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2020 年 6月 15 日 – パタンナーズライフ

衿ぐり角縫い

 

こんにちは :lol:

暑くなりましたね 8-O

私はマスク着用しながらだと熱中症になると思ったので、こまめな水分補給と着替えを持ち歩いて、体温調節に例年よりも気を使っています。窓を開けながらクーラーが聞いている施設が多いので、皆さんも体調にはお気をつけください :-|

 

 

授業も始まり、皆さんにお会いして一安心しています。カリキュラムの動画システムの反応が本当に良くて作り甲斐があったなあと思います :lol:

新しい動画システムに関しての詳しいお話はコチラ↓

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より生徒さんに満足してもらえるように、そしてわざわざ対面で授業をする価値がある授業が出来るよう頑張ります!

 

 

では、では、

:-P 間に部分縫い作りました。

今回は衿なしの見返し始末についてです。↓コチラです。

衿ぐりのラインはデザイン性が高いのですが、後ろと前のラインの繋がり良くと考えると結構ラインが限定されてしまいます。なので、「サイドネックを角で縫う」というやり方をしてみようと思います。

ボートネックにしたいときに有効な縫製の仕方ですね。

 

 

 

衿ぐりが結構広いものは浮きやすいので、少しイセを入れるとキレイに見せることが出来ます。自分で縫うのであれば、伸び止めを貼るときに少し引っ張って貼るとイセは簡単に入れることが出来ます。お試しあれ

↑引っ張ってシワをつぶすように、アイロンをかけて貼ります。

 

 

簡単な身頃を用意しました。

衿ぐりと見返しを先に縫うので縫い代の付け方に注意しましょう。

 

 

このあたりはさほど難しくありません。

 

 

切込を入れて、、

 

 

片側だけ、仕上がりの角まで地縫いで止めました。違いが出るか、検証です。

 

このやり方でぬうと、裏コバステッチの返し縫いが見えてしまうなと思いました。気になる人は気になるかな?衿ぐりあとでぐるりコバステッチだと問題なさそうです。

縫う時はジャケットの衿付け止まりと同じ縫い方です。ちょっと縫う精度が必要ですね。

 

反対側は縫い流しタイプで裏コバステッチも入れました。

出来上がりで止めず、縫い流したタイプは切込を入れなければいけませんでした。あとは裏コバステッチが入って縫い代を押さえてしまっているので、中の縫い代をカットできず少し厚く仕上がってしまいました

 

 

表からはさほど分かりませんが、、

 

 

片側裏コバステッチを入れているほうが、出来上がりで止めないほうです。

↑ここがやはり少し厚く仕上がってしまいました :-| まあそこまで気にしなくてもいいかもしれませんが、デニムとか厚めの生地を扱う時に結構大事になってくる気がします。

 

 

やっぱりこっち↑出来上がりで止めるほうが薄く仕上げられてキレイになりました。

 

縫製はかなりマニアックなお話でしたが、パターンに関してお伝えしたい事は「縫製の仕様によっては衿ぐりのラインは限定されずに自由に引くことが出来る」です :lol:

こういったボートネックのような横に広がっているタイプのものは「どういう仕様にするか?」を考えておいてから衿ぐりのラインを引くようにしましょう :-D

 

ではまた次回!!

 

 

 

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