プロフィール
東京のアトリエ講師のこだわりや、物作りの様子をお知らせします。ファッションの情報やイベント告知も行います。
2011年4月までの旧パタンナーズライフは*こちら*
カレンダー
2024年11月 月 火 水 木 金 土 日 « 10月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 -
最近の投稿
最近のコメント
- 新学期に向けてミシンのメンテナンス に ぴょこたん より
- ふわっとしたヨーク切替シャツ に toukyou-opera より
- ふわっとしたヨーク切替シャツ に あやこ より
- キャンバストートBAG作りました に toukyou-opera より
- キャンバストートBAG作りました に オオヤ より
カテゴリー
月別アーカイブ
- 2024年10月 (2)
- 2024年9月 (2)
- 2024年8月 (2)
- 2024年7月 (2)
- 2024年6月 (2)
- 2024年5月 (2)
- 2024年4月 (2)
- 2024年3月 (2)
- 2024年2月 (2)
- 2024年1月 (3)
- 2023年12月 (3)
- 2023年11月 (3)
- 2023年10月 (3)
- 2023年9月 (3)
- 2023年8月 (3)
- 2023年7月 (4)
- 2023年6月 (2)
- 2023年5月 (3)
- 2023年4月 (3)
- 2023年3月 (3)
- 2023年2月 (3)
- 2023年1月 (2)
- 2022年12月 (3)
- 2022年11月 (3)
- 2022年10月 (4)
- 2022年9月 (3)
- 2022年8月 (3)
- 2022年7月 (3)
- 2022年6月 (3)
- 2022年5月 (3)
- 2022年4月 (3)
- 2022年3月 (3)
- 2022年2月 (3)
- 2022年1月 (3)
- 2021年12月 (3)
- 2021年11月 (3)
- 2021年10月 (3)
- 2021年9月 (2)
- 2021年8月 (3)
- 2021年7月 (3)
- 2021年6月 (3)
- 2021年5月 (3)
- 2021年4月 (3)
- 2021年3月 (3)
- 2021年2月 (3)
- 2021年1月 (3)
- 2020年12月 (3)
- 2020年11月 (3)
- 2020年10月 (3)
- 2020年9月 (3)
- 2020年8月 (3)
- 2020年7月 (3)
- 2020年6月 (3)
- 2020年5月 (3)
- 2020年4月 (5)
- 2020年3月 (3)
- 2020年2月 (3)
- 2020年1月 (3)
- 2019年12月 (3)
- 2019年11月 (3)
- 2019年10月 (3)
- 2019年9月 (3)
- 2019年8月 (2)
- 2019年7月 (3)
- 2019年6月 (3)
- 2019年5月 (3)
- 2019年4月 (3)
- 2019年3月 (3)
- 2019年2月 (3)
- 2019年1月 (3)
- 2018年12月 (3)
- 2018年11月 (3)
- 2018年10月 (3)
- 2018年9月 (3)
- 2018年8月 (3)
- 2018年7月 (3)
- 2018年6月 (4)
- 2018年5月 (3)
- 2018年4月 (3)
- 2018年3月 (4)
- 2018年2月 (2)
- 2018年1月 (3)
- 2017年12月 (3)
- 2017年11月 (3)
- 2017年10月 (3)
- 2017年9月 (2)
- 2017年8月 (3)
- 2017年7月 (3)
- 2017年6月 (4)
- 2017年5月 (2)
- 2017年4月 (3)
- 2017年3月 (4)
- 2017年2月 (2)
- 2017年1月 (3)
- 2016年12月 (3)
- 2016年11月 (3)
- 2016年10月 (3)
- 2016年9月 (3)
- 2016年8月 (3)
- 2016年7月 (4)
- 2016年6月 (3)
- 2016年5月 (3)
- 2016年4月 (3)
- 2016年3月 (3)
- 2016年2月 (3)
- 2016年1月 (3)
- 2015年12月 (3)
- 2015年11月 (3)
- 2015年10月 (3)
- 2015年9月 (3)
- 2015年8月 (4)
- 2015年7月 (3)
- 2015年6月 (3)
- 2015年5月 (4)
- 2015年4月 (3)
- 2015年3月 (4)
- 2015年2月 (3)
- 2015年1月 (4)
- 2014年12月 (3)
- 2014年11月 (3)
- 2014年10月 (3)
- 2014年9月 (2)
- 2014年8月 (4)
- 2014年7月 (3)
- 2014年6月 (2)
- 2014年5月 (2)
- 2014年4月 (3)
- 2014年3月 (3)
- 2014年2月 (5)
- 2014年1月 (3)
- 2013年12月 (2)
- 2013年11月 (2)
- 2013年10月 (3)
- 2013年9月 (2)
- 2013年8月 (3)
- 2013年7月 (3)
- 2013年6月 (3)
- 2013年5月 (3)
- 2013年4月 (3)
- 2013年3月 (3)
- 2013年2月 (4)
- 2013年1月 (3)
- 2012年12月 (3)
- 2012年11月 (3)
- 2012年10月 (3)
- 2012年9月 (2)
- 2012年8月 (3)
- 2012年7月 (3)
- 2012年6月 (5)
- 2012年5月 (3)
- 2012年4月 (3)
- 2012年3月 (4)
- 2012年2月 (3)
- 2012年1月 (4)
- 2011年12月 (3)
- 2011年11月 (2)
- 2011年10月 (3)
- 2011年9月 (3)
- 2011年8月 (1)
- 2011年7月 (2)
- 2011年6月 (2)
- 2011年5月 (1)
ブログ内検索
META
TOP »
toukyou-opera – パタンナーズライフ
作成者別アーカイブ: toukyou-opera
「簡単な身頃原型の作成方法+ブラウスの型紙」 ダウンは作れるか?⑧
GWもあけて雨の日が続きますね・・・
新しくレインブーツ的なものを購入してみて試しているのですが、これかなり蒸れますね・・・レインブーツ買ったものの少し苦手かも・・服もそうですが試してみないと分からないですねえ・・
コロナも野外でのマスク着用が見直されてきていますし外出される方も多くなってきたように思います。ようやく皆さん動き出す事が出来る時期にきました。
コロナ禍で趣味で洋裁を始めた方も多いと思います。「もう少しクオリティを上げたい」という方は、他にはない学習システムで分かりやすく学ぶ事が出来ますので、ル・オペラでパターンの勉強をしてみるのはいかがでしょうか?
見学お待ちしております
↓こんな事が出来るようになりますよ!
原型そのものを作製する事が出来るのでその方にピッタリの服を作製できます!
本当の意味で着心地の良い服を試してみませんか?是非一度見てください!
さて、ようやく、ようやくです・・・
↑かなり縫えてきて雰囲気が分かるようになってきました!ここまでくると全体が見えるのでワクワクしてきますよね!ここから袖下脇を縫って着てみたい欲にかられますが、ぐっと我慢です
左のファスナーポケットもしっかりファスナー再利用です!持ち手がそのままなのでこのメーカーの製品みたいに見えちゃいますね 奥までスライダーが入るタイプですが、かなりパターン的にはややこしいことになりました・・・こういう簡単そうに見えるところがかなり複雑になったりするんですよね・・・
右ポケットはかなり厳しかったです 生地が何枚にも重なっているので、下糸がとんでとんで・・・厚い場所はなんとか手で回して乗り切りました・・・
腰ポケットはまだ叩きつけていませんが、すごい心配・・・生地の厚みが・・・はたして叩きつけられるんだろうか・・・
裏の生地は高機能な生地で保温、保湿効果がありつつ触り心地が素晴らしいです!はやくポケットに手を入れたい しっかりDカンも使いまわしておきました!ちなみに金属が少ないのはおそらく極寒の中なので肌に張り付くと危ないからだと思います。
地味に面倒なのが、こういった中のトンネル布でした、、、気を使って端の折込は紐が引っかからないようにしております。
袖の調節タブですね。マジックテープ(ベルクロ、面ファスナーとも言います)端がぴらぴらめくれないように角を少し丸くカットしています。
↑袖口のサムホール(親指入れ)ですね。ニットテープが探してもなかなかなかったので代用品になってしまいました・・・このあたりの副資材は小売りあまりしてない事が多い(ネットで探せば出てくる事もありますが店頭ではあまりない事が多いです)
生地が気持ちがいいので気に入っております
そしてやっと手に入った両面金属ハトメ(4mm)店頭ではまあなかったです。もしかしたら鞄の資材屋さんのほうにはあったかもしれません。ネットで購入してみました。ドイツ製です。・・・・が・・・
あれ?打ってみたら・・・加工(表の黒いの)剥げてない?
何度か試してみたけど剥げる・・・
専用の一緒に入っていた打ち具に合わせてみたら・・・「合わない・・・」
何度やっても変な凹みが出来たり加工が剥がれたりします・・・
打ち具が合わないってどういう事・・・メーカーさんお願いします・・
仕方なくもっと探してみて・・・
↑見つかりました・・・これはしっかり表が凹んだりせずに綺麗にいけました・
ちなみに生地が薄いので間に↑豚革を挟んでいます。これがないとゴソっと抜けてしまうので・・元サンプルは専用のパッキンがあるようです。
あと足りなかったプラスチックスナップですね。これもあまり種類がないので1択です・・
マジックテープもあまり選べないのでこのタイプです。少し硬くて剥がし難いのが気になりますがしょうがない・・・
袖口の中のゴムももう少しソフトなものの方が良かったです・・がこれも無い・・・
アウトドア系を作る時、色んな資材を使う場合は先に「どういう資材があるか?」をしっかり調べて、それから「購入して手に入るか?」も考えた上でその「規格」によってパターンも考えるようにしましょう!
特にゴムは戻る力が強すぎたり、弱すぎたりすると思った寸法に戻らなかったりします。
皆さんもお気を付けください!
また長くなってきましたので次回!
あとボタンホールも定期的に練習しております 少し間があくと忘れて逆に時間がかかるので隙間時間でやった方がいいですね
スカート作製に役立つ部分縫いまとめ動画 ダウンは作れるか?⑦
GWですね・・
にしては天気が大荒れでなんとも言えない出だしになりそうです
ゴールデンウィークは5月8日までなので、お問い合わせ、見学等は5月9日からお願い致します!
GWのお休み中に↓動画で勉強をしておきましょう!
↑まとめ動画です!見るだけで上達(ほんとに)すると思いますので、休みの間に是非ご覧ください
では、ようやく生地が購入できたのでダウンの続きを・・
表地はサンプルとほぼ同じ厚み、生地感のものを用意出来ました 撥水性もあるので、ダウンにはもってこいです!平織で縫製もしやすそうです。
裏もほぼ同じ生地で軽く薄く、密度がかなり高い生地です。縫い縮み凄そう・・・
中綿も用意しました。これは120gでかなり分厚いものになります。それぐらいないと元のサンプルの雰囲気にはならなさそうですね。縫うのが大変・・・
実は芯も微妙に使っていて、タブの部分の裏に使われていました。
完全接着だと、剥離した時が汚いので、仮接着タイプの不織布を用意しました。探すのに苦労しました・・・
袖口のサムホール・腰ポケットの裏布は片面フリースが使用されていたのですが、どうしても見つからなかったため、ポンチのニットにしてみました。保温性はあるという生地を選んでいます。ちなみに袖口のパイピング用の生地もしっかりニットの2つ折りのテープにしました。少し伸ばし縫いにしてあげます。
ここから裁断です・・・これが思った以上に枚数が多くてツライ・・・ まあ分かっていたことですが・・
身頃はさほど大変ではなかったですが、
付属のパーツを再利用したかったのでばらすのに苦労しました・・コード先に付ける、コードエンドも外して再利用です。これはあまり売ってないんですよね・・
前端は結構大変です。持出と前立てが全部、表地・裏地・中綿・裏地・表地でサンドされているので、これだけで左右10枚裁断です・・・ できたら外周捨てミシンをしますが、今回パッカリング防止の糸を使って(エースクラウンのハイパーという糸です)縫いました。それでも縮んだり捻じれたりするので形状を安定させるのに苦労しました・・・
フード、袖はあまりパーツは多くないですが、切替が多いので、それなりに大変です。特に袖は似た形が多いので、表裏間違えそう・・・
左右ポケットです。これもパーツが多い・・厚みがあり過ぎるので心配です・・
最難関。前回苦戦した腰ポケットです。これは見るだけで億劫ですね
あとまだ揃っていないのが、両面の金属ハトメです。内径4mmなんですが、なかなか無いんですよね・・・あっても足が高すぎて薄い素材には使えなかったり・・・
スナップは一応準備しましたが、スナップじゃなくてここは金属のバネホックとかにしようかなあ・・・マイナス40度の世界に行くわけでもないんだし・・・
とまあ資材を集めるだけでかなり苦労しました・・・特にアウトドアやスポーツ系の高機能素材はネットでしか買えない事が多いので毎回苦しみます・・
ではやっと次回縫製です!
縫代の角処理動画 変わり剣ボロ
この時期にしてはまだ寒いですね・・あまり暖かいのは好きではないので、ありがたいですが、あまり寒暖差がありすぎるのも体調を崩すので程々にして欲しいですよね・・
現在も入学者募集中です!
見学をご希望の方は是非お越しください!お待ちしております
↓結構反応が良い動画です
「縫い代の角処理」の動画です!
基本的な事ですが、非常に大事な事です!なんとなーく付けていた方は是非参考に!
プロの方も、「あ」っていう事があるかも知れません!
ではしつこく剣ボロです どんだけやるんだ・・
↑これが生徒さんが持ってきた凄い変わり種・・見たことなかったのでむしろこれがメインです。
↑パターンはこんな感じでした。
まず縫製箇所と切り込み位置に印を付けておきます。
↑そうです剣ボロと思いきや、凄い太い幅のパイピング始末です
これには驚きました!所謂「いってこい始末」です。
縫い方は単純で、コの字に挟むだけです。角は切り込みを入れながら縫います。
↓挟んでステッチを入れた後のここがポイント
なんと、ただ折るだけ!厚みなんて気にしないでやっちゃいます!「雑!」といえばそれまでですが、「折るだけで出来る」というのもすごいと思います。まずこの発想は出ないですね・・「アメリカのワークウェア!」って感じです。
ちなみに最大の「デメリットは剣の先が凄く分厚い」です。けっして綺麗を目指しているものではなく、あくまで「いかに簡単に」を目指した結果の縫い方かと思います。
この仕様を考えた方、ありがとうございます・・・
デメリットは他にもあって
「裏が落ちやすい」です・・実際落としました・・
ただ、上手く縫えてもこの部分だけは隙間が空きっぱなしです。気になる方は気になるところ
というなんとも変わった剣ボロの仕様でした
他にも縫製上で細かいところはありますが、ここまで変わったものを見たのは久しぶりだったので楽しかったです
剣ボロという事で話をしていますが、これは、プルオーバーやポロシャツの「前明き」にも使える仕様かと思います!
たくさんありますが、剣ボロに関してはとりあえずここまでで、、
ではまた!
㊙縫代の厚みを減らすプロテクニック!おしゃれ剣ボロ
4月期の授業が始まりました!
新しい生徒さんも2週目になり少し慣れてきたかなと思います
パターンの授業は特に最初地味ですが、ここを超えると形になり面白さがぐっと増すと思います!丁寧にを心がけましょう!
入学は現在も受付中ですのでご興味ある方はお気軽にお電話下さい
色々動画更新しています!↓
まさかの無料のテキストや、他にもプロの方から初心者の方まで為になる動画が盛りだくさんになってきました!是非チャンネル登録をお願いします!
生地の厚みについて動画を作製してみました ブログのほうでもかなり触れている内容ですが、縫製だけでなくパターンの事にも触れているので是非ご覧ください!
では、前回も剣ボロでしたが、今回も剣ボロで
といっても同じではなく、「ドレスシャツに見られる剣ボロ」です。
パターンを先にお見せしますのでどんな形になるのか予想してみて下さい
レディースのパタンナーの方はあまり見ない仕様かと思います。
下が三巻になっている仕様で剣のカタチがL字にカットされていないやり方ですね。
イタリア等のドレスシャツによく見られる仕様です。
まず裏に切り込み位置を記入して
切り込みます。
多いのは「裏に三巻の縫代を出す」ですが、断ち切りが見える状態は嫌だったので、私は「表に縫代を出す」でやってみました。
出来上がりはカーブさせて最後まで極力縫うようにしましょう。
短冊はこんな感じで折っておきましょう。斜めに折られているので厚みが分散され薄く仕上がるのがポイントです。
裏から土台に地縫いします。
高さが合っていないように見えますが・・
切り込み先はこの位置での高さで合っていれば大丈夫です。
折るとこんな感じになります。
表に返して開くとこんな感じの見え方です。
あとはぐるりと縫って完成です。
裏から見るとこの位置に隙間が空いている状態ですが、この中から糸が出てくることはないかなと思います。
最初にも言いましたが、ドレス系のシャツに多くみられる仕様で、理由は「薄い」からかなと思います。生地が硬いとその部分のシルエットを崩す恐れがあるので、剣ボロの明きはこの仕様が多いのかなと。
3つ巻きの幅が狭く切り込み先がほつれやすいですが、ここも「ほつれても気にしない」で「薄くなる事が優先」と考えた仕様かと思います。
雑とみるか、それでいいじゃないかとみるかは好みかと思いますが・・
個人的にはこの仕様は好みです。ステッチがあまり入らないので吊りシワが出来ないですから仕上がりもスッキリします。
このやり方で尚且つ「剣ボロ裏を控える」という仕様もあります・・いろんなやり方がありますね・・・
次回はヘンテコ剣ボロを紹介したいと思いますのでお楽しみに!
クリエイティブホリデー in 大阪
本日はLE*OPERA大阪校で行われた【クリエイティブホリデー】の様子をご紹介致します!
【クリエイティブホリデー】は半年に一度のイベントで過去にも東京からの持ち込み講習として初心者向けのハット講習やトートバッグ講習。
カットソー講習としてジップアップパーカやポロシャツの縫製講義を見て頂いたり、毎回人気の生地講習等を行ってきました
今回は大阪開催では初となる『ボタンホール講習』を行いました。
興味がある方は動画もございます。
ボタンホールだけじゃなく、松葉閂や揉み玉などの解説入りです↓
手順やちょっとしたコツ等も紹介しています!
手の動かし方等にも注目して復習動画としても活用してください
ボタンホール講習は・・・
文字通りボタンホールを手縫いで作製して頂く講習です
「なんだそんなことか」と思うかも知れませんがこれがかなりの難易度です!!!
やったことがある人や実際に参加された方はご存じかと思いますが・・・
使用する糸だけでも3種類ほどあるので、どれをかがり糸に使って、どれを本縫いの糸として使えば良いか・・・
こんがらがってしまう場面も多く見受けました
流れとしては一つ一つ工程を見てもらい、実際に縫ってもらう。
という感じで進めていきましたが、「助けて~」の声が鳴り響く中、講習時間いっぱいで何とか一つ完成の方が多かったです
東京校でも2回程、ボタンホール講習は行いましたが苦戦している生徒さんは多かったです それでも続けている方は30個くらいから1つの壁を越えます
ボタンホールに関しては本当に『数をこなす』だと思います!
やればやる程にスピードも完成度も上がるので心が折れかけても続けてみて下さい!
1日1個を目標に
ということで・・・
クリエイティブホリデーに参加された皆様、お疲れ様でした。
カテゴリー: クリエイティブホリデー
コメントをどうぞ
まとめ動画はじめました! 超簡単!1枚剣ボロ
水曜日の授業を残して10月期も終了です!
長いような短いような・・・
申し込みやお問い合わせをされる方は↓の時間になりますので、ご注意下さい!
大阪アトリエ、月曜~金曜日10:00~17:30迄
東京アトリエ、月曜~土曜日12:00~20:00迄
4月期の申し込みはまだ受付中です!お考えの方はお早目にお願い致します!
さて、動画作製も色んな方向性を考えております!
↑動画をまとめてみました!今まで作製していたもの1個1個分けて見るのが結構面倒だったりするので、シリーズとして1まとめに出来るものはこんな感じでまとめてみました!
今後シリーズ化しているものや、関連性の高いものもまとめていこうと思いますので、よろしくお願いします!
さて、なかなかダウンが再開しませんが、そうこうしているうちに暖かくなってきました・・生地がなかなか見つからないんですよね・・・・
という事で合間に気になっていた部分縫いでも挟もうかと思います!
↓1枚の生地でつくる剣ボロ始末です!
見た目は普通にしか見えませんね・・・
ですが、「ものすごく簡単」です!たぶん一番簡単なんじゃないかと思います 剣ボロの裏側が難しいので苦手な方も多いかと思いますが、これはラクチンです!初心者の方は是非試してください!
↓分かりやすく表裏に切り込み位置を記載しました
短冊の布(剣状になったもの)と下持ち出し(四つ折りのパイピング布)に分かれている事が普通ですが、これは違います。
そう続いて1枚になっているのです。
やり方は簡単
袖裏に短冊布をコの字に縫います。
縫った後、Yの字に切り込みを入れて・・
ひっくり返します。すごい簡単・・
あとは↑のように折ります。
↑こんな感じです。コの字の隙間に持ち出しを作るように折ります。
↑短冊側も折り込みます。
簡単!
あとは持ち出しにコバステッチを入れて・・
短冊をぐるっと縫うだけです 簡単!早い!失敗しない!のですごくオススメです!
ただ、
唯一裏側のこのポイントだけ表のぐるりステッチを入れる際、持ち出しも一緒に縫ってしまうかもしれないので、1mmくらい控えておいた方がいいかと思います。
さて、簡単簡単!と言いましたが、デメリットはないのでしょうか?
1つデメリットは「生地の厚みが1箇所に集中する」です。
生地に厚みが出ると生地が引っ張られるため少し気になると思います。生地としての扱いがそこまで難しくないのであれば、通常のやり方のほうがすっきり仕上がると思います。
使いどころは・・「ほつれやすい生地」これに尽きるかなと。シフォンとか・・・(シフォンの剣ボロとか難しい・・・)
ほつれやすい生地の場合は通常裏側を三角に折ったりするのでどうしてもほつれが出たりします。
このやり方であれば切り込みを入れてもほつれる事はありません。
是非お試しあれ!
動画ブロードシャツ
4月期の入学生募集中です!
曜日によっては埋まっている席も出てきているので、入学を考えている方はお早目にお願いします!
暖かくなってきて新しく何かトライしてみるのもいいかと思います!是非服作りを一緒にしてみましょう!
そして↓こういった事も続けています!
他にはない動画だと思いますので是非ご覧ください!
第1弾として選んだ生地はブロードです!
#1~3まであって次で一応完結です。
まず#1は生地の概要。
ということで、ブロードの織りや長所・短所の説明。
ドレープ感等をご覧頂けます!衿の形を作ってみたり、色々見ごたえがある内容です。
生地を買いに行く前に見て頂きたい内容です!
#2はブロードを扱う際のパターンの注意点です。
アームホールや裾、脇線等のカーブのライン取りや仕様面に関して触れています。
パタンナーの方ももちろん見て楽しめる内容です!
最後は
#3はブロードを扱う際の縫製の注意点です。
生地の特徴からどのようにすれば不具合を回避できるか・・・等を解説しています。
動画が上がり次第コチラでもお見せしようと思いますのでお楽しみにです!
そして今回はお先にちょい見せです
せっかくブラウス1着を縫ったので、動画にはない細かい部分や、苦労したところなど説明していこうと思います!
では・・↓こんな感じのシャツになりました
まず大枠として考えていたところから・・
「薄手の光沢があるブロード」を使用する事を決めた時自然と「あ、ドレスシャツでそんなに絞らないシルエットで作ろう」と考えました。
全体的にタイトだけど絞り過ぎていないバランスで、ダーツ量を減らしています。これは生地の特性にも合っている事なので、「生地に適したシルエット」とも言えます。
生地・デザイン・パターン・仕様・縫製は全てバランスがあり、「どうしたいか?」でそれぞれを変化させて調和すると「完成度の高い服」が出来ると個人的には思っています。
あとは生地の様子を見て、パターンを引きながらその都度考えて調節していった。という流れでした。
この作り方の流れは人それぞれだと思いますが、その方の得意とする所が一番融通が利きやすいと思うので、私の場合はパターンで調節という手段で作りました。
生地が得意な方とデザインや縫製が得意な方はまた別のアプローチがあると思います。
↑裾、ダーツ
縫製上でもっとも拘った点は「いかに薄く仕上げるか」です。
細かいところでいくとこういった角の縫代が集まるところを極力カットしました。
前裾の角は斜めに折り込む事で厚みを分散しています。ステッチも場所によっては工夫した入れ方をしています。生地の厚みがあるだけでシワがかなり入るのでこの生地に適した始末の方法を模索しました。
こういう所は皆さんあまり気にしないところかなと思うので一度試してほしいです。
ステッチ幅を1mmで縫っていましたが、ちょっとミスして微妙に太くなってしまいました 修行が足りません・・裏は切り込みを入れて縫代を中に折り込む仕様です。
昔のブログで切り込んだ三角布を中縫いするテクニックもありますので気になる方は見て下さい
http://www.leopera.com/pl/?p=5961
カフスのステッチは生地が厚くなるところを避けてボタン付け位置とボタンホールに向かうようにして返し縫いを隠しています。これもドレスよりのステッチの入れ方です。
ヨークのステッチは綺麗に縫えたと思います。縫製の時かなり気を使いました 前端のステッチとここはかなり目立つ部分なので特に気を使って縫うようにしています。
真っ直ぐって結構難しいんです。心の乱れで結構ぶれます・・
ヨークのパターンはほんとはスプリットヨーク(後ろ中心で接ぎがあり、左右バイアスカット)で作ってもいいかなと思いましたが、難しいのが「バイアス×地の目が通っている箇所」の縫製です。バイアスになっているという事は生地がズレやすく、縫いにくいので、今回かなり薄手で少しのミスでシワになりやすいなと判断してその案は不採用にしました。馴染んで動きやすくなるから結構好きなのですが、こういう生地を扱う際は向いてないのかなと思います。
袖山は正直結構高く設定したので難易度高めでした・・ ステッチ幅は0.7cでほんとにぎりぎりでした・・これ以上は絶対吊りジワが多くなるし、袖山では縫代が余ってしまいします。縫製の上手な方はここも1.0cmくらいのステッチでもいけるかも知れませんが、私には難しかったです・・・
量産の事を考えないのであれば、むしろ手でまつった方が綺麗だったかなと思います。
衿はもう少し固い衿を入れても良かったかなあと思います。カジュアルに着るならこれくらいでもいいかも知れません。が、「表衿は少し固めの芯を入れて裏は薄く」など工夫しても良かったかも、、うーんここは毎回悩ましい所ですね、、、
衿は外回りもう少し開いてやや丸い感じでレディースっぽくしても良かったかも知れないです。ちょっとだけ衿を大きく見せる事で広い肩幅を目立たないように見せたかったので今回広めにしました。
ちょっと外回り足りなかったですね・・ ただ、あんまり開きすぎると、衿の内側のシワが気になるという・・難しいところです。
こんな感じで色々反省点が出ましたが、むしろこういった反省点を見つけるために縫って確認しています。自分で縫うとほんとによく見えてきます。
満足いく出来栄えになるまで、ここから何回も縫って綺麗にしていくことが大事です!
まあやればやるほど見えてきてしまうんですが・・・
この企画はシリーズ化してお伝えする予定なので皆さん是非ご覧ください!
ではまた!
「生地特性の動画ブロード#2」ダウンは作れるか?⑥
体験セミナー開催致しました
皆さん興味深々で楽しんで頂けた感じで何よりでした!
普段服を作っていてもどうしても垢抜けない・・という悩みもありました・・
やっぱりそこはパターンかなと思います
プロの技術あれば、そこは製品のクオリティに(場合によってはそれ以上)なります
皆さんにはその技術をお伝えしてクオリティが上がったり、服をつくる事の楽しさを伝えられたらなと思います!
4月期の募集も開始しましたので興味のある方はお気軽に見学にお越し下さい!
↓今回行った体験セミナーの様子です。動画もありますので是非見て下さいね
http://www.leopera.com/md/?p=6391
そして服をつくる事の楽しさには、クオリティが上がったと実感する事が必要ですが、生地の知識は必要不可欠かと思います!
この動画は頑張りました
いつも頑張ってはいるんですが、なんというかちょっと手ごたえみたいなものを感じています。「パタンナーが作る生地選びからデザイン、縫製までの動画」って無いと思うんですよね・・ たぶん出来ないというか
中でも「パターンにおいて注意するべき点」というのは皆さんに見て頂きたいところです!
ブロードを使ってシャツを作る際は(もちろんそれ以外でも)参考にして下さい!
またチャンネル登録お願いします!
では、前回ダウンのパターンを抜いてみたところでした。
出来たパターンを見てみましょう
身頃と前立てです
前立てはフード端まで続いているもので叩きつけでした。ラインは真っ直ぐですね。
身頃の特徴は
①衿ぐりが広い(中に着込む事とダウンが中に入る事を考えるとこれくらい広くないと窮屈かと思います)
②前の肩傾斜が急(これも衿ぐりに入ってるゆとりを十分にとるためかと思います。これなら中に厚手のタートルネックを着ても大丈夫そうです)
③脇は絞っていた(隙間を埋めると考えてもいいし、腕回りにゆとりを持たせたいとも言えるかと思います)
④アームホールが極端にカーブがキツイ(所謂鎌幅のところです。腕の厚みを考慮せず狭いアームを引いてしまうと、寸法的に短くなるので結果袖幅が狭くなってしまいます。見方を変えると鎌底は上に上げて付け根に近付けるので、運動量が増してるとも言えます。)
このあたりが大きな特徴でしょうか。
特にアームのラインは複数の意味がありそうですね
なんにせよ「中にダウンがたくさん入っている」という事と
「隙間を無くし、運動量を確保する」という完全に機能面に特化しているパターンに思います。
フードのパターンです。フードを被ると完全に覆われた形になりつつ、首を動かしてもフードが変に動かない形でした。パーツ数は少なくしてあります。少しでも裏のダウンを入れるパーツを減らすためでしょうか。そう考えると切り替えが大量に入って立体を作り過ぎているものはダウン製品には向かないかなとも思います。
横が見えないのがちょっと怖いなと思います。ただ防寒を優先するのであればこれでもいいのかな・・
袖は切替たっぷり入っていました
地の目を基準にパターンを抜き出してみるとこんな感じでした。袖下部分にこれでもかというくらい運動量を出しています。これでマチのような役割を果たしています。
地の目を無視してくっつけると意外にダーツ量は少ないものでした。
特に肘の辺りは少し膨らませて、腕の曲げやすさは考えているのかなと思うパターンでした。地の目が少しバイアスになっていたりするので、何か目的があるように感じますが、ここは作ってみて考えてみたいと思います。
というところがとりあえずの考察です。
他にもたくさん気になるところはありますが、全体的に「カーブ」は抑えているように感じました(アーム以外)
ナイロン生地を縫うので、「カーブだと吊りやすい」というのもあると思いますが、単純に「縫いやすくしたい」というところが大きい印象です。
表地のラインは裏にも直結します。変にダーツを取り過ぎたりすると裏が大変な事になるのでやはり「ダウンを入れる事を考えたパターン」なんだなと思います
いやあ楽しいですね
あとは工業用パターンを作りますが、書き込み大変ですね・・・・
そして↓資材どうしようかな・・・
このダウン作製はまだまだ続きます・・ 皆さん長くお付き合いよろしくお願いします!
初心者の難敵!シワシワの原因と対策動画 ダウンは作れるか?⑤型抜き
予定通り体験セミナー開催致します!
いよいよ今週末日曜日ですが、まだ空きはありますので気になる方はお電話でのご予約お願い致します!
東京校 TEL03-5473-1519
寒さもひと段落してきて春が少し見えて来ましたね
あっという間です!4月くらいからはコロナが収まって通常の生活に戻ってほしいですね・・
さて普段から縫製している方にはこんな動画はいかがでしょうか?
「パッカリング」についての動画です
カジュアルな服では良く見かけるシワかと思いますが、高級とされる服を作る際にはタブーです。なぜ起きるのか?などは考えた事はないでしょうか?
縫製を専門にされている方とはまた違う視点で「パターン」で抑える方法をお伝えしています。意外にプロの方も意識しないところかと思いますので是非見て下さい!
チャンネル登録といいねもお願いします
では
ダウンの続きですが、以前から生徒さんに聞かれていた事をお伝えしてみようかと思います。
「型抜き」というやつです。
手持ちの服のパターンを「抜く」事ですね。
そっくりそのままはパクリになっちゃいますが、勉強の為にはとても大事な事だと思います。自分が知らない縫製の方法や、パターンの引き方を知るには持ってる服を調べてみると良いと思います。
ただ「解いて」だとさすがにもったいないので・・・
解かなくて済むやり方をお伝えしておこうかなと思います
色んなやり方がありますので、あくまで参考用にと考えて頂ければと。
では
今回は裏地を外してやりやすくなっていますが、通常は外さないでやります(ダウンがパンパンだとさすがにやり難いですが・・・)
最初にアイロンをかけます。
このアイロンもすごく大事です。目的は「着て伸びたりしてしまった所を元に戻すアイロン」だからです。
ここで大事なのが「地の目」です。地の目を見ながら、縦糸横糸を揃えていくようにアイロンをかけるようにします。「地の目が読める」というのはとても大事だと思っています。
ただ、ミリタリー系などの縫製が割と雑なものに関しては精度があまりないので、完璧からはかなり精度は下がります。(縫製が怪しい所は左右確認する事にしています)
しっかりアイロンをかけても、今度は「縮んでいる」ところが出てきます。
縫い縮みです。今回は脇がWstが入っていてかなりパッカリングが起きていました。引っ張ると1cmくらいは縮んでいます。
この時は「引っ張ってシワが消えるまで」で寸法をとった方がよいと思います。
基準になる箇所(今回は後中心)にピンをさして(何本か私はさしています)
下に型紙を敷いた状態で↑のようにピンで穴を開けていきます。
難しいのはアームホールなどカーブが強い箇所です。
伸びやすい生地の場合だと、縫製時に伸びてしまって元のパターンから大きく崩れてしまうので・・ここも「地の目を見ながら伸びた分を考慮したライン」でとります。(これが結構難しいです・・ )慣れるまでは中々上手くいかないところですねえ
衿ぐりも伸びやすいところの一つです。特にサイドネック部分です。
地の目に気を付けながら伸びた分を戻してとっていきます。ここは縫製時にかなり伸ばしやすい部分なので特に気を付けましょう。
線の入り方(角度)も大事なところです。パターンを抜いてみて確認するところは、この角の線の入り方を参考にする事が多いです。この入り方が間違っていたら正確には抜けていないという事になるのでもう一度とり直しです。
実寸計測も参考にします。手の加減や、生地を引っ張ってズレてしまう事が多いので、パターンを確認する際に「実寸はどうなっているか」は良く見る部分です。
単純なパーツは幅と長さのみ計測してピンで抜き出さない事もあります。ある程度の形のセオリーはあるので(もちろん違う事もあります)寸法を参考にしながらパターンを直に引きます↓
片側だけパターンを引いてあとで左右対称にします。
置いても長すぎるパーツの場合は置いた状態での端にピンを打っておき、そこから続きは生地をめくって続きから・・・という風にとっていきます。(生地に厚みがある場合はミスしやすいので、厚み分を考慮します)
↑こんな感じでパターンを抜き出していきます。私は後でCADに入れるので、重ねて書いています。
あとは、、寸法を拾ってCADでラインを引く→プリンターで出力してズレを修正→プリンターで出力の繰り返し
これで形をとっていきます。慣れたら早い作業ですが、慣れるまで一番困るのが
「寸法が合わない」です。
所謂整合性がとれないので何度も確認して取り直す事になります。
なので、上記の「地の目を読む」という事が非常に重要になります。
最初にもお伝えしましたが、色んなやり方があると思いますし、その服それぞれでやりやすいやり方は異なると思います。
服の構造を知るにもすごく勉強になりますので是非お試しを
では次回抜いたパターンです!
新連載シリーズ「生地動画ブロード#1」動画 ダウンは作れるか?④
雪も降って冬もこれで終わり!ってなればいいんですけど、来週も怪しい雲行きですね・・体調管理が大変ですが気を付けたいと思います
引き続き体験セミナー募集中です!
2/27(日)10時~と13時~の2部制でまだ席は空いております!
お電話でのご予約のみですので、東京校に直接お電話下さい!
TEL03-5473-1519
↓こういった新しい取り組みも始めています 結構企画段階で迷い、色々苦労した分良い出来かと思います!
以前から、「トワル組みではイメージがしにくい」と初心者の生徒さんから相談がありました。どうにかイメージしてもらいやすくできないかなあーと考えていたので「デザイナーさんが服を作る時の流れを一連で見せたら面白いんじゃないか?」と思い、こんな動画になりました
実際に生地を見に行った時
デザインを考える時
シルエットを考える時
単に生地の特性や特徴を知りたい時に見て参考になる動画が出来たと思います!
見どころは「生地をボディに当ててドレープを見せたりしている」所です!他には無い動画が出来たと思います!是非プロの方から初心者の方まで見て下さい
さて、寒い時期にはダウンの企画ですが、このままだと暖かい状況で完成になりそうです・・ 難易度高すぎて中々進みませんがご容赦を
↓見ても分からないポケットのパターンです(笑)
本来は断面図などを用意するともっと分かりやすくなりますが、それでも「分かったつもり」が怖かったので、縫製手順や細かい所を知りたく一度縫ってみてみました!
↑前回中ポケットと裏フラップを縫ったところです。
次は表の外側にくるメインのポケットです綿入りで4層になっているので縫うのが大変でした
まず一番外側にくる表地に裏地・綿を仮縫いします。この時、綿と裏地がかなりズレやすいので、押さえの圧力を下げたり、押さえを変えたり、糸もテトロンなど滑りのいいものに変更しておいたほうがいいです。(それでもズレやすかったので手の加減で引っ張りながら注意しながら縫いました)
一番奥側の裏地だけ単体で別にしておきます。
出来たら角を中縫いします。
表のみにつまみコバstをかけます。これがなかなか難易度が高くて、2mmくらいのコバステッチをかけてしまい、若干角がかんでしまっています(ここは本番1mmくらいの細いステッチのほうがよさそうです)
角が縫えたらその2枚を仮止めします(仮止めだらけです)
ポケット口を三つ折りしてステッチをかけ、外周にロックをかけておきます(無くてもいいかもしれませんが、かけておいた方がほつれ防止になります)
↑角がちょっとかんでいます
次に中の裏ポケットです。(一番身頃に近い方です)
まずファスナーを脇側の布に縫います。ここでもファスナーの幅に注意しながらセットするようにしましょう。一応分かりやすくするためにカット線と地縫い線を引いておきました。
一気にコの字で縫ってもいいですが、私は分けて縫っています。
コの字に縫えたら、ひっくり返して見返し・中裏ポケット(フリース)で挟みます。
出来たらコバステッチで、脇側の布端にロックをかけておきます。
このあたりがかなりややこしい部分なので、よく確認してください。先に脇側の端を出来上がりに折り込んでおきます。そのまま上側を表フラップと地縫いします。
↑こういう状態です。・・ややこしいです・・・
あとは「中ポケットと中裏ポケットでメインになる表ポケットを挟みます」
ここ難しいです
どんでん口を残してフラップまで一気に縫いましょう!
出来たらひっくり返して、フラップにステッチを入れて・・
どんでん口の部分を塞ぐコバステッチを入れましょう。ステッチが最後まで入っていないのは針が厚過ぎて入りませんでした
身頃に叩く前まで完成です!
あー大変(笑)これが4つも付くとか大変すぎます・・・
あとやはり表地は厚みがありすぎました 高密度でもいいですが、せめて生地が薄くないとここより厚い所が出そうなので生地選びは慎重にですね・・・あるかなあ・・・
ではまた続きをやってみたいと思います!