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2018年パターンメーキング検定2級①

ジメジメ、梅雨の季節の到来です :-|

嫌な季節ですが、皆さんパターン検定は合格発表を待たず、練習を始めましょう!

3級も大変ですが、2級はもっと大変 :cry:

同じ時間でジャケットですからね・・・

 

 

では、さっそく2級の一型目です。

 

デザイン画です。↓

 

 

4つの面のジャケット、4面体、4パネルなどと呼ばれるジャケットです。

去年は3面体だけだったので、今年は例年通り3、4どちらが出るかは当日にならないと分かりません。

デザインは1つボタン、ショート丈で衿先が丸いものです。

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈 = 53cm

肩幅 = 38cm

バスト = 94cm

ウエスト= 78.6cm

裾周り = 96.2cm

袖丈 = 58cm

袖幅 = 32.9cm

袖口 = 24cm

袖山 = 15.8cm

 

ボディは10missです。

会場によってかなり用意されるボディが違いますから、注意して下さい。

キプリス9ARで出た場合は肩幅も少し出しておいた方がいいでしょう。

 

 

パターンはコチラ↓

ウエストダーツは

後中心 1.0cm

後ろ切り替え 4.4cm

脇 2.1cm

前切り替え 2.0cm

 

これもあくまで参考の寸法です。自分の寸法を見つけて下さいね :-P

 

 

サイドネックは4mm原型から削っています。

衿ぐりには10mm程(3°位)逃がし、切り替えに7°程で合計11°位たたみました。

 

 

 

衿腰27mm

衿幅45mm

衿の開く角度は22°くらいです。

今回衿腰が高いし衿幅も割と広めのデザインですから結構シビアで難しいです。

自分の形を完全に決めて行かないと難しいでしょう :-|

年々衿が高くなってきている気がします。

 

 

袖です↓

イセは↑位の分量を入れています。

少し多めのほうが調整はしやすいでしょう。

ピン打ちが難しいと思いますが、慣れるまで何度も練習して下さい。

 

 

袖下は↑これくらいで。

いつものようにですが、20分切るくらいで引けないと時間が足りないかなと思います。

 

 

トワルです。

ピン打ちは正確かつ早くです。

3時間半の中でトワル組みの時間は1時間位です。ほんとに時間がありませんしアイロン台は混み合います。なんか脅しているみたいですが、ホントに時間ないですから・・・ :oops:

 

 

完成パターンです。↓

 

CB、CFなどの記号、地の目、パーツ名、見返し線、イセの記号がないとマイナスの採点になりますから忘れずに。

内袖ももちろん反転状態で提出ですから、意外に時間を取られるかなと思います。

 

 

試験は↑抜き出しまでです。

 

 

最後に

いつものように参考の工業用パターンも↓

 

ご参考までに。

では皆さん一緒に頑張りましょう!

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2018年パターンメーキング検定3級①

みなさま、こんにちは。O岩です。

 

今年もPM検定試験の季節がやってきました!

 

筆記試験も終わり、ドキドキしながら合否待っているかと思います(+_+)

わかります。私もそうでした。笑

 

 

 

 

では、3級の一型目です。

 

デザイン画になります。

 

スタンドカラーの半袖ブラウスです。

胸ポケットの内側にダーツがあります。

今年も袖山は高いですね。

後ろはヨークの仕様でタックが1本入っています。

 

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈 = 59.5cm

肩幅 = 40cm

バスト = 97cm

裾周り = 108cm

袖丈 = 19cm

袖幅 = 33.2cm

袖口 = 31.4cm

袖山 = 14cm

 

 

以上になります。

ボディはキプリス9ARです。

 

 

 

 

パターンになります↓

SNPは5mm削り、FNPは8mm程下げました。

 

ウエストの位置は原型よりも6cmくらい上げた所で、脇のダーツ量は16mm程取っています。

 

後身頃のヨークの位置はBNPから10cmの所に、タックの位置はCBから12.5cmの所に設定しました。

 

ヨークタックポケット位置前のダーツの位置はデザイン画を良く見て全体のバランスを見ながら決めてください。

 

 

後身頃のタックは1cm幅にしました。

大きく取りすぎると裾が膨らんでくるので注意して下さい!

 

前身頃は裾で2.5cm程開いて、前下がりは1cm付けています。

衿は2.7cm幅で作っています。

 

 

 

 

袖のイセは全体で18mm入れています。

これくらいならピン打ちもそこまで難しくはないと思いますが練習は重ねておいた方がいいと思います!

 

袖山は14cm設定にしていますが組んでみて微調整して下さい。

 

ここで悩んでいても本番は時間が限られてるので組んで確認した方が断然早いです!

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

受験案内の提出物にもファーストパターン(必要と思われる記号・名称などを記入)と書いてありますので、CBやCF、地の目など忘れないように気を付けて下さい(*^_^*)

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

 

 

一度、作図に何分、トワル組みに何分等など時間を測ってペース配分しながら練習するといいと思います!

 

受験される皆様、頑張って下さい!(^^)!

 

ご清聴、ありがとうございました。

 

 


 

 

 

 

 


 

 


 

 

 

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2017年パターンメーキング検定2級②

 

みなさま、こんにちは。O岩です。

 

 

毎年この暑い季節にPM検定試験が行われるので体調管理はしっかりと(^^)!!

私も気を付けます。

 

 

それでは、2級のもう一型に参ります。

 

今回のジャケットも3面体なります。

丈が前回よりも短くなるのでウエストの絞り位置やポケット、釦などバランスをとるのが難しいかな~っという感じです。

 

 

今回も動画があります↓


 

デザイン画になります↓

 

 

 

 

ダブルの4つ釦ジャケットになります。

衿も前回のピークドラペルよりシンプルな形になります。

シンプルだからこそ上衿とラペルとのバランスにも注意が必要です。

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈    54cm

肩幅    38cm

バスト   94cm

裾まわり  96cm

袖丈    58cm

袖幅    33.2cm

袖口    24cm

袖山    15.8cm

 

 

以上になります。

ボディはドレスフォームの10missです。

 

 

 

 

 

パターンになります↓

 

 

 

 

今回は丈を前回よりも4cm短く設定したのでウエスト位置を少し上げています。

 

後ろの切り替えダーツで4.4cm、前の切り替えダーツで1cm、前ダーツ部分は1.3cmで設定しています。

 

後ろの肩でイセは7mm程とっています。

 

前のバストダーツは前回同様、襟ぐりで0.8~1cm程開いて、AH作成時は3°残してたたみました。

 

 

2017年2級①のジャケットとほとんど変えていませんが、ダーツ分量などはトワルを組んで微調整してください!

 

 

 

 

 

前身頃です↓

 

 

 

冒頭にも言いましたが、ダブルは釦バランスが難しいです。

 

釦位置を失敗して衿から全てやり直し~( ゚Д゚)とならないように丈とのバランス、前中心からのバランスなど色んな角度から見て練習して下さい。

 

釦は21mm。

衿腰は25mm、衿幅は45mmです。

 

 

 

 

 

袖です↓

 

 

 

イセは全体で33mm入れています。

袖山は15.8cmですがトワルをみて微調整してください。

 

袖口の釦は18mm設定です。

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

 

CB、CF、パーツ名称、地の目、見返し位置、ダーツ倒し方向、イセマーク、必要な記号は忘れず記入してくださいね(^^♪

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

 

 

毎回、同じコメントになってしまいますが、3級・2級・1級に限らず周りは気にせず自分の練習通りのペースで本番に挑んで下さい(^_-)

 

えっ!?もうハサミでシーチングを切る音がしてる!

えっ!?もうアイロンがけに行ってる!

など、気にせず焦らず進めて下さい。

 

 

O岩はいつも陰ながら応援しています。

 

ご清聴、ありがとうございました。


 

 

 

 

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2017年パターンメーキング検定3級②

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

いやあー、本当に蒸し暑い日が続きますね…

スコール並みの豪雨も夏が始まる合図ですねー、熱中症には気を付けないとです。

 

さて、皆さん試験の結果は届きましたでしょうか?

もう実技に向けて動いている方もたくさんいらっしゃると思いますが、今回は3級の残りの型を取り上げます。

 

絵型はコチラです。

 

 

使用するボディは今回もキプリス9AR を使用します。

以下はサイズです。

着丈=58・5cm

肩幅=40cm

バスト=97cm

裾周り=104cm

袖丈=19cm

袖幅=33cm

袖口=30cm

袖山=14cm

 

今回は歯切れのいい数字が揃いました。

前回と同じくボディが10missなどに変更になった場合はバスト寸法を2~3cm削る様にしてください。

 

では、今回も動画がありますのでご参考ください。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 

では、作図の手順と注意点をみていきましょう!

 

着丈を入れた原型をかくところまでは授業と同じです。

 

身頃特徴

まずは肩甲骨ダーツは絵型のように肩線に逃がします。肩線上で1.3cmと多めにとります。

 

※クリックで画像が大きくなります。

 

場所は絵型のバランスを参考にします。

 

肩線に対しどういう風に入っているのかよく観察していれましょう。

特に今回は、下のウエストダーツにつながるようなバランスでダーツ止まりが入っていますね、これはウエストダーツ側でも意識するようにしましょう。

デザイン線がいい感じに入って、かつ綺麗に立体に出来る位置を練習して覚えておくと良いでしょう。

 

ウエストダーツは2.5cmとやや少なめですが、取りすぎるとダーツ下のフレアが多くなるので、今回はこんなものです。

 

脇線は2.9cmウエストダーツとって削り、裾では5㎜ずつ足します。(半身トータル+1cm)

このときウエストから下の線は、やや膨らんだカーブで描くと裾がはねるのを押さえることが出来ます。

 

前身頃の特徴

今回のバストダーツは、前回と同じく裾とバスト下から脇に向かったのデザイン線に逃がします。

裾は前より少し少なめの2cmくらい。あとはアームホールに2°ほど残して全てバスト下のデザイン線に展開します。

脇線は後ろと同じです。

 

展開した後、前のウエストダーツはおおよそ1.4cmほどとります。

取る位置に関しては、後ろと同じくデザイン画をよく見て同じバランスになるように取ってください。ダーツの止まり位置に関しても同じ事がいえます。

ただ、バストトップ側のダーツ先は絵型と同じバランスにしようと離しすぎると、ダーツ先が浮いたようにブカブカになるのでほどほどにバストトップから離します。

 

裾側のダーツ先は後ろ身頃との位置の比較をしたほうが良いでしょう。

その後衿ぐり、アームホールを授業でやってるようなバランスでひいておきます。

前下がりや釦の位置もいれておきましょう。

 

衿の特徴

 

衿はステンカラーです。

衿腰はCFの位置になっても少し残しておきましょう。

前衿ぐりにかかる衿付け線は、少し出して返り線がカーブになりすぎるのを防ぎ、シャープさを残しておきます。

 

袖の特徴

 

今回の袖は前回より袖山が高めです。

そうなると腕の厚みが当たってしまいがちなので、肩幅も多めに設定しております。

さらに袖山もふっくらした形にするためイセ2.3cmと多めです。

袖口には切り替えがありますので忘れないようにしましょう。

袖角度設定は40°~35°ほどで引いています。

 

トワルは前回の形と違ってピンを打つところが多いので、ササっとうてるようにしましょう。

ダーツのウエスト位置には切り込みを入れないと、ツレたりするので忘れないように。

着せた時にまだツレがあるようなら切れ込みが足りない証拠ですので、追加で入れるようにして下さい。

あと、いつも通りにボタンやステッチもいれて下さいね。

 

 

では完成パターンです。

縫代や展開した衿などはいりませんが、仕様はこんな感じです。

以上で2型揃いましたね。しっかり勉強していきましょう!

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2017年パターンメーキング検定2級①

 

みなさま、こんにちは。O岩です。


筆記試験も無事終わり、あとは結果を待つのみですね(^^)

では、早速ですが、PM検定2級の実技試験の1型目になります。

 

今回は2型とも3面体です!

ある程度の数字と形を頭に入れておいたら、当日はそこまで焦る事もないでしょう!

 

まずはデザイン画から↓

 

 

 

 

去年の3面体とほとんど変わらないシンプルな形の物です。

ボタンは2つ釦になり、衿がピークド・ラペルになります。

 

衿の形、前端のカット、着丈からの第一釦の位置の設定などシンプルに見えてバランスをとるのが難しかったです。

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

着丈   58cm

肩幅   38cm

バスト  94cm

裾まわり 99.1cm

袖丈   58cm

袖幅   33.2cm

袖口   24cm

袖山   15.8cm

 

以上になります。

ボディはドレスフォームの10missです。

 

 

今回もわかりやすく説明を入れた動画をあげてみましたので、こちらもご覧ください↓

 

 

 

 

パターンになります↓

 

 

今回は後ろの切り替えダーツで4.4cm、前の切り替えダーツで1.4cm、前ダーツ部分は1cmで設定しています。


後ろの肩でイセは7mm程とっています。


前のバストダーツは襟ぐりで0.8~1.0cm程開いて、AH作成時は、3°程残してたたみました。

 

パネルラインは前後バランスを考えてどの辺りに設定するか頭に入れておくとスムーズに作図できると思います。

 

 

 

前身頃です↓

 

 

先にもお伝えしましたが、丈からの全体のバランスを見て釦位置を設定するのが案外難しかったです。

 

さらに釦位置からのポケット位置の設定や前端のカットもデザイン画をよく見て決めるようにしましょう。

前端のカットもどの辺りがカーブの一番高い位置になっているかなど気を付けて引いてください。

 

釦は21mm。

衿腰は25mm、衿幅は45mmで設定してます。

 

 

 

 

袖です↓

 

イセは全体で33mmいれてます。

袖山は15.8cmで設定していますが、トワルを組んでみて微調整してみてください!

 

袖口の釦は18mm設定にしてます。

 

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

CF・CBと各パーツの名称・地の目・見返し位置・ダーツの倒し方向・イセマークなどの記号は忘れずにお願いします!

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

毎年よく聞くのは釦の付け忘れです!

周りに早い人がいても焦らず、落ち着いて作図・トワル組みしてください(^◇^)

通し練習で時間を計算しペース配分して挑むといいと思います!

 

 

ご清聴、ありがとうございました。

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2017年パターンメーキング検定3級①

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

もう初夏の様子を漂わせています、今日この頃です。

 

パターン検定を受けられる皆さん、筆記試験お疲れ様でした!

筆記が終わって早速ではありますが、きたる9月の実技試験にあわせてさっそくパンフレットの内容を練習していきましょう。

今回は3級の型の一つ目をとりあげていきます。

こちらの形です。

 

使用するボディは今回は キプリス9AR を使用します。

以下はサイズです。

着丈=62.5cm

肩幅=39cm

バスト=98cm

裾周り=118.4cm

袖丈=16cm

袖幅=34.9cm

袖口=33.2cm

袖山=12.7cm

 

コンマ小数点以下は繰り上げ、繰り下げ等をして、自分の引きやすい寸法に微調整しても良いと思います。

バスト寸設定はだいたいこんなものですが、ボディが10MISSなどになる場合は少々小さくしても良いと思います。(-2cmほど)

 

 

今回はよりわかりやすく説明を入れた動画をあげてみましたので、こちらも是非ご覧ください!!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

では作図の手順と注意点です。

原型の作り方は授業でやっている方法と同じです。

 

※クリックで画像が大きくなります。

 

後ろ身頃の特徴

まず着丈を設定し、ヨーク線(BNPから10cmほど下がった所)を入れてその上に肩のダーツを5°ほど入れておきます。

後ろ中心には4cmほど離れた場所までギャザーを入れます。

ギャザー倍率は1.45倍ほど入れ、その1/2の寸法分は裾にもプラスしておきましょう。

その際の分割線は2、3本ほどで良いと思います。

脇線はAラインなので、脇は気持ち多めの3.6cm裾で入れて、バスト下はやや削るとより絵型に近づくと思います。(削りの操作は時間があったらやるといいです。)

 

前身頃の特徴

脇は後ろと同じラインにします。そしてバストダーツの一部を裾に2.5cmほど展開します。9ARは腰骨が張っていますし、今回は後ろもギャザー展開しているためこのくらいのフレアは必要かと思います。

あとのバストダーツは3°ほど残し、バスト下のデザイン線に展開しましょう。(デザイン線は脇線上で上から3㎝ほど下がった所にむかった斜線です。)

バストポイントも1cmほど控えておくといいです。

衿ぐりはデザイン画のように深く削り、CFから4cmほど離れた所を衿付け止まりにしておきます。

あとは前立て、前下がりをつけておいてください。

 

衿の特徴

フラットカラーの要領で衿の大きさ5cm、衿腰は1cmくらいの大きさで作図してください。衿先はデザイン画のような形にしてください。

 

袖の特徴

袖はタマゴを描く時間が無いので、先ほどの袖山の丈で引いてください。

 

 

今回は45°~40°の設定で1.6cmのイセを入れています。

袖下を削った後は、袖ぐりの下のつながりを修正するのを忘れないようにしましょう。

 

トワル組みは時間との勝負ですが、しっかりアイロンをかけて美しいトワルを組んでください。ボタンやステッチを忘れないようにしましょう!

 

では、完成パターンも載せておきます。

試験では縫い代の記入までは求められないとは思いますが、しっかり問題を隅々まで確認して指示の漏れがないか確認しておきましょうね。

 

以上を踏まえてしっかり練習してください。

 

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2016年パターンメイキング検定2級②

みなさま、こんにちは。

そうです。O岩です。

パターン検定2級の2型目になります!

まずは絵型です↓

 

 

 

 

 

4面体のショールカラーです。

 

 

一つ釦なのでバランスを取るのが難しいのと、ポケットもかなり傾いていますね。

 

寸法になります↓

 

 

着丈   60cm

肩幅   38cm

バスト  94cm

裾回り    106cm

袖丈   58cm

袖幅   34cm

袖口   24cm

袖山   15.4cm

 

 

ボディは10missです。

パターンになります↓

 

バストダーツの展開量などは①の三面体の時と、ほとんど変えていません。

四面体なのでパネルラインのバランス、ダーツ量、丈に対しての釦の位置、自分の中で寸法を決めて引くと大きな修正などはなく、スムーズに引けると思います!

(今回のダーツ量は後ろで40mm、脇で22mm、前で14mmくらいです)

こんな感じである程度の数字を持っておくと悩む時間が短縮できますね!

 

前身頃です↓

 

衿は衿腰が25mmで幅は45mmに設定しました。

ショールカラーですが、いつもの衿を引く手順と何ら変わりません。

安心してください。形が違うだけです。

 

 

袖になります↓

 

 

袖山は前回よりも2mmほど高くなっています。

ピン打ちは今回の方がやり易かったので袖山は微調整して決定してみて下さい。

イセの分量などは全然変えていません。

 

 

 

トワルです↓

 

 

トワル組みもいつもと変わりません。

ショールカラーとなると???っとなりそうですが衿の切り替えでいつも通り組むだけです。

 

 

工業用です↓

 

 

とにかくスピード勝負です!

丁寧に引くということは大事ですが時間に限りがあるので、その枠内でいかにキレイに仕上げられるかがポイントだと思います。

作図に何分、トワル組みに何分、提出パターン作製に何分というようにペース配分して本番に挑んでください!

 

 

ご清聴、ありがとうございました。

 


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2016年パターンメイキング検定3級②

こんにちわ :roll:

 

雨が多くすっきりしない天気が続きます・・・

そんな時は家にこもってモノづくりをしましょう :lol:

 

 

パターン検定を受ける方は練習しましょうね ;-)

 

では・・・3級の2型目です。今回はさらっと

 

 

 

絵型は↑コチラ

袖山高い・・・

 

さっそくですが、寸法です。

着丈 64cm

肩幅 38cm

バスト 95cm

裾回り 103.7cm

袖丈 19cm

袖幅 29.6cm

袖口 28cm

袖山 13.9cm

 

です・・・袖ちょっと小さくて難しいですから、も少し低い袖山でもいいと思います。

後は前回と同じように肩幅、バストは使うボディによってプラスしたりして下さい :-)

 

 

パターンはこちら↓

 

 

前回とほとんど同じ身頃の形にしています。

自分である程度の形を決めておきましょう。

今回の形は展開がややこしいので、何回か練習しないと無駄に時間をくってしまいますから要注意を・・・

展開↓

 

 

タック(ダーツじゃないですよ)の方向だけ修正しています↓

 

 

 

衿は前回とほぼ同じですが、衿外回りのデザインが違うので気をつけましょう。

 

 

袖が難易度高いと思います。

山が高く肩が当たりやすいので、特に注意です。これは事前に何度も組んでみて上手くいく設定を決めましょう。(私のパターンより多少袖山低くてもいいと思います)

 

・・・でトワルです :lol:

 

 

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

みなさんあと2ヶ月切っているので1ヶ月1型だったとしても厳しいペースになってきました。

特に半袖は組んでみるとわかりますが、下手をするとジャケットの袖より難しく感じるかもしれません。(まあジャケットのほうが難しいですが :roll:

油断せず早め早めに、時間を決めて計画的に練習してくださいね!!

 

では御健闘を!!

 

 

 

 

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2016年 パターンメイキング技術検定 2級①

みなさま、O岩です。 こんにちは。

そろそろ合否の通知が届く頃ではないでしょうか。。。

2級の3面体からお届けいたします。

デザイン画です!3面体のシンプルな形のものですね。前端のカット、衿のバランスなど結構難しいかったです。

寸法はコチラ↓

着丈    59cm

肩幅    38cm

バスト     94cm

裾まわり    98.8cm

袖丈    58cm

袖幅    34cm

袖口    24cm

袖山    15.2cm

以上です。

ボディはドレスフォームの10missです。

パターンになります↓

パネルラインを引く時も、前後のバランスなども考えて自分の中である程度の比率などを用意しておくとサッと引けると思います。

今回は後ろの切り替えダーツで4.6cm、前の切り替えダーツで1.6cm、前ダーツ部分は1cmに設定しています。

後ろの肩でイセは4mm程とっています。

前のバストダーツは衿ぐりで2°展開してから残りは少し残しくらいでたたんでいます。

先にもお伝えしましたが、ボタン位置・ポケット位置・前端のカット全てのバランスをとるのが難しかったのでコチラもある程度はバランスを覚えておくと早く引けると思います。

ボタンは21mm

衿腰は25mm、衿幅は45mmで作っています。

袖山15.2cm設定ですが、あと数mmくらい高くしても良いかなっと思います。

トワル組みの時に吊るようなら微調整してみてください!

工業用パターンです↓

本番は縫い代はいりませんが、見返しや地の目など記入漏れには気を付けてください!

トワル画像です↓

ポケットやボタンなどは付け忘れないように!

何かおかしいと思ったらまずは着せつけを疑ってください。パット位置、CBやCF、バストラインのズレなどきれいに着せれていて初めて不具合を修正できるので、焦ってすぐに色々いじらないように落ち着いてきれいなトワルを作ってくださいね。

ご清聴、ありがとうございました。

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2016年パターンメイキング検定3級①

今年もこの季節がやってきました :lol:

パターンメイキング技術検定試験です。

 

今年ももう半年終わって早い・・・ :roll:

 

ではさっそく・・・

3級からです!

 

デザイン画はこちら。ギャザー袖なので皆さんチクチクがんばりましょう!早く組みましょうね!

アームホールにダーツというのが珍しいですね。

 

寸法的には

 

着丈  64cm

肩幅  38cm

バスト  95cm

裾まわり  103cm

袖丈  20cm

袖幅  32.6cm

袖口  24cm

袖山  11.9cm

 

です。参考までに・・・キプリス9AR使用の場合は、肩幅は39cmくらいの設定にしておいた方が組みやすいと思います。(試験で使うボディに合わせましょう)

 

パターンはコチラ↓

 

バストダーツはちょっと残して結構たたみます。(着難いですが・・・)

後ろの肩ダーツも結構たたみます。(着難いですが・・・)

ネックも削りますが、かなり少なめ(首回り痛い・・・)

 

 

アームホールにダーツを取った状態ですね。

 

 

衿はこれくらいかと・・・衿腰チョット高いですが、、、

 

 

袖はこれくらいかと :-)

あまり高すぎる袖山は腕上がらないので、ご注意を。

 

 

 

 

一応工業用パターンも・・・参考までに

 

参考トワルです :lol:

 

 

 

 

 

半袖は結構しっかり袖山を作ることができないと、袖口がひしゃげて(丸くならない)目立ちやすいです。事前に山の形を何度も引いて覚えましょう!その場で修正している時間はなかなかないかと思います。

あとは毎年言っていますが、時間配分気をつけましょう。

 

私の場合、1級を受験した際は

原型を写す 何分

ダーツ展開をする 何分

ウエストダーツ切り替え線を引く 何分

アームホール 何分・・・と細かくストップウォッチで時間を計りながらやっていました。

そうすると「この作業もうちょっと短縮できないかな」とか「ここにものをおいておくと邪魔だな」とかスピードが上がっていきます。

結果早くパターンが引けて、修正する時間も増えるのでクオリティも上がりますから、皆さんもやってみてください ;-)

 

では次回は2級です!!O岩くんこっちは久々ですね・・・

 

 

 

 

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