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2020 年 2月 – パタンナーズライフ

マスク作っちゃいましょう!①

明日体験セミナーです!

後半にかなりの予約がありました!ありがとうございます :lol:

 

服を作る楽しさが少しでも伝わればと思います!

 

 

マスクがない! :cry:

皆さん困っています。コロナウィルスの影響でマスクがなく、困っている人が生徒さんにもいらっしゃいます・・(花粉症の人も困っていますね・・・)

 

マスクかあ。。昔ってそういやガーゼ素材だったよなあ。と思い。。作ったらいいんじゃないか?という事でやってみました!

3月に入ったら大丈夫・・のような気もしませんし、無い方は作ってみましょう!

 

 

まずパターンです :-P

出来あがりイメージはこんな感じです。一般的に作られているマスクをとりあえず作ってみました。

 

 

寸法です。細かく書いていますが、所々変えてしまっても問題ないかと思います。。

 

縫製がちょこっとフクザツですが、紙で折ってみて確認してみてください。

折れば「ああなるほど」と思ってもらえると思います!

 

 

資材はとりあえずサンプル前にトワルで作製しました。

端のテープはグログランテープがあったので使い、ゴムが2本(長さは人によるのと伸びる量によりますので調節して下さい)

あとは「テクノロート」と呼ばれる帽子などの形状記憶に使われるものを使いました。

形が保てるものならなんでもいいと思います。無くてもオッケーですが、あると鼻にフィットします。

 

 

最初に上下を3つ折りしてステッチ。その後上の写真のようにセットします。

 

 

あとは下からタックを2重の状態で一緒に折っていきます。

紙定規があると便利ですね。

 

 

折れた状態です。

 

 

テクノロートを表の上端のステッチの間に入れてステッチで止めます。そのあと端にミシンをかけます。

 

 

中がポケット状になっている状態です。最後にゴムを付けて・・・

端をテープで挟めば完成です!

 

 

何かシートを持っている人はポケット状になっている中に入れて使うことが出来ます。

なかなか入手しにくい状況になっていますが、1枚プラスするだけでも違うかと思いますので是非試してみて下さい :-P

 

 

こんな感じで仕上がりました!

次回ガーゼでも作ってみようと思います!子供サイズも必要ですね!

 

医療用という事もあり意外に奥が深い 8-O

 

 

 

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フリースベスト①

新型ウイルス早く収束してくれるといいですね・・・新橋でも週末は人がちょっと少ない感じがします、、、手洗い、うがいをしてしっかり予防しかないですね :-?

 

体験セミナー引き続き募集中です。初心者の方向けではありますが、色んな質問をして頂けるので経験者の方も是非ご参加下さい :-P


お電話での予約制となります!ご連絡お待ちしております :-D


東京校 ℡ 03-5473-1519

 

 


さて結構暖かくなってきたところで、カットソー繋がりでちょっと使ってみたかった生地が、、

「フリース」です :lol:

 

なんとなく縫った事ないもの何かないかな?と考えていたところフリースを縫った事ないなあと思い、練習しておくことにしました。

これも「特殊ミシンがないから出来ない」と思われがちなものですが、工夫次第でなんとか出来るんじゃないかな?と思い、やってみました。

 

 

縫い方の研究なので、ベストをチョイスしました。アウトドアブランドのもので少しゆったり着ているものがあったので、コイツをチョイスしました。

 

そこそこ肉厚のフリースで、前裏がメッシュ仕様のかなり簡単な作りのものです。縫い方の参考にしやすそうです。

 

 

衿ぐりの裏にはニット系のテープが使用されていました。結構見ますが、市販ではなかなか見かけないので、ここはどうするか要検討かなと思います。同じではないけど何かニットテープがあったと思うのでそれで代用できるかな・・

 

衿の中には芯があり(ふらしてある感じがしました)、少し伸びるタイプのもののようです。ただ、ガッツリ芯を貼る事が出来ない(生地にアイロンをプレスすると跡が残りそう)のでニット系の裏地を芯替わりにしようかなと思っています。

 

 

裾は2つ折りで3本針でロックがかかっています。

コレは出来ないので、ジグザグステッチを予定しています。他にもちょっと試してみます。

 

 

アームホールは柔らかい生地の特性を生かして、2つ折りで裾と同じ仕様でした。

ただ、アームホールはかなり伸びるので、伸び止めが必要ですね。

 

 

脇のファスナーは作るか迷っていますが、見返しのパーツはナイロンのタフタでした。

流石にファスナー部分が縫い難かったのでしょう。

裏には接着芯を使っています。

ちなみに不織布でほぼ剥がれていました。まあガッツリ接着する必要ないですもんね。

 

こうなると前端のファスナー部分もなにか必要になりそうです。多分貼らないとかなり縫いズレそうです・・・

パターンはこんな感じでした。かなり柔らかい生地で肩線が前にあるので肩甲骨あたりが柔らかくフィットしてくれました。結構面白いパターンです。

 

衿は続きのパターンです。パターンは縫ってみてから調整は必要になりそうですが、とりあえずという感じです。

 

 

使ってみようと思っている生地が少し薄く、光沢のあるものです。

薄さが形や縫い方にどう影響するか心配ですが・・・これも勉強です。

 

裏のメッシュ生地はそこそこ近いものが見つかりました。

これですね、かなり珍しいトリコットの裏地で固めのタイプ。昔のミリタリーもののポケットなどに使われていたのを見た事があります。

「固くほんの少しだけ伸びる」という特性があるので、今回は芯替わりに使って様子を見ようかなと思います。

 

 

ではまた次回!

 

 

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LE*OPERAの新たな取り組み

 

LE・OPERAでは今までも自身の原型を製作しパターンにしていましたが、様々な体型に対応できる応用力の養成を目的とした【体型別カリキュラム】を新たに取り入れます。

 

自分のサイズだけでなく一般的な体型の変化も学習し、LE・OPERAで学習したパターン原理の理解をより深める為のカリキュラムです。

 

 

●個別に様々な体型を吟味した補正パーツを作製する。

 

 

 

●ボディに個別に補正パーツを付けてパーツごとのパターン変化を学習する。

 

 

 

●ボディに複数の補正パーツを付けてオリジナルの体型を作る。

 

 

 

●様々なアイテムを作製してパターンの原理とオーダー作製の手順を確立させる。

 

 

 

 

授業中に生徒さんからも『私、この工業用ボディみたいに腰回りがスッキリしていないわ・・・笑』等の声も良く聞こえてきていました(+_+)笑

 

まずは工業用ボディを使ってパターンを勉強し、応用としてより人間に近いリアルな肉付けをして勉強する。

なで肩・いかり肩・前肩、肩だけでも色んな体型があります。

 

工業用ボディの勉強だけでは気づかなかった事など新たな発見もあると思います!

 

よりディープな所まで学習し、引き出しをたくさん作って楽しくパターン製作をしていきましょう(^^)/

 

新たなカリキュラムのご紹介でした。

 

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