると少々大きくなります。)
授業でワンピースはやってませんが、トップスの延長ですね。
ここからフレア分は立体で調節していますので、作図とは少々変更あります。
そして完成パターンです。参考までに
では裁断していきます。
芯地、伸び止めを貼ります。
上の身頃から縫っていきます、
このとき、この生地がどんどんほつれてきたのでヤバそうな所には追加で伸び止めを貼りました。
そしてウエストの切り替えもつなげます。
トップスが大体出来上がった所で、今回はここまでです。
次回は縫製の続きと簡単なショートジャケットです!
ドレスシャツ研究⑦
やっと暖かくなってきましたが、夜の冷え込みと風の強さでまだまだ冬服は手放せません。
春先のコート今年は着よう・・・
さて、4月の募集が2月26日から始まります。体験セミナーもほぼ満席です!
毎度お伝えしていますが、すでに埋まっている曜日もありますので、あらかじめご連絡下さい。よろしくお願い致します。
・・・シャツやっと完成です・・・
合間合間に作業をしてやっと終わりました。
ではでは・・・
首回りあと0.5c(半身)小さくしたい!修正時ちょっと出しすぎましたね・・・
うーん生地のシワが取れない・・・せっかく頑張ってつくったのにシワがかなりできやすい生地です。
そこそこ高い生地でしたが、やはり価格で判断してはいけないですね・・・
ボディにも着せてみました。
袖がジャケットのようです
腕自体の上げやすさはさほど気にならないですね。
サンプル自体は生地が柔らかかったのでもう少し運動量はあった気がします。
衿まわりはやや折れ線でかくかくしてしまいました。
も少し柔らかい芯を使用するかしてもよかったかもしれません。
あと羽衿も少し削りたい・・・鎖骨に当たって衿先の若干のハネが気になります。
まあカラーステイを入れると丁度よくなりそうですが。
肩回りに関してはわりとフィットしました。丁度いいぐらいです。
袖山は苦労のイセ量でした・・・レディースのジャケットと同じくらい入っています。
少しシワになっていますが、かんではいません。
おかげで袖に厚みが出るので、仕上がりがジャケットのようになりました。
カフスと衿がややカリっとした芯を使用したのですが、もう少し厚く柔らかい芯のほうがキレイに首回りにフィットしたかなと反省しました。次回作成・・・気力があればですが ・・・の時はもう少し芯も生地も柔らかいものを使用してやってみようと思います
ではパターンです。
細かい事は記入していませんので参考までに
ちょっと衿の芯のパターンが変わっていますかね。芯はバイアスで裁ってもよかったかなと思います。(迷いましたが硬さを優先してしまいましたね。)
台衿は付け側のカーブがキツイので首回りにフィットしました。ドレスシャツ特有のラインですね。
点線がサンプルのパターンです。
衿ぐりの寸法が足りていませんでしたので結構出しましたが、ちょびっとやりすぎました・・・ 悔しい・・・
衿は完全にデザインし直して衿腰を低くしたり、衿幅を変えたりとかなり修正しました。
衿幅が広くワイドカラーの場合は点線のようなラインでいいでしょうが、日本人なので首が苦しかったです・・・
日本人の体型に合わせたパターンなどよく耳にしますが、衿腰の高いデザインそのものが厳しい気がしますねえ・・・
個人的には非常に面白かった研究でした。
ただ、手縫いの難しさは改めて感じたので、頑張ります・・・ はあ・・悔しい・・・