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東京のアトリエ講師のこだわりや、物作りの様子をお知らせします。ファッションの情報やイベント告知も行います。
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toukyou-opera – パタンナーズライフ
作成者別アーカイブ: toukyou-opera
生徒さんインタビュー
皆さん、こんにちは
先日は体験セミナーご参加頂きありがとうございます!
3/5(日)より4月入学を開始しています
開き席が埋まっている時間帯もございますので、入学希望の方はお早目にお願いします!
入学を迷われている方もいらっしゃると思いますので、今回は生徒さんインタビューを紹介します!是非参考に
(Oさん オペラ歴7年目)
Q.入学したきっかけはなんですか?
会社でユニフォームのパターンを修正する業務をしていましたが、3年制の専門学校に通わずに就職しました。
なので、パターンに対する専門的な知識や技術は、ほとんど無いままになってしまい、非常に困っていました。オペラに来る前は別のパターン学校に通っていましたが、「引き方」だけを教える内容の学校だったので、「教えてもらった形の服」は作る事は出来ますが、仕事面ではなかなかその知識を使う事はなく、悩んでいました。
そんな時、ホームページを見つけて、「理論的」と言う言葉が目に入り、入学しようと決めました。
Q.実際に通ってみてどうでしたか?
「なぜそのバランスになっているか?」や「不具合は、こう修正」など、具体的で仕事に使う理論で教えて頂き、また、ただの数字ではなく立体としてイメージしやすく教えてもらっているので、大変満足しています。
作業はかなり遅い方なので、7年くらい通ってようやくジャケットが終わる所まで出来ました(笑)
Q.かなり遠方ですが?
そうですね、電車で1時間弱かかります。
ただ、新橋まで1本なので、電車で自由時間があり、実はかなり充実しています(笑)
1人の時間が取れて逆に良い面もありますね。
通学の電車では「カリキュラムの動画」を見ることで復習する事が出来るので、私の為にあるようなシステムですね(笑)
Q.今後の目標は?
ユニフォームの会社に勤めていましたが昨年転職しまして、品質管理の仕事になりました。
寸法などの検品はもちろんなのですが、「シルエット上における不具合の報告」もある検品なので、パターンを学んでいる事が非常に役立っています。
「袖の捻じれ」や「裏地の吊り」など、「シワの見方」が分かっていないと報告出来ない事案が多いので、今の仕事でも役立てたいと思っています!
インタビューを受けて頂いてありがとうございました!
ル・オペラで学んだパターンの知識を検品の仕事にも生かしていると聞いて、私も大変勉強になりました。
長くル・オペラに通われていると、ただ「デザイン画通りパターンを引く」ではなく、バランスの見ながらトワルを修正するので実務にも生かせるのだと思います。
まさに応用が利き実務に対応できる技術!ですね
では次回もうお一人の方のインタビューを紹介したいとおもいます!
着物リメイク 巾着
皆さん、こんにちは
体験セミナー引き続き募集中です!
http://www.leopera.com/news/20230110/1217
東京校のみ開催でお電話でのご予約お願い致します!いっぱいになりそうですのでお早目に!
TEL03-5473-1519 ル・オペラ東京校
今回着物生地をリメイクして巾着を作成しました(^_-)-☆
↓過去にシャツを作った時の動画がございますので、是非こちらもご覧ください!
今回も生地の洗濯からスタートです
タライで15分程漬け置きしていたら、水が茶色くなりなんとも言えない臭いがしてきました( ゚Д゚)
洗濯が終わったら生地は固く絞らずに、日陰で干して乾くまで待ちます
続いては、裁断をしていきます!
↓裏地付きで上端に紐を通すループを付けるので、裁断パーツはこのようになります
続いては、縫製です!
↓厚み軽減の為に生地の耳を使用して三つ折りでループを作ります
↓巾着部分は2枚を中表で地縫いして、縫代を割ってから底面にマチを作り、縫代を1㎝にカットします
裏地は見返しと縫い合わせて、2枚を中表で地縫い~底面マチの縫代を1㎝にカットまでの工程は表地と同じです
↓表巾着の上端にループを仮止めします
この時、使用する生地が厚い場合は針を太くした方がいいです(^^)/
今回は、ここまでです!
次回表と裏を合体させて、紐を通して完成です(*^▽^*)
裁断した際に、残った残布を使って小物なども作ってみたいと思ったので
お楽しみに!
カテゴリー: KJ, リメイク・リフォーム
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子供服ライナー②
体験セミナー引き続き募集中です!
http://www.leopera.com/news/20230110/1217
東京校のみ開催でお電話でのご予約お願い致します!いっぱいになりそうですのでお早目に!
TEL03-5473-1519 ル・オペラ東京校
4月期の募集も3/5(日)スタートです!大阪と東京で時間が少し違いますので、上記リンク先でご確認お願いします!!
↑今回の動画も「無料でいいのか?」感がすごい動画です!お直しをしている方や、個人の為に服を作成している方は特に必見です!是非ご覧ください!!
見ないともったいない
さて、子供用のライナー作製をちゃっと終わらせてしまいましょう といって中々終わらなかったという・・・
↑ひとまず裁断します
今回は最初から見返し付けています。
難しいところがほとんどないので、ザっと縫っていきます。
敢えて説明するなら、ドルマンなので、鎌のカーブを緩くしましたが、吊っているので、ロックをかける際に3mm程裁ち落としつつ、カーブがキツイ所は伸ばし縫いの設定にしたところでしょうか。
↑まだ吊っていますが・・あとは袖口にゴムを入れるのをあとにした為非常にやり難かったです・・・ 袖口→袖下という半袖の縫製の時に良く見られる手順のほうがよかったですね・・・小っちゃくて縫い難い・・・
裾にもゴムを入れて(最近仕上がり寸法より95%くらい小さくゴムをカットしておくと丁度いい寸法になる事が多いです。貫通のスッテッチなど仕様によって変化しますが・・・)
見返しは浮いたままにしておきました。も一回作るなら貫通のステッチ入れてもいいかな・・・
袖口はロックの2つ折りで縫いやすくしました
出来上がりです!パターン的には少しだけ立体で作りました。お腹が出ている形に合わせています(笑)
仕様に関してはかなり簡単にしました 無理をしないパターンを目指しましたので(笑)
最後に↓こんなパターンになりましたという所でおしまいにしておきます!
着用期間短そう・・・
ダッフルコート部分縫い
年が明けてもう1カ月過ぎました。。
あっという間ですね。。
最近は寒さが少し落ち着いてきました。例年に比べてそこまで寒くない気がします。このくらいが私は電車でも汗をかかなくて丁度いいです
そして、引き続き体験セミナーのご予約受付中です!
http://www.leopera.com/news/20230110/1217
体験セミナーは東京校のみの開催で、お電話でご予約頂いてます!今回はかなり早い段階で埋まりそうです!!
見学も随時可能なので、気になる方はまず↓までお電話お願い致します!
東京校TEL03-5473-1519
最初に皆さんつまずくところ「地直し」のリラックス?動画も作りましたので、ぼーっと見て下さい(笑)意外と人気・・
さてただいま急ピッチでダッフルコートを縫製しているのですが、どうしてもややこしくなる部分が出てきました
↑そうですここです・・・
厚手の生地の時(ダッフルの場合は大体厚手の生地)こういった所がかなり分厚くなってしまうのが気になるところです・・
どのブランドみてもここは分厚いままが多くてあまり対策していないように思いました。
多分あまり薄く仕上げようとすると今度は「パターンの指示が複雑化するから」かなと思います。ただ、クオリティを上げるのであれば、縫代の厚み軽減は必須だと思うので、頑張ってやってみました
裏を見ると見返し端のパイピングを続きにしました。これは結構見ない仕様かなと思います。
↓分かりにくいので紙で説明したいと思います。
右身頃でフードが付いてる状態ですね。
↑ひっくり返した状態で身頃の見返しです。
↑見返しをめくった裏側です。縫代が割られています。
↑気づいた方がいるかと思いますが、そうですね。この赤○角部分「4つ止め」です
ジャケットの衿のキザミでする縫い方ですね。
普通は絶対やりません(笑)
なぜなら面倒だから・・・
わざわざ全て角の点で止める縫い方をするので非常に面倒な縫い方です。
ただこの縫い方をすると「割る事が出来る」のです
↓あともう一つ面倒にしている箇所が
この部分です。
途中まで「身頃と肩回りのあて布でフードを挟む」仕様です。
見返しがある所は「身頃とフード、見返しとフード見返しを接いで割る」という仕様なので途中切り込みが入って非常にややこしいのです。
近いうちに動画でもお見せしようと思いますので、細かい答え合わせはそちらでお願いします
多分プロのパタンナーの方も初見は「ん?」となるかなと思いますので、是非仕様確認してみて下さいね!
ではまた次回!!
ペーパータオルカバー作り
皆さん、こんにちは
新年あけましておめでとうございます!
年末から年始にかけて、暴飲暴食をしてしまいまして、見事に正月太りをしてしまいました(笑)
今年の1つ目の目標は、ダイエットに決まりましたので頑張ます(^^)/
それでは、私の新年最初のブログは年末に作ったペーパータオルカバーを紹介したいと思います(^^)/
↓以前まで使っていた物がコチラです
かなり年期が入っていますね(笑)
紙の取り出し口は接ぎ目を利用しているので強度があまり高くなく、ほつれてきてしまっています(;´Д`)
なので、今回はガシガシ使っても耐えてくれるような頑丈かつ、簡単に作れるペーパータオルカバーを作っていきたいと思います‼
↓縫代は全て袋縫いで始末しようと思うので、裁ち端にロックはかけていません
裁断、芯貼りが終わったら二枚を中表に重ね、0.8㎝×14㎝の四角形で地縫いします
その後、切り込みを入れて縫代を倒し、生地を表側に引き出します
表側に出したらアイロンで四角に形を整え、周囲をコバSTで叩いて下さい
以前まで使っていたカバーは取り出し口が狭く、紙が出しにくいと感じていたので、四角くくり抜いて作ってみました(^^♪
縫代は袋縫いで仕上げますので、写真①のように縫代を引っ張り出して地縫いします。
縫い終わると、写真②のように捻じれた状態になるので、表側が外側になる様に捻じれを元に戻して下さい
縫代を毛抜き合わせになるようにアイロンをかけ、端に7㎜STを入れます
↓パターンを作る時に赤の部分の距離が短いと、縫代を引っ張りだして地縫いがしにくくなるので注意して下さい!私は今回8㎝付けました(^^♪
最後にマジックテープを周囲コバSTで叩いたら完成です!
マジックテープは前回使っていたカバーの物を再利用しています
完成したので早速ペーパータオルを入れてみました(^^♪
今回作ったカバーは縫代を袋縫いで始末したので、ロックミシンを持っていないという方にオススメです(^^♪
とても簡単なので是非作ってみて下さい(^_-)-☆
子供服ライナー①
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します
さて年も明けて↓
http://www.leopera.com/news/20230110/1217
4月期の入学受付開始日が決まりました!
同時に東京校のみ体験セミナーも開催致しますので、気になる方はお電話でご予約お願い致します!
東京校TEL 03-5473-1519
メルトン②の動画もアップしております!結構好評です!
ちょっと内容濃い動画になってますが、是非ご覧ください!縫製編も準備しておりますよ!
では、最近子供用の服を買いましたが、ちょっとサイズミスしてしまいまして、、、やたらでかいの買ってしまいました・・・ 寸法書いてないサイトでは買わないほうがいいですね・・・
でちょっとそれをベースに修正して作ろうかなと思いまして。
子供用のダウンはあるんですが、その間の中間に着用するものが欲しくて、ライナーなんか作ってみようと思います!
↑さくっといきたいので、パターンはもう修正済です 裁断まで終わった状態です!
ドルマンで簡単にしました!
脇が吊りやすいですが、必殺技を使うので大丈夫です まだ仮縫い段階なので、軽く縫ってみようと思います。
変わった接ぎ位置ですね。
縫製は特筆することが無さ過ぎてこのあたりまでさくっと縫いました。
衿ぐりが迷いがあったので、ちょっとやってみたい事をやってみる事にします!
↑こんな感じ!!いやあ盛大に失敗しました(笑)
どんな事をしたかと言うと
↑ニットのテープで処理できないかな?と思ってやってみました!
結果は大いに失敗です
理由は「ニットは戻る」という性質のせいで縫製している際伸ばして縫った為、内側の方の寸法が縮み、衿が立ったようになってしまいました
まあ分かってはいたんですが、失敗した方が勉強になるかなと思いまして・・
という事で、普通に見返し付けてみます
↑無難です!・・が、無難なものにはやっぱりちゃんと意味がある事が多いですね!
うん収まりました!
縫製ミスでちょっと段差出来ちゃいましたが。。。仮縫いなので、目をつぶって下さい・・
あとはポケットを叩いて、袖口、裾にゴムを入れて見て、ひとまず仮縫い完成です!
ここまでやっておかないと、子供はシーチングの着用嫌うんですよね・・・
これでも着て確認させてくれるかどうか・・・
とにかく着せてみて確認してみます!!
改めて今年も当ブログを見て頂きましてありがとうございます!!
では次回お楽しみに!
ミシンカバー作り
皆さん、こんにちは
パタンナーズライフではお久しぶりとなりましたKJです(^^)/
今年の授業もあと数回になってすっかり年末を感じますね(^^♪
前回もお伝えしましたが、12月29(木)までは講習があります!その次は1月12(木)からになりますので、ご見学やお問い合わせをされる方はご注意下さい!
毎回授業があると思って間違って来る生徒さんがいますのでご注意下さい…(笑)
年末という事で修理すべき物を探していた時に…
ミシンカバーがとても悲惨な状態になっていまいた…(;´Д`)
これは大至急お直しをしなくてはならないです!
まずは、元のカバーを解体して再利用できる部分は残しておきます
写真左の側面部分は分厚い型紙の様な物が入っているので再利用して、写真右のマチ部分はボロボロだったので破棄しました
余っていたデニムの生地を使って作っていこうと思います!
まず側面部分から作っていきます
デニムの用尺が足りなかったのと、分厚いと縫
製がしずらいかと思いまして、側面部分の裏側はシーチングにしました(^^)/
デニムとシーチングを中表で縫い、縫代に元のミシンカバーを仮止めしておきます
仮止めする時にデニムとシーチングが縫い縮みしやすいので注意して下さい(^_-)-☆
その後、挟んで下端を7㎜STで縫います
デニムとシーチングでカバーを挟んだら中で固定できる思って3枚貫通でSTを入れたのですが、縫い縮みして縫いにくかったので、下端は貫通STを入れなくても良かったかなと思いました
続いてマチ部分を作っていきます!(^^)!
用尺が足りなかったので接ぎを入れて作りましたが、生地に余裕があれば工程数も減るので接ぎ無しのほうが楽です!(^^)!
ミシンの持ち手が出せるように、上マチを四角くくり抜きます
見返しの周囲にロックミシンをかけて上マチと中表で縫い、切り込みを入れて裏側にひっくり返して表から周囲1㎝でSTを入れます
上マチと横マチをロックをかけてから1㎝中表で縫い割りコバで始末し、両端を0.7
㎝ST三つ折りで始末します
側面とマチを中縫いして縫に代にロックミシンをかけて完成です( `ー´)ノ
完成したので早速ミシンに被せてみました(^_-)-☆
とてもいい感じです!やっぱりボロボロの物を修理すると見た目も気持ちもスッキリして爽快ですね!
側面のパーツの角を丸くしてロックミシンを1回で縫えるようにしてみたのですが、カーブがきつすぎて縫いにくくかんじたので、もう少し緩やかなカーブにしたら縫製がしやすかったかとおもいました(^^♪
年季が入っているミシンカバーがまだあるので、今回縫製がしにくかった所を踏まえてまたつくりたいと思います(^_-)-☆
ダウンは作れるか?⑩パターン研究
いよいよあと2週間となりました・・
クリスマスももうすぐそこに迫っているので、師走感が増してまいりました!
家の大掃除のタイミング全くないので、年始ですね(笑)
前回もお伝えしましたが、12月29(木)までは講習があります!その次は1月12(木)からになりますので、ご見学やお問い合わせをされる方はご注意下さい!
年末年始で時間のある方は↑イメージトレーニングで勉強しておきましょう!
メルトン編です!
生地の特性を動画で見る事が出来ますし、「生地の厚み」について説明しています!
是非ご覧ください!!
さて私たち講師は日々パターンの研究をしています。
プロの方も通われる学校です。私たちも研究、練習して技術を磨いておかなければ説得力はないかと思います。
基本をマスターしても、そこから先の応用があります。
服作りには終わりはなく、ずっと研究していくものかと思いますが、一定のレベルを超えてくると沢山の事が見えるようになります。(←私はこれが楽しくて続けています)
そこからさらに進むと、所謂「前人未踏」の領域に入ってきます。
↓
これはジャケットの後身頃ですが、見たことがない部分に切り込みが入っています まあ切り込みの場所がどうというよりは、「新しいクセ取りの方法」や「クセ取りを行う上で、パターン上ではどんな操作が適切か?」「ダーツはどのように移動しているのか」という研究を代表がしておりまして、私たちに教えてくれました。
「クセ取り」というのはアイロンで形を作り上げる事になりますが、今はパタンナーの方でも「正確に」出来る人はほとんど見ません。テーラーの方だと当たり前にするこのクセ取りですが、既製品だとそこまで時間をかける事が出来ないのと、正確に出来なければ製品として不安定になります(ものによって肩幅が違うなど)
そのクセ取りをマスターするだけでなく「新しい方法」を検証したりという研究をしています。(もちろん他にも研究内容はたくさんあります!)
生徒の方にはお伝えしているスペシャルな内容ですが、こういった研究が正確なパターンメイクに生かされる事は言うまでもないと思います
もっともっとレベルアップしたい!という方の質問にお答えして満足して頂けるようするため私たちも日々勉強です!!
さらに「疑問に思ったら実行」は大事だと思いますので↓頑張りました
着画です。暖かい・・・というよりむしろ暑い・・・
フードをしたらめちゃくちゃ暑いです
しかし苦労しました・・最初から作ったほうが多分ラクなんじゃないだろうか・・・でもダウンに関して色々考える事が出来たのは大きかったです。主には「表と裏の差」ですね。ダウンを入れるとそれだけで「膨らむ」わけですから縦と横に生地が「持ち上がる」わけです。ダウンの量が多ければ多いほどその量は増えるわけです。ものによっては4cほど持ち上がったりします。
これを言葉で言って説明するのは簡単なのですが、「やっていない事」を説明するより「試した結果」を伝える方が何倍も伝わる気がします。
正直縫うのは辛かったですが(笑)やってよかったと思います。
あとはこの理論はジャケットなどにも言える事ですから、「大げさに差が付いた表と裏の服」で研究出来たのは良かったです
袖の振りや角度もどれくらいが良いか?という事を再度考えるきっかけにもなりました。
絞ると顔が隠れます(笑)ふざけてないですよ
こういうサムホールなんかも「袖口から何センチでどれくらい開いていたらいいか?」など細かい所の勉強にもなりました。中々やらないディティールこそいろんな事を考えなければいけないと思います。
裾の吹き出してくる量は正直ダウンの分量によって違うとも思いますが、「これくらいのダウン量だったら裏はこのくらい大きくしておく」という経験値が得られるので、これも良かったです。
少しずつ進めてきて、かなりの時間がかかってしまいましたが、全体の総評は「やるべき」です。頭だけで理解するのではなく、手を動かして「経験値」としましょう!
もう二度とやりたくないですけどね(笑)
以上年内になんとか終わりました!
ではまた!
ダウンは作れるか?⑨
師走に入ってしまいました・・早すぎます・・
年開けたら、もう次の入学準備ですよ・・・
あっという間ですね・・・
年末年始のお休みです!12月29(木)までは講習がありますが、その次は1月12(木)からになりますので、ご見学やお問い合わせをされる方はご注意下さい!
さてようやくです・・・
紹介するものが多すぎて、滞っていましたダウン・・・
ようやく完成しました・・・
長い長い道のりでした。。。
皆さんも半年くらい前の事なので忘れてしまっていると思いますので↓
こんな感じで表がおおよそ出来上がりましたーという所まで説明させて貰いました・・
あとは裏と合わせてひたすら中綴じ・・
写真をとってもごちゃごちゃしすぎてなんの部分か分かりませんでした(笑)
特に説明するところも無かったので(ひたすら大変でしたが )
完成をお見せしたいと思います!
とりあえずボディに着せてみました!
↑張り替え前です。
かなり印象は変わりましたが、正直「別注?」っていうくらい違和感なく出来ました
グレーの切替なんかは無くしたり、色々省いてはいますが、ぱっと見は分からないかなと思います!製品にしたら怒られるヤツですね(笑)
生地は知り合いの方に頼んで、結構いいものを使ったので普通に作ったらかなりの値段になりそうです!
そして、ディティールです↓
ここはまあややこしかった・・・特にパターンが大変でしたね・・・ちゃんと中でトンネル布のパターンを引いたりしてパーツ数がどんどん増えていく度に「なんでコレやろうと思ったのかな?」と後悔してました(笑)
スナップの色も偶然マッチしています。裏の白だけちょっと気になりますけど・・・
ファスナー部分はめちゃくちゃ大変でした・・・かなり縮むので、何回かやり直しましたね・・
縫っているうちに縫い込み分とかが加わってきてファスナー寸法と合わなくなったり・・
生地が厚いと大変です・・・
ポケットも何度「無くていいかな・・・」と挫けそうになりました
でもここまで来たからには最後まで!と気合で縫いましたね・・
やはりここも職業用のミシンの限界値は超えていて針が一応貫通はするのですが、下糸を掬わない・・というトラブルがありました・・ゆっくり手で回して乗り越えましたが、かなり無理があります。
ポケットは他にも、正確に縫っているつもりでも生地が何枚も重なったりすると裏がズレてきたりします・・その調整に時間がかかりましたね・・量産ならパターンを微妙に差をつけとかないと縫う人大変です・・・
地味に大変なのが前立ての連続するステッチです・・・
これも「縮む」んです・・・それもものすごく・・・
パッカリング防止の糸を使ってさらにかなり引っ張って縫いましたが、こう何回もステッチがかかると縮みます・・・なので、「長めに作っておいてあとで出来上がりにカットする」という事をしたのでかなりやり直しましたよ・・・
こういうところは縫ってみないとほんとに分からないですね・・・
マジックテープ(ベルクロ)も大変でした・・拘りたいので、長方形ではなく丸くカットする事で角にかかる負荷を少なくしています(良く考えられていますが、大変・・・)
ここのポケットは前説明したので省略します・・・ほんとにきつかった(笑)
↑袖口はゴムを入れようと思っていましたが、、流石にこの仕様もあるし、タブも付いて調整できるので必要性を感じず、入れませんでした。やったら良かったかなあ・・
という感じで非常に盛りだくさんです・・
長くなりすぎてきたのでまた次回です!
年内には終わりたい!!
ダッフルコート解体
もう12月目前で今年も残り少なくなってまいりました・・・
毎年言う「もう終わり?」ですね・・ほんとに早い・・・
今動画用で、ダッフルのパターンを引いているのですが、仕様的にどうしても気になるところがあったので、今更ですが、解体をしてみました
ちなみにもらいものです
↓こんな感じのレディースのダッフルコートです。
年代は2000代のイギリスの有名なメーカーのものです。
多分日本で企画したものじゃないかなと思います。
前はトグルと麻紐を結んでつくった開きの仕様です。結び方があまり見たことないものでした。
他の仕様は、ヨークが表に叩かれていたり、袖にタブが付いたり、フラップ付きアウトポケットだったりと「所謂ダッフルらしい」仕様でした。
袖はダッフルらしくやや高めの袖が付いています。腕を下した時に少しシワになります。
メンズの大きなダッフルとは違い、かなりコンパクトです。
フードは横の切替になっているダッフルで良く見るタイプです。前にチンストラップが付いています。見返しにはテープ状のものが入っていて少し硬くなっています。
調整用のドットボタンやタブは付いていませんでした。
裏は全体的にパイピング始末です。
断ち切りやロックではなく全てパイピングされているので、綺麗です。
そして一番知りたかったところ「前衿ぐり」です。
ダッフルは通常裏が無い仕様が多いのですが、(もちろん裏付きもあります)身頃、前見返し、フード、フード口見返し、ヨークが集まる部分はどう薄く仕上げているのか?
という事が知りたくて解体してみることにしました
まず表裏です。
かなり生地が集まっている事が分かります。
問題は「身頃とヨークで挟む」仕様である事です。そのせいで衿ぐりが割れず、生地が厚くなってしまう部分が出てしまうのです。
あとは疑問に思ったのが「フード端と前見返しはどこまで付いているか」でした。
予想はしていて「そんなに薄くする事に気を使ってなさそう」と思っていましたが、その通りでした
厚くても無理やり縫っています。ただ、まあもうちょっとやり方があるんじゃないかとは思いますが、、、
結果はヨークの位置に切り込みが入っていて、
前端~ヨークまで→見返しと身頃でフードを挟む
ヨーク~後ろ衿ぐり~ヨークまで→身頃とヨークでフードを挟む
でした。
ヨークの端に関しては写真にあるように、かなり雑で結構ほつれてきてしまっていました。そこまでいい仕様じゃないですかねえ・・自身で作る時は他の仕様にしとこうかなと思いました。
袖は裏地が付いています。袖下がどんでん口になっていて、つまんでコバステッチがかかっています。袖山側は表地の縫代にちゃんとぐるり地縫いされていました。
パイピングでも良い気がしますが、、
ポケットは裏にスレキが使われていました。ここのどんでん口はポケット口側で、表からのステッチで貫通して塞いでいました。一般的なやり方だと思います。
あとはフードの切替部分ですが、生地が厚くなる見返し部分だけ割りになっていました。
前衿ぐり周りはかなり厚いのにここだけ何故か気を使っているというちぐはぐな感じ
実際にばらしているところです↓
ちょっと分かりにくいかもですが、ヨーク部分です。
裏地は角丸でカーブしているところだけに付いていて丸い所の縫代はカットしていました。
それ以外の部分は2cⅿの縫い代がついていました。上手いですね
ヨークを外すと切り込みが入ってその縫い代を挟んでいました。かなり生地が厚くなっています。やはりこのままやるにはちょっと厚過ぎる気がするので、せっかくばらしましたが、別案でいこうかな・・・
ついでに紐も調べてみました ・・・が、異常に難しい結び方・・・写真では一切お伝え出来ません・・・
なんとか動画にとってみましたので、そちらで見てもらえるようにしておきます・・・
さてこれだけ調べてみましたが、仕様だけで、色んな事が分かるようになりました!
持っている服をばらしてしまうのは気が引けますが、もう捨ててしまうくらいなら、一回ばらしてどんな構造になっているか見るのはとても勉強になります!
ほぼプラモデル感覚ですね 楽しいです!
皆さんも試してみて下さい!
ではまた!