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東京のアトリエ講師のこだわりや、物作りの様子をお知らせします。ファッションの情報やイベント告知も行います。
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toukyou-opera – パタンナーズライフ
作成者別アーカイブ: toukyou-opera
リフォーム こだわりある服づくり ⑩
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
2013年になりましたね
この仕事をしていると、1年経つと自分の実力が目に見えて変わって行くので、去年は何ができて何が出来なかったかという事を振り返ります。なんだかゲームでレベルアップしていく感じに近い感じですね
毎日が勉強ですが、まだまだ色んな事を知らないといけないと思いますし、技術として身につけたいと思います。
ではでは・・・
前回は生地の分析をしていましたね。
今回はトワル組みです。
ちなみに生地幅が非常に狭いので、シルエットも限定されます。
パターンを引く段階で生地幅が足りるか確認しながら最大幅に注意しましょう。
特に今回は柄が裾にありますから、デザインとして柄の配置にも注意します。
トワルを組んでみました。
今回の生地はハリ感はかなりシーチングに近いので、そのままのシルエットが出来上がるんじゃないかなと思います。脇が落ちて来ることはあまりないでしょう。
伸びやすい箇所が多そうなので、芯や伸び止めの場所に注意しないといけませんね。
ストラップも何かしらのデザインを入れたいと言うので、ちょっと保留です。
工業用パターンはこんな感じです。以外に多い?
伸び止めは至る所に貼って伸びを防ぎます。生地がやや薄いので、アタリを防ぐため少しだけ薄手の伸び止めがあると、良いでしょう。
・・・・・今回は中心線の縫い目は合わせそうにないので、少しずらして使いたいと思います。
裾のスカラップ自体もかなり雑に作られていたので、柄の位置も完璧に合わせられそうにありません。(段差が出ない様に裾のラインの繋がりを優先したいと思います。)
次回で完成させたいと思いますどんな感じに仕上がるでしょうか?お楽しみに!!
トレンド講習のキュロットパンツ縫製手順
こんにちは K です。
本日は先日トレンド講習で行ったキュロットの縫製工程をアップしようかと思いますので、これから縫製される方の参考になればと思います。では!
●まず裁断を行います。今回の生地はギャバジンです。デザインが多少フレア感が必要なデザインだったので、ドレープがでるタイプを探しました。見つかったのがちょっとポリウレタンが入っており、伸びる事を懸念しましたが、目が詰まっているので大丈夫かな?
ちょっと動きやすいので注意を払う必要があります。
①前ポケットつけ
まず前パーツのポケットを縫製していきます。
ポイントとしては袋布と前パーツを縫製し、袋布側をアイロンで片倒しするときは気持ち控えて表にでないようにする必要があります。ここのアイロンがけはバッチリ行いましょう!ポケットは前側の顔です!
ポケット口のステッチは基本コバですが、見栄えが大事!なので生地に合わせ、自分が安定して縫える幅を選択するのが正解だと思います。
ポケットの形ができたら脇線とウェスト線に仮止めして形が崩れないようにしましょう。
②前タック、プリーツ線をアイロンにてプレス
タックとプリーツ線は繋がらないので、注意です!
折った形状で仮縫いで止めておきます。
③後ろのダーツを縫い、ポケットを縫う。
フラップの大きさを揃えておくことで見栄えが良くなるのと私は考えてますので、こういう時は必ず厚紙でゲージを作るようにしてます。ひと手間で楽に綺麗につくれますよ。
で、今回は自分で気持ち裏地を小さくして縫い、控えやすいようにしました。先に縫い代を処理しておけば後々形つくりやすいですよね。
本体に玉縁作って挟み込んだ状態でおとしミシンかけます。このとき、左右対称になるよう重ね合わせて確認してから縫うといいでしょう。(確認大事!)
④脇線を縫う。
それぞれロックミシンをかけてから地縫いし、割ります。
※生地が厚いとポケットの所を割るのが一苦労ですが、しっかり割りましょう。
⑤裾を織り上げてロックをかける。
このとき、生地だれなどが発生していないか、仮組みなどしてチェックをするといいでしょう。
⑥まつりあげる。
⑦股下の縫製
強度をあげるため、二度縫いします。
ファスナー止まりまで縫い、できたら割っておきましょう。
⑧裏地を右と左で完成させ、股下は縫わずにおいておく。
股下にロックミシンをかけておく。
⑨前あきファスナーを本体につける。
ここは構造の理解が必要なので私もサンプル部分縫いを行ってから本番に臨みました。
まず持ち出しを中縫いして完成させから、裏地と縫い合わせ、その上にファスナーをセッティングし仮止めしてから表地にコバステッチでとめる。
見返しは裏地と縫い合わせ(角は縫いながら切れ込みを入れて)表地から控えた状態をコバステッチで押さえ、出来上がりの形にしてみてファスナーの位置を確認したあと見返しにファスナーを縫い付ける。
形状が問題なさそうなら表からステッチをかけ、持ち出しまでつきぬけ閂止めステッチをかける。
⑩裏地の股下を縫う。
止まりの位置まで縫い合わせ、縫い代は割る。
あと表地と離れすぎないように中で糸ループかテープ状に切った裏地で繋げておくといいでしょう。
⑪ヨークベルト、見返しを縫製し、本体につなげる。
見返しは今回伸ばした状態で縫製するので、裁ち端をパイピングテープでくるむ。
(見返しベルトは曲線なので先に生地のくせとりを行ってからつけるときれいにつきます。)
本体は事前にウエストで裏地等を仮止め行っておきます。
パイピングは表から見えないように端を折り込んでおくといいと思います。
今回は共布ベルトがつくのでウエストベルトに共布ベルトループを先にセッティングしてから本体と縫い合わせるようにしましょう。
順番としては
1、表ベルトと見返しの間にベルトループを挟み込んで縫う
2、表ベルトに止めステッチをかける
3、本体と縫い合わさる側の縫い代にベルトループの下側を仮止めする。
4、本体と縫い合わせ、ベルト高で折る。
5、落としミシン
※ベルトループを持ち上げて境目に落とすようにしましょう。
⑫カギホック、釦つけ
⑬共布ベルト作成
出来上がったらベルトループに通して形状確認。
⑭完成
いやぁ、長くなりましてすみません…とりあえず一通り気をつけるべきことを載せておきました。
年内の更新はこれで最後になりますので、ご挨拶を…
皆様良いお年をお過ごしください。(^o^)ノシ
リフォーム こだわりある服づくり ⑨
年末です。
毎度早いなと思いますが、振り返ると生徒さんがどんどん増えてきております。
ありがたいお話です
モノを作る人の絶対数が上がったのでしょうか?
最近は男の人も趣味でされる方が多いです。
(オペラにもアパレルではない方が結構来られています。)
私も昔は趣味みたいなところから始まりました。
リメイクから始めた記憶があります。
(今見ると多分恥ずかしい感じだと思います )
夏前あたりからのリメイクの続きですが
リメイクをやるとちょっと初心に戻ります。
色々自分の服を紹介したりで間があきましたが・・・
デザイン画はコチラ・・・
結構カワイイ感じでアンティークレースなんかも使って女の子らしいデザインです。
使用した古着はコチラです。
前
裾がスカラップで刺繍が施されているタイプです。
こいつを使って仕上げていくので、裾のラインは強制的に決定です。
(パターン上で制限がかかるということです。)
後ろ
裾
いつもの様にバラバラにして・・・
生地を確認。
薄いブロードかローンあたりでしょうか。
薄くて若干の透け感があります。
素材に針穴跡がついていたので、消せるかなと思い、プレスとスチームなどで塞ごうとしましたが、やっぱり出来ませんでした。やはり綿は難しいですね・・・要尺は注意が必要です。・・・結構ぎりぎりカモ・・・
後、切り替えの位置が非常に中途半端な場所にあります。できれば使いたく無いところですが・・・使わないと生地が足りなくなりそうです。
アンティークレースは色々用意しました。このあたりは実際に完成に近づいたら決めていきたいと思います。
ストラップのアジャスターです。これもちょっと可愛い感じ。
次回はパターンメイクです。裾のラウンドはうまくいくでしょうか・・・そして生地は足りるでしょうか・・・
ピヨのショートキュロットパンツ
こんにちわ
めっきり寒くなってきましたね。
この寒さにやられて少々風邪を引いてしまいました
みなさんも気を付けてくださいね!
さてさて、先日トレンド講習のキュロットも無事に終わりほっとしている私ですが、この間にちゃっかり自分用のキュロットも作成していました。
講習で作ったキュロットは膝下丈のものなのですが、自分用はお決まりのショート丈です
参考にしたデザインはこちら。
キュロットというか、ほぼショートパンツですよね(笑)
ラッキーな事に、私の体型がほぼ9ARのパンツボディと変わらないので、そのまま9ARのスカート原型を使用しました。(サイズの微調整はトワルを組んでからしています。)
両身組んだものを実際に着用して着丈やフレアー感も自分の好みに合う様に修正をかけていきます。
使用した生地はこちら
これはオランダのヴィンテージ生地です。
(おしゃくれさんからもらっちゃいました)
オランダといえばレトロな花柄が多かったりしますが、こんなシンプルな柄も残ってるんですねぇ☆
ヴィンテージ物なので1mも無い長さだったんですけど、ショート丈のものを作るには全然余裕でした
あとポイントは、裏地に付けたパイピング布です。
縫製上は特に付けなくても大丈夫なのですが、アクセントとして赤のパイピング布を使用しました。
でわでわ パターンが仕上がった所で早速裁断に入ります。
次回は縫製です。
早く履ける様にちゃちゃっと縫いあげますので、完成をお楽しみに~
メンズカジュアルシャツ(長袖)②
さっそくですが、シャツが完成しました!
前
前回より少しだけポケットの位置を上げて、身幅も若干出しました。
ウールと麻の生地なので、少し縫い難かったのですが、シワ感がなんともいえない雰囲気のものが出来ました。
後ろはこんな感じです。袖と身頃には運動しやすいよう、十分なゆとりを持たせました。
(タックもなしの状態です。)
襟は前回と同じように、ボタンダウンの仕様です。カジュアルなものですので、極力、柔らかく仕上げました。(衿芯は柔らかめのものを表、裏共に貼っています。芯を貼ると、形状が安定するので縫製がしやすくなります。今回は特に、ぼろぼろと生地端がこぼれてくるようなものだったので、表、裏貼りました。)
横はこんな感じです。
後ろで出すぎていたドレープも少し減らしています。
ボタンダウンの裏はメルトン生地を使用しました。
ボタンは古着屋でバラ売りしていたものを使用しています。
ヴィンテージとまではいきませんが、光沢が抑えられて、削れていい雰囲気の11.5mmボタンです。
ヨーク裏も綿100%のヘリンボーンで作っています。綾織りですので、比較的なじみが良く、着やすなったかなと思います。
脇はワーク仕様の三角ガジェット挟み込みです。
最近のものは、飾り、強度の意味合いが強いですが、完全にマチの役割になるよう、三角生地を挟み込みました。
これでようやく、作ってすぐ着用できます。
生徒の方は私が着ていたら、実物を見てみて下さい!
では!
あ、あとPコート着ていますよー 自分で作ったものを着ると良し悪しが良く分かるので、皆さんもぜひ!!
K:リフォーム続き②
こんにちはKです。
秋も深まり落葉の季節、皆様如何お過ごしでしょうか…?
今回は前回の続きのリフォームをやっていきます。
(…が、その前に。そのリフォームの様子を撮りだめしていたメモリが吹っ飛んでしまい、作業途中の様子があまりのせられないことを先にお詫びしておきます。再度組み立て直してとってたりします。)
今回の作業テーマは”生地量を考えながら型出し”です。
前回あげたデザイン画を元にシルエットを作っていこうかと思います。
なるべく解かなくて良いところは解かないです。
下スカートはスカートの形で使っていこうかと思いますので脇などはそのままにしておきます。
主にトップのシルエットを変更することになると思いますので、その型出しを行います。
こんな感じですね。
バストダーツをBLより下にとりたかったのですが、縫い代が足りなかったのでここになりました。
生地が思ったより少ないのでどうやってとろうか考えさせられます。
あとはこのヨーク、実はビーズが全て手縫いでつけられています。
なので下手に裁断すると…バラバラになってしまうので、どうしたものかと迷いました。
↑こんな感じに…(;´Д`)
できるだけ、再度ビーズをつけ直したり、そういった手間はは増やしたくないので、なんとかこの形のまま止められないかと考えた結果、後ろから芯を貼り付けられないかと考えました。
でも、ビーズが止まってるままアイロンかけると潰れますし…どうすべきか…。
そこで私は、要はビーズが当たっても大丈夫なようにすればいいと思い、下にクッション材のようなものを敷くことにしました。
最初はテンピュール的なものがいいかと思いましたが、ポリウレタンなので溶けたりしたら大変ですので、アイロン台を作るクッション材(柔らかめ)を敷き、試してみますと…
うまくいきました。
ではこれで裁断できそうです。
スカートはほぼこの形のままいきますので、小さな穴など補修するのみにしておきます。
では裁断と縫製は後日で!
メンズカジュアルシャツ(長袖)①
一気に寒くなりましたねー!
どのタイミングで衣替えしたらいいか分からず、クローゼットがパンパンな時期です。
油断して薄着をすると風邪を引いちゃうので、皆さんも気をつけましょう!!
なのでこの前半袖を作りましたが、早速長袖を作っています!!早く着たい一心です・・・
今回使う生地はウール リネンの記生地です。
シャリ感があり、カジュアルなモノに向く生地ですね!
リネン(麻)が入っているので、強度は申し分ないのですが、肌触りがちょっと・・・
ということで、直接肌に触れる部分はコットンにして、不快感を軽減しようと思います。古着なんかでよく見る仕様ですね。
コットンの生地は前回Pコートの裏地で活躍したものを使います。ヘリンボーンの生地なのでカジュアルで粗野な印象の生地によく合います。
早速裁断です。微妙な修正はかけています。(生地がぼろぼろとこぼれてくるので、脇では1mmほど縫い代を足す。などしています。)
先に仕上がりに近い状態の写真をお見せしますが・・・
ヨーク裏、台衿裏、カフス裏、右前立裏をコットンの別布を使用しています。
結構縫製中にシームパッカリングを起こしやすい(縫製時に縮む)ので、注意しながら縫うたびにアイロンをかけています。(距離が長い箇所は2から3㎜程度縮むことはよくあるので、縫うたびにパターンを置いて確認します)
前立ては顔になる部分ですから、特に注意して・・・
ポケットは前回と同じ四角にしました。(もちろんペン差しありです)
後、今回試してみたことが、
衿先の簡単な返し方
を実験してみました。
返りにくい衿先に地縫い後ミシン縫いをして、その糸足を表に引っ張り出すという方法です。
少しだけ縫って、糸足を残し・・・
縫い代を多めにカットして縫い針なので糸足を表に返すと・・・
こんな感じです。何より良かったのは2、3分で衿先を返すことができたのが、効率良くて良かったです。ただ、こぼれやすい生地は引っ張り出しすぎると中の生地が出てきてしまうので、力加減に注意!!
打ち込んである(織りの密度の高い)ものだと非常に簡単に返るし、あまり弄り回さないから汚れもつかず綺麗に仕上がります。
皆さんも試して見て下さいね!!
では、次回サクっと身頃、袖、衿と付けてしまって、着ちゃいましょう!!
ピヨ トレンド語録~ペプラムスカート~
こんにちは( ^∀^)
久しぶりのトレンド語録です
以前このパタンナーズライフでコーナーを勝手に作ってやっていたのですが、随分ご無沙汰になりました
新規の生徒さんも入学されて早くも1ヶ月。
来月は特別講習でトレンド講習初心者編~キュロットスカート~を行うので(詳しくはマイブランドを)、合わせてこのコーナーも復活させました!
今回の題材はペプラムスカート
ではまずペプラムとは?
ドレスやジャケット、ブラウスなどの上着のウエストから、下の短いフレアやひだ飾りの入った部分の事をいいます。
または短いオーバースカートのことです。
(ちなみに、フランス語ではバスク地方の民族衣装のことからバスクと呼ぶらしいです。)
<今日たまたま生徒さんがトップスのペプラムを着ておられたので、写真撮らせてもらいました>
ペプラムスカートはヒップの形を美しく見せ、女性らしいシルエットが洒落ている事で、1940年代にブームを巻き起こしました。
その後は長い間ファッション業界から姿を消していたのですが、去年辺りからカムバックしてきました。
昨年、海外セレブ達のファッションによく取り入れられていて、日本でも今年の春からはトレンドとして多くの雜誌等に載っています。
そんなこんなで、ペプラムスカートのパターンを引いてトワルを組んでみました
一般的にパターンの勉強はまずスカートから始めるのですが、オペラのカリキュラムの最初の3つで実はこのシルエットが作れる様になります。
パターンの勉強を始められたばかりの生徒さん!!オススメですよ
自分の体型に合わせて、細身の人はフレアー量を多めにすると良いと思います
ペプラムのボリュームがウエストのくびれを程よく強調してバランスよくなってくれます。
逆に少しふっくらした人なら、フレアーの量を控えめにして、あまりボリュームを出さない様にすると、スッキリ着る事ができます
最近はこの秋冬流行のレザーで作ったペプラムスカートもよく見ます。
素材によって全然雰囲気も変える事ができ、普段使いもフォーマルでもいけるシルエットなので、お好きな方はぜひぜひ試してみて下さい!!
メンズカジュアルシャツ(半袖)③
こんにちは。めっきり涼しくなってきました。
が、半袖を仕上げました。
来年が楽しみです!
ちなみに春あたりに作ったPコートを今年着るのが楽しみです。
まあもう一回作ろうかなとも思っているのですが。
さて前回は襟を作ったところまでだったので続きを。
衿付け完了した状態です。
衿をめくるとこんな感じです。台衿端はごついので、わざと端のコバをしていません。
なんとかブラザーズのシャツも同じようなステッチです。
台衿はちょっと芯がごつかったかなと思います。薄手を貼るか、ちょっと固めの芯を仕上がりにくりぬいて使えば良かったかなと思います。
次は袖付けです。
ちなみに、トワルで組んだ状態より、袖山は1cmほど削って、修正はかけています。
折伏せ縫いです。強度を上げ、中の縫い代をキレイに仕上げるためにかけていますが、あまりステッチの幅が太いと、身頃に吊りシワが出過ぎてしまうため、少し細い幅にしました。
脇を縫う前に先に裾を三つ折りしますが、三角ガジェットを裾に挟んでおきます。
その後、ガジェットを差し込んで、脇を縫って完成です。
上写真左側にガジェットを差し込むので、三つ折りステッチは中途半端な場所で縫い止まっています。
後はボタンを付けて完成!!
まあ猫背ですいません。。。
既製服ならいつも肩先に引っ張られて動きにくいですが、ややタイトにしては袖が動かしやすく感じます。
あとはガンガン洗って、着てみてどんな変化が出るか、楽しみです!
今度は長袖でも作ろうかな・・・
遅れましたがリフォームします。
こんにちは k です。
錦繍の時節となり、皆様ご健勝にご活躍のことと拝察いたします。
…て、まだ紅葉も色付く気配すらありませんね…(笑)
朝晩はまあまあ冷え込むようになりましたが、まだ夏の名残がありますね。
さて、私事ではございますが、色々やっておりましたことがようやくひと段落つきまして、多少余裕が出来そうです。
本当はスリーピーススーツ仕立てたいところなんですが、それはまた後日にして寝かせてた企画を先に進めようかと思います。
リフォームします!
他の講師の方々は幾つか作られてたのですが、私自身はその時別の企画してて携われなかったのですが素材はちょこっと手配してました。
そんなに値段がはるものではない安い古着ですが、今回使用しようと思う素材はこれです。
で、作るものはありきたりですがワンピースにしようかと思います。
今回の課題は「①既存の縫製を生かす」ことと、「②ダメージ部分をどう処理するか?」
という二点に注目しようかと思います。
①既存の縫製について、まず自分はシャツのヨーク付近の縫製はデザインとして生かし、尚且つスカートのビーズ刺繍の部分とかも生かせないかなと考えてます。
リフォームの楽しみの一つとして、
既存のものを利用しそれを新しくカッコ良く作り直す。
というものがあると私は考えてます、
センスが問われる課題ですが、世界にひとつだけのものを作れる喜びというものがありますよね。
(…まあ、センスについてはあまり期待せず見守って下さい。笑)
一応イメージのデザイン画はこちらです。
作業工程の組み立て方もそれに合わせるので、作図→トワル→縫製といった決まったスタイルではなく、用尺や既存の縫製、シルエットに合わせて縫いながら変更したりする部分もあると思います。
次に②ダメージ部分の処理ですが、
今回の素材は正直物があまりよくないです、生地のダメージが結構ひどいです。
特に上着ですが、織り生地の糸の部分が切れてしまっています。
こ、こいつぁひどい…
後ろ身頃が全体的にこんなだしなぁ、どうしようかなぁ…と考えておりました。
そこでふとヒラメキ!
ひっくり返せばいいやんか!と、
後ろ側の生地はダメージ少ない上、表情がほとんど変わらないのでこのまま使いましょう。
メンズシャツなので前たての打ち合わせの部分なども逆になってちょうどいい!
といった事を考えながら、おおまかに進む方向を決めてさっそくほどいていきましょう。
では、長くなりましたので続きは次回で!