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2022年 9月 大阪クリエイティブホリデー

皆さん、こんにちは

 

半年に1度大阪校で行われるクリエイティブホリデーが9月に開催されたのでその様子の1部を紹介します。

 

今回東京校から持ち込んだ講習は地講習です。

 

 

過去にも大阪校で生地講習を行ったことがあるのですが、今回大盛況で参加して頂いた生徒数は30近くいました( ゚Д゚)

 

 

 

生地講習とは・・・生地の特徴、アイテムに応じた生地の選び方、適切な接着芯の貼り方、生地に対してどのような針や糸を使用すれば良いか等パターンナー目線の生地講習となっております(^^)/

 

 

まずは表地の説明です

 

当日はテキストと生地見本を一人一人にお配りしたので、実際に生地に触れていただきながら、生地の特性とどのようなアイテムによく使われているかの説明です!!

生地見本を手に取りながら話を聞くことで普段着たり、見たりする服にどんな生地が使われているかイメージがしやすかったと思います(*_*;

 

 

家にある洋服がどんな生地で縫われているか調べてみるととても勉強になりますし、

自分が持っている服への愛着もより一層増すとおもいます(^_-)-☆

 

 

 

 

続けては、接着芯の説明をしました(*^▽^*)

 

接着芯にもさまざまな種類があり、生地に適した芯地の選び方、芯貼り箇所、芯を貼った際に発生する不具合などを説明しました!(^^)!

 

 

芯地を貼った際に起こる不具合のサンプルもみなさんに手に取って触れて頂きました(^^)/

目で見て触れる事で、実際に芯を貼った時に不具合が起こったら、その原因が分かって改善できると思います!!

芯地って名前も記号みたいで覚えにくくて、表地との相性も考えたりが大変なのでとっても勉強になったのではないでしょうか(*^▽^*)

 

 

そして最後は針と糸の説明です!

 

 

厚地設定のミシンで薄手の生地を縫った時、薄地設定のミシンで厚手の生地を縫った際に生じる不具合を実際に皆さんの前で縫って説明しました!!

 

普段縫製していて不具合が起こったら糸調子は変えても、糸の太さや針を変えることを見逃しがちな方も多いかもしれません(@_@)

実際に不具合を皆さんに見て頂いたので、パッカリンングや目飛びが起こったらどのように対処すればいいか、分かって頂けたと思います( `ー´)ノ

縫製時に不具合が起きたら、複数の視点から原因を探してみてください(^^)/

 

 

生地講習は縫製にもパターンメイキングにも大変役立つ内容だと感じて頂けたと思います(^^)/

普段自分のオリジナルの服を作っている方で、せっかくこだわったパターンをつくってもどこか不具合が出たり、なんか手作り感が出ちゃうなどと感じていた方は、今回の講習内容を活かして様々な服作りにチャレンジしてみて下さい(*^▽^*)

 

 

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ボディにラインテープを付ける方法

皆さん、こんにちは

 

ここ数日は、秋晴れでとても過ごしやすい天気が続いていますね(^^♪

こんないい天気の日には、外に出て体を動かしたら気持ちが良いんだろなぁと思うのですが、最近部屋のベッドを冬仕様に変えたので先日は、半日ベッドから出られませんでした( ゚Д゚)

今年の秋は、アクティブな趣味を見つけてブログで紹介したいと思います!

 

 

先日、キイヤ・ニューキプリス9ARの1/2サイズの縮尺ボディが届きました(*^▽^*)

 

 

上の写真を見てボディに何か足りていない物がある事にお気づきでしょうか?(@_@)

 

バストラインとヒップラインがありません!!

 

ボディは出荷時には、ウエストラインしか貼られていないので、この機会にラインの貼り方をブログで紹介したいと思います( `ー´)ノ

 

ボディにテープを付けるのは、初めてなので少々緊張しましたが、頑張って付けました( `ー´)ノ

 

 

それでは、ヒップラインの付け方から紹介致します!

 

まず初めに、ヒップの一番張っているトップ位置を探してシルクピンで印を付け、そのピンを目印に水平器のレーザーを当てます。

 

 

 

水平器のレーザーに沿ってピンをボディに一周刺していきます

このとき下から上にピンを刺すと後でテープを貼る時に邪魔にならないです(^_-)-☆

 

 

 

一周刺したらこんな感じになります(^^)/

 

 

続いては、ピンを目印にテープを付けていきます

 

 

写真のカーブ針を使って、黒い5㎜の平織テープをかがっていきます

かがる時の糸は、今回ブログ用で分かりやすく白のシャッペスパンを使いましたが、テープとおなじ黒色で大丈夫です(^^♪

 

一般的に使う真っ直ぐな針はボディに針を通しにくので、カーブ針を使う事をオススメします( `ー´)ノ

 

 

左脇からテープをかがっていきます( `ー´)ノ

この時、テープ上端からかがった方が目印にしたピンが邪魔にならずに縫えます!

テープをかがる最中に糸が捻じれて絡まる可能性があるので

糸の捻じれを直しながら縫った方がいいです(^_-)-☆

私は、糸の捻じれを直す事を途中忘れていて何度か絡まりそうになりましたので皆様お気を付け下さい…( ;∀;)

 

 

 

最初はカーブ針の持ち方に慣れていなく、かがる作業はかなり苦戦しました(-_-;)

 

 

 

ひとまず上端をかがった状態は、こんな感じです!

 

 

 

それではテープ下端もかがっていきます!!

 

テープ上端をかがっていているので、シルクピンは、取ってしまって大丈夫です(^^♪

少しずつカーブ針の扱いに慣れてきたので、比較的スムーズにかがれたかなとおもいます( `ー´)ノ

 

 

テープ上端、下端をかがり終えました(*^▽^*)

 

 

続いては、バストラインを付けていきます(^^)/

 

と、その前にバストトップの間の段差に折ったシーチングをピンでとめます

これを付ける事で、トワルを着せ付ける際にバストラインとCFを正確に合わせる事が出来ます(^^♪

 

 

バストラインを付ける際も、ヒップラインを付ける時同様にバストトップの位置にピンを打って、そのピンを目印に水平器のレーザーを当てて一周ピンを刺していきます(^^♪

 

 

 

ここからはヒップラインを付ける時と同じ流れで、カーブ針を使い目印にしたピンが邪魔にならないようにテープ上端からかがり、その後テープ下端をかがります。

この時もテープの捻じれに気を付けながら、かがって下さい(*^▽^*)

 

バストラインも付け終わりました(^^)/

 

 

ボディにラインテープを付ける方法の説明はいかがだったでしょうか(*^▽^*)

 

最初は、慣れないカーブ針の使い方に悪戦苦闘しましたが、作業していくうちに段々とボディに愛着が沸いてきました(笑)

今後、YouTubeの動画やブログにこの1/2縮尺ボディが登場しますのでお楽しみに(^^)/

 

 

近々、YouTubeでもテープ付け作業中の動画をアップしますので是非ご覧ください(*_*;

 

次は、実寸サイズボディのテープ付けにチャレンジしてみようとおもいます( `ー´)ノ

 

 

 

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2022PM検定3級②

皆さん、こんにちは

 

10月が終わりに差し掛かり、街中の人の服装を見るともうダウンを着ている方がいる事に驚きました(‘_’)

自分は暑がりなので冬仕様の服装はもう少し先になりそうですが(‘Д’)

 

つい最近まで夏だったような感覚なので秋を通り越してもう冬が訪れたんだなぁと、、、

年々1年が過ぎる早さに驚きと老いを感じております(笑)

 

そんな私の近況報告はさておき!

 

先日、ブログでも紹介したPM検定3級の1型目の解説動画をYouTubeにアップしたので是非ご覧になって下さい!!

 

 

 

 

 

それではPM検定3級の2型目の解説をしていきます

 

 

 

デザイン画です↓

 

 

 

今回のデザインは台衿付シャツカラーの半袖ブラウスです

前身頃には、ウエストダーツとバストダーツがあり、後身頃はウエストダーツと肩ダーツがあるデザインです。

前回紹介した1型目とは違い前後ともダーツが裾手前で止まっているので比較的前後バランスが取りやすいと感じました。

 

 

寸法です↓

着丈 = 56cm

肩幅 = 40cm

バスト = 96cm

裾廻り = 102.3cm

袖丈 = 18cm

袖幅 = 33cm

袖口 = 31.7cm

袖山 = 13.9cm

 

 

以上になります。

ボディは1型目と同じくキプリスの9ARです。

 

 

 

パターンです↓

 

 

SNPは、0.4cm削り、FNPは1.3cm下げました。


ウエスト位置は原型より2cm上げた所に設定しています。

ウエストダーツ量は後ろで2.6cm、脇で2.6cm、前で1.1cm程取っています

前下がりは、0.5cm付けています。

 

ボタン直径は11.5mmで、FNPから5.5cm下がった所に第一ボタンを決め、そこから8.3cm間隔で設定しています。

 

持ち出しは1.2cmで付けています。

 

あくまでも目安の数字になりますので、ダーツ量や裾廻りバランス、ボタン位置等は、トワルを組んで調整して下さい。

 

 

 

前身頃です↓

 

 

前後身頃フレアのバランスを取る為に、前身頃はプラスアルファでバストポイントを基点に裾で1.8cm展開しています。(特にキプリスボディの場合は前のフレアが不足しがちです。)予め逃がす量は決めておかないとやり直す時間はないと思います!

前身頃のバストダーツは、13°たたんでいます。

前回同様、実際に着用した際には腕が上がりずらいかと思いますが、試験用トワルなので見た目最優先でバストダーツを多くたたんでいます。

 

 

 

 

 

 

袖です↓

 

前回の袖山の高さだとかなり難易度が高い為少し山を低くしています。前回の袖が難しく感じる方はこちらの方がやりやすいと思います。

袖のイセ量は画像の通り、合計18mm入れています。

 

袖山は、13.9cmですが組んでみて吊ったり、余ったりするようでしたら調整して下さい。

 

袖付けは難しく時間がかかるので何度も練習して本番に焦ることがないように備えましょう!

半袖は不具合が目立ちやすいので、本番で不具合が出た時に備えて袖山の修正方法も練習しておくといいでしょう(^^♪

 

 

 

 

 

衿です↓

 

今回は台衿付シャツカラーなので練習に時間がかかるかと思います。

私も、衿外回りのラインを何度も修正しました。

何度も練習を重ねて、自分の中でベースとなる数字を持っておくと本番も迷わず衿が作れるかと思います(^^)/

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

実技試験は、3時間半なので、作図1時間半写してトワル組みまで1時間、提出パターンを抜き出して記号記入で30分

このペースで取り組めば、見直しに30分時間を使えます(^^)/

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

地の目、わのマーク、CF、CB、見返し線、合印、イセマーク、パーツ名称、ダーツ倒し方向、ステッチなどの必要と思われる記号は忘れず記入して下さい。

 

 

 

工業用パターンです↓

 

提出は縫代なしパターンになりますが、工業用パターンも参考にご覧ください。

 

 

 

 

 

本番まで一カ月ちょっとと、検定が目前まで迫ってきています( ;∀;)

 

練習する際は、作図、トワル組み、パターンを抜き出しにかかる時間をメモしておくと、回数を重ねていく度に縮まっていくタイムに自信が付くのでオススメです!(^^)!

 

「ちょっと今日は勉強する気が起きないな~」なんて日があると思います( `ー´)ノ

そんな日は、YouTubeに過去のPM検定3級動画があるので、サクッとイメージトレーニング出来ますので是非ご活用下さい!!

 

 

これから本格的に寒さが強くなるので体調管理に気を使いつつ、試験に向けて頑張って下さい!!

 

 

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2022PM検定3級①

皆さん、こんにちは。

 

 

12月10日(土)に行われるパターン検定3級の1型目お届けします。

 

 

※出願期間は2022年9月15日(木)~10月14日(金)です。

 

 

 

3級の試験は筆記も実技も同日に行われます!

 

現在出願期間です!お忘れないようにご注意して下さい(^_-)-☆

 

 

こちらは2019年の3級のブラウス作図動画です。

デザイン等は違いますが、参考までにご覧くださいませ↓

 

 

 

では、パターン検定3級の1つ目のブラウスです!

 

デザイン画はこちら↓

 

 

シャツカラーの半袖ブラウスです。

前は縦のダーツ、後ろは縦のダーツとヨークのシンプルなデザインです。

前のダーツは裾まで伸びているのに対して、後ろのダーツは裾手前で止まっているので、前後バランスを取るのが難しかったです。

袖山は今年も高めです。

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈 = 56cm

肩幅 = 40cm

バスト = 96cm

裾回り = 101cm

袖丈 = 18.5cm

袖幅 = 31.7cm

袖口 = 30cm

袖山 = 14.4cm

 

 

以上になります。

ボディはキプリス9ARです。

 

 

 

 

 

パターンです↓

 

 

 

 

SNPは0.4cm削り、FNPは1.2cm下げました。

 

ウエスト位置は原型より2cm上げた所に設定しています。

前後のフレアを抑える為に脇で1cm削り、前は後ろフレアとのバランスをみて3.2cm出しています。

ウエストダーツ量は後ろで2.6㎝、脇で2.6cm、前で1.2cm程取っています。

 

今回、前下がりは0.5cm付けています。

あくまでも目安の数字になりますのでダーツ量や裾廻り等のバランスは、トワルを組んで調整して下さい(*_*)

 

 

 

 

 

 

 

前身頃です↓

 

 

 

前身頃はバストダーツを13°たたんでいます。

実際に着用した際には、腕があがりずらいかと思いますが試験用なのでこのように多くたたんでいます。

ボタンは11.5mmでFNPから1cm下がった位置に第一ボタンを決め、そこから9cm間隔で設定しています。

持ち出しは1.2cmで付けています。

 

 

ボタン位置等も目安になりますのでトワルを組んで、自分でバランスを確認してから決めて下さい

 

 

 

 

袖です↓

 

 

 

袖のイセは量の画像の通り合計18㎜入れています。

 

袖山は14.4cmですが組んでみて吊ったり、余ったりするようでしたら調整して下さい。

 

本番で袖に不具合が生じた時に備えて袖山の修正方法も練習しておきしょう!(^^)!

袖付けのピン打ちは難しく時間がかかるか箇所なのでたくさん練習して早く綺麗なピン打ちを目指しましょう!!

 

 

 

 

 

衿です↓

 

 

 

今回衿は、デザイン画とのバランスを取るのが難しく何度か修正しました。

太い衿幅の作図やトワル組みに慣れてない方は、何度も練習して自分の中でベースを作って本番に臨むことをお勧めします(^^♪

 

 

完成トワルです↓

 

 

 

実技試験は3時間半です。

作図1時間半、写してトワル組みまで1時間、提出パターン抜き出して記号記入で30分

このペースで取り組めば見直しに30分時間を使えます(*^▽^*)

 

 

冒頭で申し上げましたが今回のデザイン画は身頃の前後バランスを取るのが難しかったので、精度とスピードを上げられるように作図とトワルの練習頑張って下さい!

 

 

完成パターンです↓

 

 

 

地の目・わのマーク・CF・CB・見返し線・合印・イセマーク・パーツ名称・ダーツの倒し方向・ステッチなど、必要な記号は忘れずに記入して下さい。

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

提出は縫代なしのパターンになりますが、参考までに工業用パターンも紹介します。

 

 

 

筆記も実技もバランス良く勉強して時間と気持ちに余裕を持って試験に臨めるように

残り2カ月頑張って下さい!!

 

 

 

2型目のブログも近日投稿しますのでよろしかったら参考にしてください!

 

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