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東京のアトリエ講師のこだわりや、物作りの様子をお知らせします。ファッションの情報やイベント告知も行います。
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2012 年 12月 – パタンナーズライフ
2012 年 12月 – パタンナーズライフ
トレンド講習のキュロットパンツ縫製手順
こんにちは K です。
本日は先日トレンド講習で行ったキュロットの縫製工程をアップしようかと思いますので、これから縫製される方の参考になればと思います。では!
●まず裁断を行います。今回の生地はギャバジンです。デザインが多少フレア感が必要なデザインだったので、ドレープがでるタイプを探しました。見つかったのがちょっとポリウレタンが入っており、伸びる事を懸念しましたが、目が詰まっているので大丈夫かな?
ちょっと動きやすいので注意を払う必要があります。
①前ポケットつけ
まず前パーツのポケットを縫製していきます。
ポイントとしては袋布と前パーツを縫製し、袋布側をアイロンで片倒しするときは気持ち控えて表にでないようにする必要があります。ここのアイロンがけはバッチリ行いましょう!ポケットは前側の顔です!
ポケット口のステッチは基本コバですが、見栄えが大事!なので生地に合わせ、自分が安定して縫える幅を選択するのが正解だと思います。
ポケットの形ができたら脇線とウェスト線に仮止めして形が崩れないようにしましょう。
②前タック、プリーツ線をアイロンにてプレス
タックとプリーツ線は繋がらないので、注意です!
折った形状で仮縫いで止めておきます。
③後ろのダーツを縫い、ポケットを縫う。
フラップの大きさを揃えておくことで見栄えが良くなるのと私は考えてますので、こういう時は必ず厚紙でゲージを作るようにしてます。ひと手間で楽に綺麗につくれますよ。
で、今回は自分で気持ち裏地を小さくして縫い、控えやすいようにしました。先に縫い代を処理しておけば後々形つくりやすいですよね。
本体に玉縁作って挟み込んだ状態でおとしミシンかけます。このとき、左右対称になるよう重ね合わせて確認してから縫うといいでしょう。(確認大事!)
④脇線を縫う。
それぞれロックミシンをかけてから地縫いし、割ります。
※生地が厚いとポケットの所を割るのが一苦労ですが、しっかり割りましょう。
⑤裾を織り上げてロックをかける。
このとき、生地だれなどが発生していないか、仮組みなどしてチェックをするといいでしょう。
⑥まつりあげる。
⑦股下の縫製
強度をあげるため、二度縫いします。
ファスナー止まりまで縫い、できたら割っておきましょう。
⑧裏地を右と左で完成させ、股下は縫わずにおいておく。
股下にロックミシンをかけておく。
⑨前あきファスナーを本体につける。
ここは構造の理解が必要なので私もサンプル部分縫いを行ってから本番に臨みました。
まず持ち出しを中縫いして完成させから、裏地と縫い合わせ、その上にファスナーをセッティングし仮止めしてから表地にコバステッチでとめる。
見返しは裏地と縫い合わせ(角は縫いながら切れ込みを入れて)表地から控えた状態をコバステッチで押さえ、出来上がりの形にしてみてファスナーの位置を確認したあと見返しにファスナーを縫い付ける。
形状が問題なさそうなら表からステッチをかけ、持ち出しまでつきぬけ閂止めステッチをかける。
⑩裏地の股下を縫う。
止まりの位置まで縫い合わせ、縫い代は割る。
あと表地と離れすぎないように中で糸ループかテープ状に切った裏地で繋げておくといいでしょう。
⑪ヨークベルト、見返しを縫製し、本体につなげる。
見返しは今回伸ばした状態で縫製するので、裁ち端をパイピングテープでくるむ。
(見返しベルトは曲線なので先に生地のくせとりを行ってからつけるときれいにつきます。)
本体は事前にウエストで裏地等を仮止め行っておきます。
パイピングは表から見えないように端を折り込んでおくといいと思います。
今回は共布ベルトがつくのでウエストベルトに共布ベルトループを先にセッティングしてから本体と縫い合わせるようにしましょう。
順番としては
1、表ベルトと見返しの間にベルトループを挟み込んで縫う
2、表ベルトに止めステッチをかける
3、本体と縫い合わさる側の縫い代にベルトループの下側を仮止めする。
4、本体と縫い合わせ、ベルト高で折る。
5、落としミシン
※ベルトループを持ち上げて境目に落とすようにしましょう。
⑫カギホック、釦つけ
⑬共布ベルト作成
出来上がったらベルトループに通して形状確認。
⑭完成
いやぁ、長くなりましてすみません…とりあえず一通り気をつけるべきことを載せておきました。
年内の更新はこれで最後になりますので、ご挨拶を…
皆様良いお年をお過ごしください。(^o^)ノシ
リフォーム こだわりある服づくり ⑨
年末です。
毎度早いなと思いますが、振り返ると生徒さんがどんどん増えてきております。
ありがたいお話です
モノを作る人の絶対数が上がったのでしょうか?
最近は男の人も趣味でされる方が多いです。
(オペラにもアパレルではない方が結構来られています。)
私も昔は趣味みたいなところから始まりました。
リメイクから始めた記憶があります。
(今見ると多分恥ずかしい感じだと思います )
夏前あたりからのリメイクの続きですが
リメイクをやるとちょっと初心に戻ります。
色々自分の服を紹介したりで間があきましたが・・・
デザイン画はコチラ・・・
結構カワイイ感じでアンティークレースなんかも使って女の子らしいデザインです。
使用した古着はコチラです。
前
裾がスカラップで刺繍が施されているタイプです。
こいつを使って仕上げていくので、裾のラインは強制的に決定です。
(パターン上で制限がかかるということです。)
後ろ
裾
いつもの様にバラバラにして・・・
生地を確認。
薄いブロードかローンあたりでしょうか。
薄くて若干の透け感があります。
素材に針穴跡がついていたので、消せるかなと思い、プレスとスチームなどで塞ごうとしましたが、やっぱり出来ませんでした。やはり綿は難しいですね・・・要尺は注意が必要です。・・・結構ぎりぎりカモ・・・
後、切り替えの位置が非常に中途半端な場所にあります。できれば使いたく無いところですが・・・使わないと生地が足りなくなりそうです。
アンティークレースは色々用意しました。このあたりは実際に完成に近づいたら決めていきたいと思います。
ストラップのアジャスターです。これもちょっと可愛い感じ。
次回はパターンメイクです。裾のラウンドはうまくいくでしょうか・・・そして生地は足りるでしょうか・・・
ピヨのショートキュロットパンツ
こんにちわ
めっきり寒くなってきましたね。
この寒さにやられて少々風邪を引いてしまいました
みなさんも気を付けてくださいね!
さてさて、先日トレンド講習のキュロットも無事に終わりほっとしている私ですが、この間にちゃっかり自分用のキュロットも作成していました。
講習で作ったキュロットは膝下丈のものなのですが、自分用はお決まりのショート丈です
参考にしたデザインはこちら。
キュロットというか、ほぼショートパンツですよね(笑)
ラッキーな事に、私の体型がほぼ9ARのパンツボディと変わらないので、そのまま9ARのスカート原型を使用しました。(サイズの微調整はトワルを組んでからしています。)
両身組んだものを実際に着用して着丈やフレアー感も自分の好みに合う様に修正をかけていきます。
使用した生地はこちら
これはオランダのヴィンテージ生地です。
(おしゃくれさんからもらっちゃいました)
オランダといえばレトロな花柄が多かったりしますが、こんなシンプルな柄も残ってるんですねぇ☆
ヴィンテージ物なので1mも無い長さだったんですけど、ショート丈のものを作るには全然余裕でした
あとポイントは、裏地に付けたパイピング布です。
縫製上は特に付けなくても大丈夫なのですが、アクセントとして赤のパイピング布を使用しました。
でわでわ パターンが仕上がった所で早速裁断に入ります。
次回は縫製です。
早く履ける様にちゃちゃっと縫いあげますので、完成をお楽しみに~