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2013 年 6月 – パタンナーズライフ

2013パターンメーキング技術検定試験 2級①

こんにちは。
梅雨明けしたんでしょうか?東京は今日快晴で夏日でした。
最近はポロシャツばっかり着てます(>_<)

一応カットソー研究のためですよ・・・楽・・・いや、ちゃんとシャツ着ますよ。


さてさて前回検定の3級を1型紹介したので今回は2級です。

もう始めておかないと絶対間に合いません!!

ではさっそく・・・

2級の一型目です。

デザイン画はこちら。

所謂3面体
サイズは、
着丈61cm
肩幅38cm
バスト93cm
ウエスト81cm
裾廻り103cm
袖丈58cm
袖幅32.1cm
袖口24cm
袖山15.7cm


で設定して引きました。
袖のイセは前後で36㎜と少し多めです。(一応中肉ウールなのでいけるかなと思います。)






このデザインでは衿の設定がややシビアでした。

バストダーツを始めに衿ぐりに逃がしているのですが、分量が多いと、衿がぬけてしまうので、今回は少なめです。
衿全体のバランスを整える作業がちょっと苦労しました。

衿ぐり、衿腰、衿折れ線、衿外まわり、展開量など全体で調整しました。
他に影響が出てしまうので、
皆さんも一箇所だけでは絶対修正しないように注意して下さい。

イセの量も私は多めに設定していますが、難しいなと思う場合は少なめにすることをオススメします。

とにかく時間がシビアなので、スピードが求められます。なのでパターンもシンプルに設定していますが、それでも時間がないかなと思います。
下にパターンを掲載しておきますので参考にしてみて下さい。






最後に工業用パターンの一部を掲載しておくので、何かの参考にして下さい。

実際にはこの形に似たものが出るそうなので、キレイに組む練習をして応用力とスピードアップを頑張って下さいね!!オペラの皆さんは全力でサポートしますo(^▽^)o


この他にもカテゴリーの中から、パターンメーキング検定関連をチェックして下さい。
過去のデザインも記載されています。

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2013パターンメーキング技術検定試験 3級①

こんにちは。
梅雨真っ只中、蒸し暑い日が続きますね(´д`)

6/8
(土)にパターン検定2.3級の筆記試験がありました。
受験された生徒さん、お疲れ様でした。

合否の結果が出るのは少し先ですが、合格する事を信じてそろそろ実技の方に取り掛かりましょう(*^_^*) 


今回は3級の一型目を紹介します。

デザイン画はこちら。



サイズは、
着丈57cm
肩幅38cm
バスト94cm
裾廻り101cm
袖丈20cm
袖幅31・2cm
袖口28・5cm


で設定して引きました。
袖のイセは前後で18㎜と少し多めです。







このデザインで苦労した事は、切り替えの位置とギャザーの入る位置でした。

切り替えの入る位置はデザイン画に合わせると、AHのカマ底辺りになります。
実際に縫製する事を考えると縫い代が重なり、あまり良く無いなぁ…とか思いつつ。

カマ底と切り替えの位置を微妙に色々変えながら、結果この位置に決定しました。


ギャザーの倍率は1、4倍で設定しました。
ギャザーは脇側には入っていないので、前後のギャザー止まり位置を決めるのも少し悩みました。
前後、脇様々な角度から見て決定しました。


受験される皆さんは参考にして下さい。



そして、
今年は1級試験が東京より先に大阪で行われます。
試験日
大阪  9/28(土)
東京  12/21(土)


受験される方はこちらも参考にどうぞ!!
2011年1級の参考トワル
http://sv360.xserver.jp/~leopera/leopera.com/pl/?p=206

この他にもカテゴリーの中から、パターンメーキング検定関連をチェックして下さい。
過去のデザインも記載されています。

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6月トレンド講習(ワンピース)レポート

こんにちは K です。

夏が近づくのを感じさせるような気候になってきました、

そんな先週末にトレンド講習を行いました!

講習内容はワンピースで、担当はこの私…久しぶりの担当講義でキンチョーしまくりでした。(笑)

今回のワンピース講習は少しドレスよりのミニマルなデザインのワンピースドレスで汎用性が高そうな形にしました。

このワンピースの作図工程と理論を説明させて頂き、それと今回は「自分が作ってる時に何を考えながら作っているのか?」という事をお伝えすることをひとつの目的として講義しました。

 

自分が作ってる上でぶち当たった問題、それをどう考えて解決したか?何処を見ながら修正したのか?というところですね。そういう部分ってみんな知りたいところではないのだろうかと考えた結果でした。

経験があるからできるとか、分かってるとか、そういうのも部分的にはあるでしょうが、それが全てではないです。立体にして初めて気づいたり、作ってみてモノになってから気づくことのほうが多いです。問題の解消法にも悩むこともしょっちゅうです。(笑)

なので皆さんには恐れず沢山間違えて欲しいです。で、作図で悩むようなら、立体にして悩んだほうが近道であると個人的には思います。

 

それで、今回は軽くアンケートも取らせていただき、今回の授業の感想を聞きました。

皆さんご協力ありがとうございます!この意見をもとにもっと授業の質をあげていくようにします!

 

最も勉強になったと感じていただけた部分が、皆さん共通して変形袖の調節と展開いうことでした。

自分的には結構複雑な言い方をしていたのでちゃんと伝わったか不安があったのですが、こうやってお聞きしてその不安も解消できました。

と、同時にわかりづらかった部分にもが含まれていましたので、その辺はもう少し分かり易い伝え方を目指していこうと思います。

あとは縫い方や身頃展開でわからないことがあったようなので、それはまた授業中に確認して頂ければと思います。

 

それと何人か縫製を考えておらえれる方のために授業では触れなかった縫製の時の工程と気を付けるポイントをざっくりと説明しておきます。

授業でもお伝えしていました通り、さほど難しいところはありません。

基本的な工程は

①表の身頃をくっつける(上、下それぞれ)

②裏身頃にそれぞれ見返しをくっつける。

③裏地の見頃をつなげる。

④後裏地にファスナーをつけ、そのまま表地に縫い付ける。

※この時後ろ中心は背削りを入れたことによりカーブしているので、アイロンである程度クセとりを行って縫わないとファスナー周りにシワが発生する可能性があるが、ポリエステルのような動かない生地はその処理ができないのである程度シワが発生することがある。

↑今回はその対応に伸ばしながら縫製したがそれでも少しシワは残った(戻った)

⑤裏表の肩線を縫って襟ぐりを縫って合体させる。

⑥切り替えポケットと表の上下身頃を一気に縫って合体させる。

※生地によっては縫いズレに注意する。

⑦表裏裾を始末する。

⑧表袖のダーツ→袖下の順で縫い、裾を始末して袖を完成させる。

※この変形袖の止まりのダーツを縫うときは緩やかなカーブを描いているのでそのまま縫おうとすると非常に困難なので、クセ取りを行い、カーブ形状の地縫い線を直線に近い状態にするとまだ縫いやすいが、今回のように動かない生地はそれができないので、ほぼ直線のような状態で縫うことになった。

ダーツ分量もハリや厚みがある生地の場合、そのまま縫うと厚みに分量が持って行かれて袖山付近の立体の幅が不足し、肩にあたってくる可能性があるので、生地によってはダーツ分量を減らしたほうが良いだろう。

⑨裏地の袖も縫製し、中綴じを行い合体させる。

⑩付属品をつけて完成。

 

皆さん、ゼヒ作って形にしてみてください。

自分でラインをいじってみてもらっても良いですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

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