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ル・オペラ スクール紹介動画はコチラ ↓ http://www.youtube.com/watch?v=azziDUpZi9w

2023PM3級②

皆さん、こんにちは

10月~の生徒さんを募集中です!

埋まってきている席もありますので、入学を考えている方はお早目に!

授業見学もお気軽にお越しください!

 

 

 

 

それでは今年行われるパターンメイキング検定3級の2型目の参考作図を紹介したいと思います。

 

↓デザイン画がコチラです

 

スタンドカラーの半袖ブラウスです。

 

今回は後明きで前身頃がわになっているデザインです

前身頃は裾で展開する分量とバストダーツとして残す配分、バストダーツ先を上げる分量が難しいデザインでした

 

 

寸法です↓

着丈 = 54cm

肩幅 = 40cm

バスト = 98cm

裾廻り = 105cm

袖丈 = 18cm

袖幅 = 33.3cm

袖口 = 33.5cm

袖山 = 13.7cm

 

以上になります。

ボディはキプリスの9ARです。

 

 

 

パターンです↓

SNPは、0.4cm削り、FNPは0.3cm下げました。

FNPで下げる分量が多すぎると衿が前中心付近で跳ねてしまうで注意して下さい。

ウエストダーツ量は脇で1cm取り、鎌底を0.3cm上げ、前下がりは0.5cm付けています。

前後のフレアバランスも考慮しながら前の裾で開く分量は2.5cmに設定しました。

あくまでも目安の数字になりますので、ダーツ量や裾廻りバランスは、トワルを組んで調整して下さい。


 

 

前身頃展開作図です↓

 

前身頃のバストダーツは、2.5cm分取りダーツ先は4.6cm上げています。

バストダーツ先を上げるので裾で多めに開いてダ-ツ分量を減らしておくと、ダーツ先の飛び出しを押さえる事が出来ます。

バストポイントの位置が高すぎたり、横方向にズレていたりすると変な所が膨らんだりするのでダーツ先の位置には注意してください。

ボタン直径は11.5mmで、FNPから1.5cm下がった所に第1ボタンを決め、ボタン間隔は9.5cmに設定しています。

 

 

 

袖です↓

袖のイセ量は画像の通り、合計18mm入れています。

 

袖山は、実際に着用した時を考慮し13.7cmですが組んでみて吊ったり、余ったりするようでしたら調整して下さい。

 

袖付けは難しく時間がかかるので何度も練習して本番に焦ることがないように備えましょう!

 

 

 

衿です↓

CBにボタンが2つ付いているデザインなので衿幅は3.5cmで設定しています。

前中心でわになっているので衿外周りと衿付けの線はCFに対して直角になるように引きましょう。

 

 

 

完成トワルです↓

前中心でわになっている為衿の作図が難しかったです

トワルを組んだ際に衿の仕上がりはしっかりチェックしましょう

実技試験は3時間半です。

作図1時間半、写してトワル組みまで1時間、提出パターンを抜き出して記号記入で30分

このペースで取り組めば見直しに30分時間を使えます(*^▽^*)

練習する時にどの作業に何分かかった時間を計測し本番を意識して練習してみましょう


 

 

完成パターンです↓

地の目・わのマーク・CF・CB・見返し線・合印・イセマーク・パーツ名称・ダーツの倒し方向・ステッチなど、必要な記号は忘れずに記入して下さい。

 

 

 

工業用パターンです↓

提出は縫代なしのパターンになりますが、参考までに工業用パターンも紹介します。

 

 

 

試験本番まで残り2カ月なので実技試験と筆記試験をバランス良く勉強し余裕を持って検定に臨みましょう!!

 

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良く使う押さえ金動画①

10月~の生徒さんを募集中です!

埋まってきている席もありますので、入学を考えている方はお早目に!

授業見学もお気軽にお越しください!

初心者の方も本当の意味で「パターンが引けるようになる」システムがありますので、見学の際はじっくりお伝えいたします ;-)

 

 

今回は動画の出来が良かった(笑)のでブログでもお伝えしようと思います!!

その動画がコチラです↑

ちなみに「You Tubeのチャンネルからはみる事が出来ない」ので、コチラのブログから見る事の出来る特別仕様です(笑)

ブログをご覧の方は運がいいと思います(笑)

 

 

押さえ金ってどれを選んだらいいか正直学生の時なんかは分からなかったです :roll:

気にも留めていませんでした・・

パタンナーとしてミシンを扱うようになって思う「良く使う押さえ金」について語ってみたので是非ご覧頂ければと思います!

特徴は「量産の縫製や、サンプル縫製されている方程細かくなく、趣味の範囲として知っておくと後々役に立ちそう」くらいの内容です :roll:

初めてミシンを触る方はちょっと難しいかもですが、ゆくゆくはこういった知識が必要になるかと思いますので、「そういう考え方するんだ~」とふわっとみておくだけでもいいかなと思います ;-)

まあ全員見て欲しいです(笑)

 

 

では少し動画の内容をお話していきたいと思います!

 

まず基本の押さえ金でポプリンを縫ってみました。

針は11号で糸はスパンの60番です。

運針は12~14針くらいです。これは押さえ金の違いを見るためあとの生地も全て統一にしています

表からコバステッチを入れるとかなり縫い縮みします。

先に押さえ金による縫い縮みはどんな理由で起きるのか考えてみましょう。

 

針が生地を貫通すると生地が穴の中に入ってたわみます。

そうすると前後に生地が引っ張られるので縫い縮みが起きると考えられています。

なので、生地が上に引っ張られる際、押さえ金の穴が大きいと(押さえる面積が少ない)縫い縮みは起きるという事です。

 

もちろんそれ以外にも、「糸が太い、毛羽立っている(スパン糸)」などの要因も重なります。

 

他にも100番くらいのブロードで試しましたが似たような結果です。

逆に厚手のデニムで試すとほとんど起きませんでした。これは生地が上下に引っ張られても生地が硬いので動かないせいだと思います。(糸と針は本来14号、30番など太いものを使うので縫い縮みすると思います。)

 

 

「薄物押さえ」に変えて見ましょう。

横幅もあり、穴の隙間も少ないため↑の画像のように引っ張り上がる量が少ないのだと思います。

ちなみに下の「天板」にも種類があって、穴の小さな「薄物用天板」に変更するとより縫い縮みを抑える事が出来ます。

 

↑実際ブロードで縫うとかなり軽減できました(画像では分かりにくいですが、実際縫ってみると分かると思います) ;-)

 

 

今度は良く使う「テフロン押さえ金」について考えてみたいと思います。

これは「上下の布の縫いズレを防止する」ものです。

分かりやすい例として合皮で縫ってみました。

 

実際これくらいズレました 8-O

これは

上の生地が押さえ金と摩擦する事で生地が手前側に移動し、且つ下の生地は送り歯で奥側にズレているため起きる現象です。

これが「テフロン押さえ金」になると押さえと生地の接地面が滑るため「縫いズレ」を防いでくれます。

もしこれ以上ズレを押さえたい場合は押さえの圧力を減らしたり、送り歯を少し下げたり(これは職業用では出来るものと出来ないものがあります)します。

 

先程はかなりの縫いズレがおきていましたが、これくらい抑えられます。

 

 

さて今度は厚手の生地(デニム)と薄手(キュプラ)で縫ってみましょう。

基本押さえ金で縫うと上の生地(薄手)が縫いズレ+縫い縮みでシワがよってしまいます。

じゃあ今度はテフロン押さえ金で縫ってみます。

「縫いズレ」よりも「縫い縮み」が多く発生しているためズレてしまっています。

 

 

では↓薄物押さえです。

薄物押さえだと縫い縮みは防止出来ました。この現象を考えると

「上の生地(キュプラ)は滑りやすい生地」です。「縫いズレ」は起き難く、「縫い縮み」を防ぐ方が良かった。と考えられます。

 

 

ちなみに薄い生地(キュプラ)を下にして縫うと、送り歯による縫い縮みがおきます。

これを利用して下側をいせるというテクニックもあります。

 

 

 

次に「段付き押さえ金」です。

↑こういう生地に厚みがある場合ドライバーの下に隙間があるような現象がかなり起きます。

問題という事もないのですが、押さえ金で押さえている量(面積)が少ないので生地がズレやすくなります。コバステッチも入れ難くなりますね。

そんな時に使うのが「段付き押さえ」です。

 

これはその名の通り片側が上がって、もう片側が下がっているので、段差があるような箇所の縫製に向いています。

コバステッチはかなり正確にかける事が出来ます。

コバステッチばかりかけるような時はこの押さえ金を使うと良いと思います。

最後にイレギュラーですが、私はベルト等の「落としミシン」はこの段付き押さえ金で代用する事があります。

少しだけ生地が横にズレる事が防げます。

本当は落としミシン専用の押さえ金もあったりするのでそちらの方がいいと思いますが、

「全ての押さえ金を揃える」事は現実的ではないのと「押さえを変える時間」を考えるとそこそこ使うこういった押さえ金だけでいいのかなと思います。

 

あるに越した事はないですけどね :lol:

 

では第2弾も準備しておりますので、お楽しみに!!

 

 

 

 

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2023PM3級①

皆さんこんにちは

9月に入りようやく涼しくなり始めましたね(*’▽’)

コンビニでは栗やサツマイモ味のお菓子が陳列されていて秋の訪れを実感しました

こうして食べ物の事を考えていたらお腹がすいてきたので今から秋が旬の食べ物を沢山食べたいと思います(笑)

 

9月3日(日曜日)から10月期の生徒さん募集スタートです!!

http://www.leopera.com/news/20230720/1217

埋まりやすい曜日もありますので、10月から入学を考えている方はお早目に手続きをお願い致します!!気になる方は見学にお越し下さい!

 

 

 

 

それでは今年行われるパターンメイキング検定3級の1型目の参考作図を紹介したいと思います。

 

↓デザイン画がコチラです

シャツカラーの半袖ブラウスです。

前身頃はバストダーツを切替に利用し、後身頃は肩ダーツがあるデザインです。

前身頃は裾で展開する分量とバストダーツとして残す配分、

ボタン間隔、切替の位置設定が難しいデザインです。

 

 

 

寸法です↓

着丈 = 54cm

肩幅 = 40cm

バスト = 98cm

裾廻り = 105.1cm

袖丈 = 17.7cm

袖幅 = 34.3cm

袖口 = 33.5cm

袖山 = 13.8cm

 

以上になります。

ボディはキプリスの9ARです。

 

 

 

パターンです↓

SNPは、0.4cm削り、FNPは1.2cm下げました。

 

ウエストダーツ量は脇で1cm取り、鎌底を0.3cm上げ、前下がりは0.5cm付けています。

 

ボタン直径は11.5mmで、FNPから1.1cm下がった所に第一ボタンを決め、第4ボタンまで3.4cm、第4ボタンから第5ボタンまでが6.2cm、第5ボタンから第7ボタンまでが9cm間隔で設定しています。

 

持ち出しは1.2cmで付けています。

 

あくまでも目安の数字になりますので、ダーツ量や裾廻りバランス、ボタン位置等は、トワルを組んで調整して下さい。

 

 

 

前身頃です↓

 

前身頃のバストダーツは、11°たたみダーツ先を4.5cm上げ、後ろの肩ダーツは1.2cm取りダーツは1.5cm上げています。

バストダーツ先を上げるので裾で多めに開いてダ-ツ分量を減らしておくと、ダーツ先の飛び出しを押さえる事が出来ます。

前後のフレアバランスも考慮しながら前の裾で開く分量は2.5cmに設定しました。

バストポイントの位置が高すぎたり、横方向にズレていたりすると変な所が膨らんだりするのでダーツ先の位置には注意してください。

ボタン間隔、切替線の位置設定が難しデザインなので前身頃のバランスを意識した練習をしてみましょう

 

 

 

袖です↓

袖のイセ量は画像の通り、合計18mm入れています。

 

袖山は、実際に着用した時を考慮し13.8cmですが組んでみて吊ったり、余ったりするようでしたら調整して下さい。

 

袖付けは難しく時間がかかるので何度も練習して本番に焦ることがないように備えましょう!

 

 

 

衿です↓

衿幅が太めなシャツカラーで衿外周りが身頃に当たりやすく何度かトワルを組んでバランスを確認しました。

衿の修正は時間がかかるので本番では1回で組めるように、自分の中でバランスの良い寸法を設定して本番に臨みましょう

 

 

 

完成トワルです↓


実技試験は3時間半です。

作図1時間半、写してトワル組みまで1時間、提出パターンを抜き出して記号記入で30分

このペースで取り組めば見直しに30分時間を使えます(*^▽^*)

練習する時にどの作業に何分かかった時間を計測し本番を意識して練習してみましょう

 

 

 

完成パターンです↓

地の目・わのマーク・CF・CB・見返し線・合印・イセマーク・パーツ名称・ダーツの倒し方向・ステッチなど、必要な記号は忘れずに記入して下さい。

 

 

 

工業用パターンです↓

 

提出は縫代なしのパターンになりますが、参考までに工業用パターンも紹介します。

 

 

 

試験本番は12月とまだ時間はありますので実技試験と筆記試験をバランス良く勉強し余裕を持って検定に臨みましょう!!

 

 

 

2型目のブログも近日投稿しますのでよろしかったら参考にしてください!

 

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飾り前立て②

いよいよ今週末日曜日10月期の生徒さん募集開始です!!

いよいよ服の価格が上がってきて着たいものを着る事が出来なくなる時代にある前に、是非「つくる」を視野に入れてみてはいかがでしょうか? ;-)

ただつくるだけではなく、洋服の色んな事が「見える」事もオススメの理由です!

洋服が好きな方は是非一緒につくってみましょう! :lol:

 

 

 

10月期生徒さんの受付は・・

東京 9月3日~随時*当日は17:00まで受け付け

大阪 9月3日~随時*当日は12:00まで受け付け   です!!

 

 


無料体験セミナーはまだ若干数残り席がありますので、是非お電話でご予約下さい!!

9月3日(日) 1回目10:00~12:00/2回目13:00~15:00

東京校のみの開催ですのでご注意下さい!

東京校TEL 03-5473-1519


是非お越し下さい :-D

 

 

さてそんなパターンの面白さをお伝えするのがコチラ↓

またまた「無料でいいの?」という内容です 8-O

コチラの内容も普段の授業もそうですが、「見える人には見えている景色」があると思っています。細かい事のように思えますが、ここが違うと「美しさ」に繋がると信じております。

個人的には「洋服の歴史」を学んでいるような感覚で凄く面白いと思っています(オタク気質ですね・・ :lol:

 

こういった内容のお話が授業では沢山出ます!

是非パタンナーの方も、初心者の方も一度見学にいらして下さいね!!

あと、登録、いいねもお願いします :lol:

 

 

 

ではマニアックなお話の続きです :-P

「続き飾り前立て」です

?となる方も沢山いらっしゃるかもですが、、縫っていきましょう!!

上になる方は一応芯を貼っています。硬い素材だと必要ないかなと思います。

そうですね、ただ中表に合わせて地縫いするだけです :lol:

あとはロックをかけて、前中心を縫って、表からステッチをかけるだけ!

なんて簡単なんでしょう・・・

初めて見た時は感動しました(大げさ) :cry:

ポイントはロックがかけやすいカーブの縫代にするくらいですかね。

 

 

 

さあ今度は最後の「飾り前立て、縫代袋縫い、前中心キセ」バージョンです :lol:

長!と思いますが、↓早速縫ってみましょう!

 

?なパターンかなと思います・・

先程の縫い方と同じスタートですが、袋縫いをしますので、「外表で地縫い」を気を付けて下さい!

そうですね、端が袋縫いになっているので、メンズに好まれる仕様ですね :lol:

そんな事?と思われるかもしれませんが、メンズはそういった「違い」を出している事が多いです ;-)

そして、前中心は「キセ」を入れて縫います!

まあマニアックです・・・おそらくより「前立てっぽさ」を求めた結果かな?と思います。

遠目だと実際に開くのかな?と思ってしまいますね ;-)

あとはステッチを入れて完成です!

 

 

どうでしたでしょうか?かなりマニアックな内容になってしまいましたが、こういった細かい所にパタンナーのクセや、仕事っぷりが現れると思っています。

ただ、難しくすることで縫製する方が大変になったりするので、金額とデザインとのバランスが必要になるかと思いますが・・

 

他にも変わった「飾り前立て」はあります。

今回前中心でキセは5mmでしたが、結構控えて20mmというものも見たことがあります。

 

いやあ色んな仕様があるものですね。。。

是非お持ちの服を見て確認してみて下さい!これは!というものが見つかるかもしれませんよ ;-)

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飾り前立て①

暑くて出たくないですねえ・・・ :cry:

日傘はまだ抵抗がありましたので、麦わら帽子的なものを買って対策してみましたが、効果は薄く、日陰を探しながら出勤しております(笑)

みなさんも熱中症には十分に気を付けて下さい!

 

 

引き続き9月3日(日曜日)から10月期の生徒さん募集スタートです!!

http://www.leopera.com/news/20230720/1217

埋まりやすい曜日もありますので、10月から入学を考えている方はお早目に手続きをお願い致します!!気になる方は見学にお越し下さい!


と同時に東京校のみ

9月3日(日曜日)10時~12時まで 13時~15時までで無料体験セミナーを実施します!!

東京校 TEL03-5473-1519

東京校のみの開催となりますのでご注意下さい !

 

 

↓かなり皆さんに見て頂きたい動画UPしております!

代表が生徒さんのアンケートにお答えしていく動画になっているのですが、

・これから通う事を考えている方

・既に通われている方

・パタンナー、縫製されている技術職の方

は必見の内容になっていますので是非ご覧ください!!

 

 

 

 

さてマニアックなお話をまたさせて頂きたいと思います :lol:

スウェットパンツなどに見られる「飾り前立て」です(正式名称かはちょっと分からないですが・・)

前開きの無い、ファスナーが無いタイプの仕様ですね。

「なぜあるか」は定かではないですが、あるとちょっと固さが出てシルエットが変わる気がしてます 8-O

 

その仕様で「これは手が込んでいるなあ」と思う仕様を見つけましたので、お付き合い頂ければと思います!!

 

 

ではよくあるタイプで簡単なものから↓

まあほんとに「飾り」という感じですね。ただ開きが無く「見返し」のパーツがあるだけです。

早速縫っていきましょう。前見返しには芯を貼っています。

左パンツに見返しを叩き付けるだけですね。(見返し端にはロックをかけた方がいいかと思います。)

先に叩きつけて、そのまま右パンツと中表に合わせて地縫いするだけ。

非常に簡単なやり方ですね。

裏側はロックをかける事がほとんどですが、縫代がちょっとペラペラめくれて気にはなります

何も考えないとこんな感じの仕様かなと思います ;-)

 

 

さて続いて↓の仕様です

パターンは完全に同じです。

3枚一緒に縫います。

見返しに先には叩きません。

↑そうですね「見返しと左パンツで右パンツを挟む」という仕様です。

そのあと見返しの飾りステッチを入れます。

これだと裏側の縫代がペラペラめくれる事が無いですし、見栄えは良いですね。

色々市場調査しましたが、この仕様が多い見られ、主流のやり方と言えそうです。

 

 

これくらいが「普通」のやり方かなあ・・と思うのですが、ちょっと変わった

「袋縫い」「キセ」という凝った仕様を見つけましたので次回お伝えしたいと思います!!

 

 

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片玉縁ポケット(袋布タック)②

暑くて外に出る事が出来ないですね・・・この前スーパーに買い出しに行くだけで軽い熱中症になりました・・・皆さん気を付けて下さい :cry:

最近日傘を視野に入れています・・

 

 

そんな暑い中ですが、ちょっと涼しくなるかも?な時期

9月3日(日曜日)から10月期の生徒さん募集スタートです!!

http://www.leopera.com/news/20230720/1217

埋まりやすい曜日もありますので、10月から入学を考えている方はお早目に手続きをお願い致します!!気になる方は見学にお越し下さい!(8/8火~8/18金まではお盆休みを頂きますので、ご注意下さい!)

 

と同時に東京校のみ

9月3日(日曜日)10時~12時まで 13時~15時までで無料体験セミナーを実施します!!

東京校 TEL03-5473-1519

東京校のみの開催となりますのでご注意下さい !

 

 

↓こんな動画作成してみました :lol:

紙で形を見てみる動画です!実際にシーチングで組み立ては絶対に必要ですが、紙で一回どんな形になるか試してみるのもアリだと思います!紙の方が形がはっきりしますので、見やすくなる事もしばしばあります!大きいサイズではなく小さいサイズだと気軽に試せ」ますよ!!

ゆるーく見るタイプの動画(笑)ですので皆さん暑いこの時期にあまり考えないで見て下さい(笑)

 

 

さて・・マニアックなお話の続きです(笑)

前回は↓ここまでお伝えしました ;-)

両サイドの中縫いが出来たところです。かなり正確に縫わないと結構ズレてくるのでこの段階で慎重に縫うようにして下さい ;-)

 

出来たら↑アイロンでプレスしてこんな状態です。

 

 

角は切り込みを入れています。裏から見るとこんな状態↑口布の裁ち端が見えていますね :roll: これは汚い・・と思ったのでしょう・・こうしてしまえば綺麗じゃない?↓

そうです。謎タックは「口布の裁ち端隠しの為」でした :lol:

袋布で口布端を被せて・・

中縫いします・・とっても簡単!!

 

考えられるメリットは

①口布が2枚重ねて一緒に縫うのでズレにくく縫いやすい

②縫うのが楽で失敗が少ない

③メリット?か難しいところですが、この部分が硬くなる(この部分が硬くなるので多少口は開き難く感じます(かなり微妙ですが)パンツのバックポケットとかいいかもしれないです。

 

デメリットとしては・・

伝わり難い・・パターンの説明を相手側(縫製する方)に伝わるか不安ですね。部分縫いとかと一緒にお願いしないと難しそう・・

②メリットの③と同じですが硬くなることです。通常薄く仕上げる方向性が多いので、より薄い仕様にしたい場合には向かないかもです。

 

上記以外にもたくさんありそうですが、個人的には非常に縫いやすく綺麗に仕上がりやすいんじゃないかと思いました :roll:

 

 

では続きです↓

向こう布と袋布の外周を袋縫いします。(ポケット口から袋布を引っ張り出して外表で地縫いあとステッチです。)

 

 

あとは切り込んだ土台の縫代を折り込んで、袋布側からステッチをいれます。

両サイドも縫って口がズレないようにします。

 

 

完成です ;-)

地縫いだけで強度的に不安な場合は周囲にコバステッチを入れたり、アレンジしてもいいと思います(カジュアルタイプならそっちかな?)

↑最大の特徴ですね ;-)

このおかげで硬く仕上がっているので、開き難く感じます。(向こう布側は柔らかく感じます)

厚みがある生地(レザーとか)でも袋布はスレキを使う事が多いのでそこまで厚くならずに済むかなと思います。

ほかにも沢山片玉縁ポケットの縫い方はありますが、選択肢の1つに入れてもいいんじゃないでしょうか?

 

是非試してみて下さい!!

 

ではまた!

 

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片玉縁ポケット(袋布タック)①

暑いですねー :cry:

熱中症に気を付けて過ごしましょう・・外で暑くて頭が痛くなったりしたらすぐ外出は避けるべきですね、、この前ちょっと危険でした・・ほんとに怖いです :cry:

 

暑くなってきたところで、来期(10月入学)の申し込み日決まりました!

http://www.leopera.com/news/20230720/1217

9月3日(日曜日)から募集スタートです!!

埋まりやすい曜日もありますので、10月から入学を考えている方はお早目に手続きをお願い致します!!

と同時に東京校のみ

9月3日(日曜日)10時~12時まで 13時~15時までで無料体験セミナーを実施します!!

詳しい内容は↓の動画でどんなことをするかご確認下さい!

こちらも席が埋まりやすいので、お早目にお電話でのご予約お願い致します!!

東京校 TEL03-5473-1519

東京校のみの開催となりますのでご注意下さい ;-)

 

 

 

 

さて、お盆前に軽いものを・・・と思いましたが結構マニアックなチョイスになりました(笑)

「片玉縁ポケット(袋布で口布の縫代をタック状に挟む)」・・・というディティールです・・・マニアックすぎる?

 

趣味で、ハイブランドや面白いディティールの服を安く買って調べているのですが :roll: (ほんとに趣味です(笑))ちょっと変わった縫い方のものを紹介したいと思います!

↑まあ見た目普通に見えますよね・・見落としてしまいがちですが、箱ポケットではなく「片玉縁」です。

↑これ

 

最初見た時は???ってなりました。なんの意味が・・・

 

ちょっと縫ってみないと分からないですね :lol: ←楽しいです

では早速準備していきましょう!!

↑のパターンを裁断、印付けした状態です。

ポイントは口布が2つ折りの単純な形である事と、袋布(手前)に謎のタックがあることです(正確には地縫いします)

このままでは?だと思いますので、進んでいきましょう!

土台には芯を貼り、口布にも芯を貼っておきます。

向こう布には、あて布を叩いておきます(あとで袋縫いする事を考えて、周り2mmくらいカットしています)

土台布には袋布をセットしておきます。

出来上がり1,2mm手前で仮ステッチ(袋布を押さえる)をいれます。

これは無くても出来ますが、やりやすさを考えて入れておきました。

口布は2つ折りにしておき、↑のように地縫いします。口は縫代1cでカットしておきます。

角に切り込みを入れて・・

回転して上下を地縫いします。ものによってはここを地縫いしないで外周コバステッチを入れるものも多いですが、おそらく「綺麗さ」を優先して地縫いは絶対入れたいという意思を感じます(妄想)

ここで正確に出来ていないとかなりズレるので慎重にした方がいいかなと思います。

 

・・・とここまでで一度区切りたいと思います ;-)

謎タックはなぜ入っているのか、次回お伝えしようと思います!!

 

ではまた!

 

 

 

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インタビュー

皆さん、こんにちは

7月に入ってからとてつもなく暑くなってきましたねぇ(-_-;)

そんな猛暑で何を着れば良いかお困りの方にオススメのポシャツの縫製動画がございますので是非作製して今年の夏はポロシャツで乗り越えましょう!

 

 

今回はちょっと小話です(笑)

少し面白いお話が聞けたので、その様子をお伝えしようと思います。

「パターンの力で売り上げが伸びた」お話です 8-O

 

メンズのパタンナーの方で受講されている生徒さんがいらっしゃるのですが、

その方は徹底的に基礎を本校で学びました。

もう7,8年は通われている方です。

 

最初は外注の会社で、そこから小さなブランドのパタンナーになり、現在は大手メーカーのパタンナーをされています。

 

 

本校に来た時は、「外注の会社にいるけど、決まった寸法をただ打ち込むような作業ばかりで、全く技術が進歩している気がしない」「このまま会社で作業だけして出来る気がしない・・」と悩んでた時に見付けて来たそうです。

 

 

本校は基礎から徹底的にお伝えしています。

それこそタイトスカートからスタートですが、少し難しいのでざっくり説明すると

「筒という立体からダーツをとった時にどんな形になるか分かれば、服は基本「筒」ですからどういうアイテムでも対応できるようになりますよ~」という考え方です。

それが少しずつ複雑な立体になっていき、難易度が上がっていく。という課題の流れになっております。

その方にはかなり「目から鱗」状態だったらしく、7,8年も通う(完全に面白くてはまる(笑))ようになったそうです ;-)

 

 

そんな基礎を徹底的にされた方は今の会社に入って、最初引き継いだパターンを見て・・・

「着難そう・・・」と思ったそうです。

 

タイトめな形がメインのブランドさんの担当になったそうですが、

「運動量がほとんど無いパターン」や

「着てみると肩先に凄く当たって着難いパターン」

「袖が振り過ぎてタスキシワが出る」

などなど結構厳しいパターンだったそうです・・

基礎から徹底的にされているこの方は「忙しくてトワルを組む暇がなかったんだろうな」「専門学校上がってすぐに会社に入り、そこまで先輩に教えて貰えなかったんだろうな」とパターンを見て、また前任の方を見て思ったそうです。

パターンにその人の「意図」は慣れてくると見えますからねえ・・

 

その方はかなり意欲が高く、「パターンの力で売り上げが伸びるんじゃないか?」とずっと思っていたらしく、これを機に「ベースのパターンを着易くバランスの取れているものにした時、売り上げにどう影響するのか」という事を実験してみる事にしたそうです。(本来どのパタンナーの方もそういった取り組み方をされてる思いますが、かなり厳しいパターンを変えると、分かりやすく結果が見えるんじゃないかという事です)

 

結果・・・

見事に売り上げが伸びたそうです。

パターンの力だけで変わるかと言われると根拠に乏しい気もしますが、条件として

「ほとんどが継続したデザインであまり新しいデザインが無い」

「予算もあまり無いので広告もそこまで力を入れていない」

「SNSも大きな動きはない」

「納期、工場の大きな差は無し」

などあまり変化のないブランドさんなので検証するにはもってこいの条件がそろっています 8-O

 

唯一「販売スタッフの方の力」はあるかもしれませんが、全ての店舗で売り上げが伸びれば可能性は高いかと思います。

 

「着てみてリピートした」方が多かったそうです。ネットよりも圧倒的に店舗の方が売り上げが良いそうです。そこも「着て良かったから購入→パターンの良さ」に繋がるかと思います。

「今までと同じ価格で、デザインもあまり変わらないのに、着やすくなって、スタイル良く見えたら」売れると思います。

 

元々もう一つのメインブランドさんを超えて売り上げが伸びたそうです(今も伸び続けている)

 

 

私はパターンの力を元々信じていましたが、実際に「数字としての結果」を聞かされると、「ああ、パターンってすごく大事なんだな」と改めて気づかされました・・・ :cry:

 

そんなお話の流れで「パターン」について皆さんももう一度基礎から学んでみてはいかがでしょうか?本校ならそのお手伝いが出来ると思います。

「直ぐに使えるテクニック」ももちろん大事だと思いますが、早いサイクルでパターンを引かなければならない状況こそ「基礎」の重要性は高まっていると思っています・・

 

 

それではまたこういったお話があればお伝えしていこうと思います ;-)

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特殊袋縫い②

雨が降りながらも暑いという嫌な季節です・・

そしてもう7月に入ったので、もっと熱くなるというツライ季節に突入です・・・どちらにしても夏は昔から苦手です・・・

体調も崩しやすい季節(冷房で・・)だと思うので皆さんも気を付けて下さい :cry:

言ってる私は鼻の調子が悪いですが・・・

 

 

さて気を取り直して

またファスナーの説明ですが・・(しつこいです ;-) )色んな縫い方や仕様があるんだなと感心する内容ですので皆さん是非隙間時間にご覧ください!!

しかし、前回のアイロンがけ動画そこそこ伸びましたね・・また何かやろうかな・・・ :roll: ちょっと企画しておきます!!

 

 

では前回の「特殊袋縫いの続き」です。

 

↑こんな感じの縫い方でした!

個人的な感想ではおそらく「滑脱防止」では?と考えています。

滑脱とは、縫い目に力が加わった時、その部分の生地の糸が滑るように動いて縫い目が開いたり、縫い代が抜けたりすることを指します。

麻の生地など打ち込みが甘い生地などで良く起きる現象です。

なので、良くやる手法としては伸び止めテープを貼ったりするんですが、それは非常に手間です。

なので「ステッチを1本増やして生地の密度を上げる」という選択をしたんじゃないかな?と予想しました・・

わざわざ入れるんですからそれなりに理由はあるはずなので、そう考えると腑に落ちました。ちなみに他のアイテムではこの縫い方はされていなかったので、「滑脱防止」が有力かなと思います。

 

 

そして、それだけでは面白くないので、「ほかにもアレンジ出来ないかな?」と思い縫代幅を変えたりアレンジしてみました ;-)

↑こんな感じで幅を変えて見ました!見た目割っているみたいで綺麗ですね ;-)

あとは実際の甘目の生地で試してみました!

↑普通の袋縫いです :lol:

↑さっきの縫代幅左右均等になるようにしたアレンジ版です!

アレンジ版のメリットは

「見た目綺麗」

「左右縫代の生地枚数が同じで分量も同じ」なので捻じれも少なそうです!

 

 

 

最後は実際に引っ張ってみて確認してみましたが、正直短い距離では分かりにくかったですね :cry:

そしてもっと甘い生地の方が分かりやすかったかなと思います・・

それでも感覚的には(見た目)普通の袋縫いよりたしかに滑脱はしにくい感じがしました!(感覚ですいません

 

かなり縫製もし易く見た目もいい仕様なので是非皆さん試してみてください!!

 

 

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ミシンカバー作り②

皆さん、こんにちは

LE・OPERAのYouTubeチャンネル登録者数が2000人を超えていました!(^^)!

いつもご視聴ありがとうございます!

「意外と見落としがちな疑問」「部分縫い」「生地の特性」「PM検定

対策動画」などなど様々な動画をアップしています

なかにはかなりマニアックな内容の物もありますがとても面白い内容になっていますので是非ご覧になってみて下さい

 

↓パターンナーがちょっとしたテクニックでシワシワのTシャツをアイロンがけで新品同様に復活させる動画です

遂先日UPされたばかりなのですが既に沢山の方に見ていただいているので、アイロンがけ動画のシリーズ化を考えていますのでお楽しみに!

 

 

 

去年の年末にブログで紹介したミシンカバーのお直しで、縫製がしずらかった箇所など改善して今回2個目を作りましたので紹介致します!

 

 

↓今回お直しするのがコチラ

破け過ぎてカバーの役割を果たしていないですね(笑)

ボロボロになっている部分は破棄してそれ以外の厚紙が入っている側面のパーツは再利用しました

 

 

 

それでは縫製です( `ー´)ノ

側面のパーツを表、裏2枚ずつ裁断し、下端を袋縫いします

今回表に帆布、裏にシーチングを使用しています

前回作った時は袋縫いをする際にミシンカバーを挟んで縫ったのですが側面のパーツが縫い縮みしたので今回は帆布とシーチングのみで袋縫いしています(*’▽’)

 

 

続いて上側のパーツを縫っていきます

 

元々のミシンカバーの上側のマチの部分はホコリが入らないように閉じられる仕様になっていたので,今回作るミシンカバーもこの仕様にしました

 

 

上側マチのパーツは表、裏1枚ずつ裁断し中表に合わせてU字に縫います

その後切り込みを入れ表に返して周囲にSTを入れます

ST幅はめくれやすくなるのを防ぐ為にコバST+5㎜STを入れて少し硬くしています

 

 

 

上側のマチと横側のマチを接ぎ、端を三つ折りで始末した後、元のアイロンカバーを側面とマチのパーツで挟みながら中表で縫製し縫代にロックをかけて完成です( `ー´)ノ

 

 

 

 

完成したので早速ミシンに被せてみました!

アイロンを持ち運ぶ時は上側がペロンとめくれ、保管する時には閉じるとホコリなどのゴミ侵入を多少は防げる仕様となっています(^^♪

 

 

前回作った時は角丸が小さすぎて縫製が少し大変だったので今回は緩やかな

カーブにしたので縫製がしやすかったです(*^▽^*)

ソ-イングセミナ-で習う縫い方を応用させて縫製したのでル・オペラに通われている生徒さんも自宅のミシンカバーが破れていてお困りでしたら是非お試しください!

 

 

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