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東京のアトリエ講師のこだわりや、物作りの様子をお知らせします。ファッションの情報やイベント告知も行います。
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大竹学園 – パタンナーズライフ
>カテゴリー別アーカイブ: 大竹学園
大竹学園文化祭③
本格的に冬到来して、スプリングコートはもう出番ないですね・・・
いつ着たらいいんだろう?
明日から師走ですが、まあ早い・・・
3年も早い・・・
さて高校の大仕事です。
下がなかなか決まらず、ぎりぎりまで迷っていましたが、ワイドパンツの上に手でギャザーにしたスカートを乗せています。
コルセット、バッスル共にパターンから・・・かなりの作業量。
トップスの形がきっちり出来ています。
動き早くて撮り切れなかったですが、たくし上げたスカートが紐を外すと赤いロングスカートになるという凝った仕様 止まってポージング欲しかった・・・
実は着物ばらして作り変えています。そこから、デザインし直しです
裾プリーツ全部手で1本ずつ折ってます・・・ 8-Oちょっと見えにくいですが後ろ裾の引きずっているのは鳥の羽です
上の白い方は2回目でやり直しを自主的にしていました・・根性です 2体とも非常に完成度が高かったです。
甘いドレスですが、作業自体は甘さの欠片もありません 個人的には最もデコレーションに時間をかけた大作かと思っております。がんばりました
みんな頑張りました。ぎりぎりまでクオリティ上げようとする子もいました。
もちろん手伝ってもらう子もいましたが、最後の最後で追い込み みんなでやり遂げた文化祭です。
私たち講師陣の手伝いはほぼ無く、(ヤキモキしましたが・・・)自信を持って欲しいと思います。
モノを作る大変さと達成感を体験してもらえたことが何より嬉しいです。
「泣かない、泣かない」と言っていた私ですが、泣いてしまいました・・・
大竹学園文化祭2016②
寒くなって秋がありませんでした。
せっかく作ったコート着用出来ません
さて文化祭続きですが、画像が多い多い
せっかくなので出来るだけご紹介を!
3年生のメインを前に、1、2年生を先にご紹介。
撮り切れなかった子もいますが、カメラがんばりました
次回3年生の画像を・・・引っ張ります
大竹学園文化祭2016①
いやはや、学園祭無事終了でございます
今回から何度かに分けて、文化祭の様子を!
関西弁で言うところのなんやかやありながらも終わりました
ほっと一安心です。
一番良かったことは講師が作業自体はあまり手伝わなかった事です。教える事だけで実際の作業はさほど手伝っていません。作業していく中でどんどん出来るようになっていくのが目に見えてわかりました。生徒たちでやり切りましたので「見て、考え、やってみる」という事を実践出来ました。(一部友達に感謝しなければならない子がいますが )
忍耐力も付いたと思います。200時間くらい1つの服をつくり続けるわけですから、、、 場合によっては1日で「失敗して2、3か所しか縫えなかった」ということもあります・・・
それを最後までやり遂げたので将来「あの時頑張った」という自信を得ることが出来たはずです。
「考える力、忍耐力、自信」は将来服づくりの道に進む子だけでなく、別の道に進む場合も仕事全般に必要な事かと思います。
↑というのは大竹の生徒のみんなに読んでほしいですね みんな頑張った
とまあちょっとお堅いお話は置いておいて、実際のがんばりを紹介していきたいと思います!
細かい所は次回で、まずは3年間の集大成を
3年間の集大成です。まずは全体を!
次回ディテールや苦労どころ 、ショーの様子などをご紹介します!
お楽しみに!!
文化祭にむけて②
こんにちは。
申し込みが多く、空き席がもうほとんどない状態です・・・
申し込みをお考えの方はお電話にてまずはご確認ください!
授業も是非見学に来てくださいね!
さて最近の高校のほうはといいますと・・・文化祭に向けて頑張っております
順調な子は順調・・デザインが決まらない子はそろそろ・・・
途中経過はコチラ↓
刺繍が大変!!ですがむちゃくちゃ頑張ってます。
パターンも一から自分の原型を使って作っているものです。タック袖なんかは結構難しいのですが頑張ってました・・・
この子は仕掛けを用意しています お楽しみにです。
この形や縫製なんかはアドバイスぐらいしかしてません。頑張ったなあ・・・
これも上の子の2着目です・・・高校のころからこれだけ作れると面白くなるだろうなあ。羨ましい
この子も早いしパターンも縫製も自分で考えてやっていますね。すごいです
かなり手が込んでいます。ラメやラインストーンなんかで買ってきた生地に化粧(後加工)を施しています。いい感じですね
この子はこの状態から・・・
1週間でここまで頑張りを見せてくれました・・・ バランスや配色なんかをどうしていこうかと悩んでいる最中です。出来上がりは結構大作になる気配です
この子は後ろに見えている白と同時進行です。
やる気がものすごいので進みが早いです。「パターン引くの楽しい!」って言ってくれたので、何とも言えない気分になりました。
生地量がやばいことになってます・・・今はもっと盛っていますね! 夏休みには他のものも縫ってきていて10着くらい作っていました・・・自分より縫製してますね
黒のスカートでかなりのボリュームになってきました。上のトップスには和柄のもので結構派手な感じになりそうで楽しみです
みんな1年のころに比べると、格段にできるようになっていて非常にうれしい限りです。
最もうれしいのが「楽しい」と言ってくれたことですね
正直結構しんどいとは思いますが、服飾にを目指さないにしろ、やりきって自信になってもらえればと思います。
あと2か月切ってますが、頑張っていきましょー
お気に入りTシャツ修正
こんにちは。
高校の方ではもう縫製に入っている子もちらほら出て来ました
着物を解体なんて子も・・・
スカート。きれいに縫えてます
皆に負けじと派手なもの・・ではなく地味ーな修正を・・・
ちょっと自己満足の世界ですが
Tシャツを修正しました・・・
2時間ほどで縫えるので、おすすめですね。
以前作成したTシャツがシルク混だったせいか、もうボロボロになって毛羽がひどくなってしまいました・・・
前回のがこちら↓
修正したものがこちら↓
ほとんど見分けが付かないかと思います・・・
結構修正してるんですよ?マイナーチェンジってやつです。1ウォッシュしてます。
パターンとしてはアームホール、衿ぐり、丈修正しました。
特に衿ぐり位置を前進させたので喉が詰まりません。
縫製は縫い代の幅も変更、前回は1本針3本糸ミシンでしたが、今回は2本針4本糸ミシンで幅広(7mm)で縫製しました。
結構大事です。
前回は縫い代(ロック)が狭いせいで、意図していたほうと逆に縫い代が倒れたりしていたのですが、今回は衿回りも身頃高でおさまってくれました。
首もぴったりです。
天地始末も少し上手くなり、ほぼ一定に糸が見える状態になりました。
袖口布もきつくなく緩くなくの絶妙な加減で出来ました。
袖下も生地がごつくなる所は縫い代をカットしてますので、身体に当たっている気がしません。
今回マニアックなお話しになりましたが、自分はカットソーこそ布帛のような繊細さで作るべきと思っています。
量産では実現できない、縫い代カットはおススメですね。
今回は生地が殆ど同じで面白みにかけましたね・・・
次回は生地を変えて、ちょっと厚めの生地でやってみようと思います!!
マニアックになりそうですが、宜しくお願い致します
文化祭に向けて①
ゴールデンウィークあけまして授業が始まりました
オペラの生徒さんで入学された方は少しずつ慣れてきたころかと思いますが、課題だけでなく作りたいものがあれば遠慮なく言って下さいね 相談にのりますので!
さて、高校が初日で写真をとってきました。
今まではなかなか撮る時間さえなくバタバタしていたのですが、ようやく手があいてきたのでちょっと様子をお伝えしていこうと思います。
進んでいる子はなかなか早いです
ほとんどの子がドレス作成ですが中にはジャケットをキレイに作りたいという子もいます。
コルセットや土台のボーン入りのスカートもオリジナルで作ってみたいという子もいます。昨年までは購入していたそうなのですが、難易度の高い事に挑戦しようとする姿勢には応えてあげたいですね。
みんなかなりの大作になりそうで今から楽しみです
ひとまずデザイン画は書いてはいるのですが、想像がし難いので立体でどうしようかとみんな模索しているところです。
形をつくりながら、あーでもないこーでもないと考えるのは楽しそうです
実際に近い生地(m100円!安い!)も使ってよりイメージが沸きやすいようにしています。シーチングでドレスのトワル組みは生地感があまりにも違うし、ギャザーの分量などドレープも変わってくるので生徒によっては、色んな生地を混ぜながら形を作っていってます。
今みんなが苦労しているのは「生地探し」ですね
時期もあると思うのですが、チュールというネットのような生地の在庫が日暮里にあまりないのです。色もなかなか気に入るものが無いみたいです。専門学校の人と時期が重なっているのもありますかねえ
形になってくるとこちらもわくわくしてきます。
既に本番の生地でコルセットや、スカートなどを縫い始めている子もちらほら出てきたので、定期的にお伝えしますね!!
そして・・・
まったく服とは関係ないことですが、休みの間に山の散歩にいってきました。
山登りまで本格的なものではないです。自家用車では入れないところで、上高地という場所です。
野生のサルに遭遇。5匹くらいいて襲われそうでした
都会から離れて何かがリセットされたような気持ちになり、気のせいかもしれませんが、定期的に自然に触れていないと何かが良くないんじゃないかと思いました。
このとき前回作ったカバンは大いに活躍しました
ではまた!!
ドレス⑤
4月期入学の応募は引き続き行なっています
ただし埋まっている座席が増えてきましたので、来校される前に一度お電話で、空席確認をおススメします!
では・・・
ドレス回最終回です。
出来上がりから・・・
全体的にはフィッティング1回か2回にしては上手くいったかと思います。
もう少し微調整は必要ですが、ここまで近づけておけばあとはまとめだけです。
裾の丈は修正が必要そうです。スカートも全体的にまだボリュームが必要だったかもしれません
身頃の前下がりはうまくいきました。
実は中にプラスチック板を入れて形をつくっています。
スカートにめりこむ?感じはまだ足りなかったかと思います。
後ろはまだちょっとしわが寄って気になります。
まあ着せつけでどうにかなる範囲ではありますが・・・
もう1本ボーンを入れて形をつくってもよさそうです。
上身頃の肩周りの雰囲気は良い感じになりました。
所々の蝶々(力作 )がアクセサリー的になっていい感じです。
ちなみに中のこいつは・・・
コルセット
胸を押し上げる役割なので、もう少し胸の下を絞って、より上に持ち上げても良かったかなと思います。これはちょっとダーツ量の調整が必要です
裾がやや跳ねているのはこの下にスカートのベルトがくるので、ぴったりにしないようにしています。
ホック付きのテープですが、以外に綿素材で破けやすいので気をつけないと取れます・・・もうちょっと頑丈な作りのものでやればよかったです
ボーンは1本300円くらいして、合計8~10本は使用しました。
これだけで 3000円は結構するなあと思います。
そういえばこの前 テレビみてたら、コルセット専門店が東京にあるそうで、オーダーだと10万円超 えるそうです。そりゃあその値段するなあとしみじみ思いました・・・
作業的にはかなり苦労しています。
1度身頃作りなおしましたね・・・
パターンや縫製というより、「色」です・・・
これは身頃とスカートの色の組み合わせの問題ですが、なかなかスカートに合う色がありませんでした。実際作っても色が濃すぎたり光沢がありすぎたり・・・
ドレスを作成する際の色と光沢はやってみないと分からないところですが、まいりました
ドレスは縫製、パターン共に既製品とは大きく違います。
それは手で縫っておいたほうが後で調整できる。という点です。
生地は非常に高価なものを使用します。10m使うものもざらにあるので、「失敗したからやりなおそう」とは気軽にはできません。
縫わなければ、形にならなければ分からない点がたくさんあります。
そういった箇所をいかに「こうなるだろう」と予測し「ここは後で修正するはず」と手で仮止めしておく。などといった先読みが必要です。これは経験値によるところが大きいですが、縫製をしなければわからないですね・・・
ここで得た経験値(ドレス特有の縫製やパターン)などを研究して詰めていきなにかしらの形にしたいなと思います!
これで高校生へ教える準備は万端なので、あとはみんながどんなデザインをしてくれるか楽しみです!!
みんな苦労をして乗り越えて楽しみながらつくりましょう!!
ドレス④
今月末に体験セミナーを開催するのですが、ほぼ満席状態です
例年よりお問い合わせが多く、この分だともう埋まりそうです・・・
お早めにお電話を・・・
東京校のみ開催です。
東京校電話番号 03-54731519
さて、前回の続きで、蝶を作成しております
これがなかなか大変で・・・
まず・・・
オーガンジーを蝶型にカットし、端をピケ(ほつれ止めの液体)で塗ります。
次に蝶の柄になるようマニキュアを塗ります。
ここはセンスのいるところなので、後輩ががんばりました
キラキラのラメ入りのマニキュアを使ったりしています。
という作業を永遠繰り返し・・・
この体数は結構つらいものが・・・
そして体と触覚も・・・触覚はツレデ(ボタンホールなどに使う丈夫な糸)を使ったり、けっこうなこだわりになりました
全体像はまた後ほど・・・
そしてコルセットです。
コルセットは基本、体を締め上げる目的と胸にボリュームを持たせるために使用されます。
(※映画とかでやたら胸を強調するような服は見かけたことがあるかと思います。)
中でもボーンは重要な資材です。
柔らかすぎると形が崩れますし、硬すぎて曲がらなければ体のラインに沿いません。
適した場所に、適したボーン。というわけです。ということで使用する資材のお話を少し
結構サンプルを購入しました。作りながら変えたりして、値段のことも考えながら悩みました・・・
良く仕様されるものでおススメは、金属製のスパイラルボーンです。
これは曲がりやすく、体に馴染みやすいので、カーブしているところには多様しました。
硬さも2種類出ていてソフトとハードを選べるのもいいです。
ちなみにかっちりさせたかったのでハードタイプのものをチョイスしました。
曲がるものもありますが、曲がったまま形がキープされるので、コルセットのボーンではなくイレギュラーな裾の形をキープさせるなど別の目的に使用されたりします。
これは鋼で、洋裁用で販売はしていません ハンズなどの資材コーナーに置いているものですね。下のバッスルに使用しました。丸さと硬さ。曲がり具合。洋裁用では見つかりませんでした。
鋼も1mずつでしか販売していないので、チューブで接ぎました。(このへんはアイデア次第ですね )
他の資材で特殊なものは、テープについているタイプのホックです。
コルセットの明きはこれか、紐でしばるタイプのものです。
こんな感じになっております。
生地は綿素材で少しだけ伸びるものでピケです。
次回もうちょっと詳しくお話していきますね!!
あ・・
あとこんなものも作っております。
ハットの講習があるのでその試作です
結構いい感じに立体的にできました!
詳しくはハットの講習の時に
ドレス③
1週ごとに気温がめまぐるしく変わり体調が悪くなる方も多いです。
みなさんもお気をつけ下さい・・・
まだまだ寒いですが、季節の変わり目あたりの
2月28日(日)に東京校のみで体験セミナーを行ないます。
お電話での予約制です。
東京校電話番号 03-5473-1519 です
毎回言いますが、ほんとにいっぱいになりやすいのでお早めに!!
暖かくなっているといいですねえ
さて前回「染める」というお話をしましたが・・・
これがなかなかでした
グラデーションで染めるという意見があがりました。
専用の機材や設備もなく生徒たちでも実現可能な範囲、金額を予想して大掛かりなことはしませんでした(所謂大きな寸胴などでお湯を沸かして染めたりです)
ということで「大きな木枠をつくり生地を貼り付け染料で塗る」手法を選びました。
扱う素材がシフォンで顔料(Tシャツなどにするプリントなど)だと素材が硬くなってしまうので、あくまで染めです。
廃材を利用して木枠をつくり・・・
以前にもお見せしたように1枚ずつグラデーションになるようハケなどで塗りました。
最初はスプレーという案もありましたが、どうしても「だま」になってしまうためスプレーをしてから塗りこむというとても手間のかかるやり方になりました。
ただ染料自体はそこまでかからずもともとグラデーションのはいった生地を購入するよりはよっぽど安価に仕上がりました。(高いものだとm1万円くらい )
とまあ130c×100c程度の生地を×10枚以上染め・・・なんとかスカートにしました
下地のスカートにはパール調の生地を使っているので透けるとキラキラします。
で・・・それだけではさびしいので、今度はキラキラをさらに・・・うーん
1個ずつボンドで手付けです・・・ 私は作業をしていませんが、全面に付けていきます。
生地が透けるので、ある程度均一にラインストーンが配置されるよう下に案内の紙をひいて等間隔に付けております・・・
紫と青のグラデーションでキラキラした雰囲気になりました
ここから調整はしますが、なかなか良い感じ
次は・・・「マニキュア」・・・?となる方も多いかと思います。私もやり方を聞くまでは?でした。
これを使って・・・
こんなことになります
なかなか大変そうな作業でした・・・美術系が得意な後輩が担当しましたが、私は苦手です・・・
次回何になるかお楽しみに!!
ドレス②
お先に・・・
体験セミナーの日程が決定しました
毎度人気でいっぱいになります!
2月28日(日)に東京校のみで体験セミナーを行ないます。
お電話での予約制になるので、気になる方は連絡お願いします。
東京校電話番号 03-5473-1519 です
毎回人気で席は埋まりやすくなっているのでお早めに!!
この前の雪は電車が大混乱でしたね
人によっては4時間かけて出勤した人もいたり、3時間電車に閉じ込めとかあったみたいですね・・・
土曜も降るかもしれないので要警戒です・・・
では前回の続きでドレスです。
スカートはめちゃくちゃボリュームが欲しいので先にバッスル(ボーン入りのスカート)を作成してからスカートをのっけていきます。
これを作っておくと足捌きもよくなるのでステージでもこけません(実際にこけそうになった子は多かったです )
ボーンは横に薄い鋼を入れて丸くつくっています。
縦はこの上に生地を乗せるので、重さに耐えられるように切り替えたり軽いボーンを入れたりしています。
種類に関してはまた後ほど説明しようと思います。
斜めに入れたのは、後ろのヒップ辺り形を作るためです。
丸さが出なかったりで結構試行錯誤しつつでした。
その上にスカートをはかせます。パニエですね。裾周りがたくさん欲しいので各切り替えに三角に布を足しています。
その土台の布にオーガンジーなどのヒダが出やすい生地を足していきます。
シルエットを確認しながら少しずつ足していきます。
ピン打ち→様子を確認→足りなければ足す→全体の分量バランスを整えていく→手でまつる(ミシンより2人がかりでやれば早いです)
といった流れで進めていきます。
ひたすら手縫いはちょっとしんどかったですが、いい練習になりました
そしてさらに足していき・・・
こんな状態に
後にボリュームが欲しかったので、チュールなどの硬い生地を入れたりしました。
ただ土台の生地がやや弱かったので裂けるんじゃないかと心配であとで補強しようかと思います(特にウエスト)
その上にさらにスカートをかぶせて全体のボリュームを確認です。
ここでもさらに足りなかったのでプラスで生地を足したり、イメージに合うまでひたすら・・・
・・・と土台になるパニエが出来ると最後にまたさらに生地を作ります。
今回はイメージに合う生地がありませんでしたので、
「染めようか・・・」
この一言でかなりの苦労をします お楽しみに・・・