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2022 年 9月 – パタンナーズライフ

薄手生地の袋縫い(ロック袋縫い)

いよいよ台風が去って、少し夜は肌寒くなってきました!10月期も始まります!

入学を逃した方も席が空いていれば途中入学する事が出来ますので、見学に来られた際ご相談下さい!

 

「買う」から「つくる」に変えてみませんか?色んな面白い事に気付けると思います!

お待ちしております!

 

初心者の方にも分かりやすく復習もしやすいように各種動画を作製しています!

課題に関しても動画を用意しているので、「見てるだけ」でも理解力が高まります!

「パターンは難しい」という課題を解消するため、色んな取り組みをしているので、気になる方は是非見学にお越しください!

 

 

では、今月の末に大阪で講習(接着芯と生地の講習)を行ってきたのですが、シフォンやチュール系の生地での良い仕様を見つけましたので、大阪で講習を受けた方も参考にしていただければと思います!

 

「袋縫い」のお話です!

私自身も袋縫いは苦手で、特に薄手のシフォン(この前縫って苦労しました・・・ :cry: )は縫っている時「裁ち端を合わせて縫う」が異常に難しいです・・

これを解消するやり方(ちょっと誤魔化し気味・・)を見つけましたのでお伝えします!

ほんとは腕を磨けば、いいんでしょうが、、、

 

ではちょっと画像が透けてる生地で見えにくいですが・・・

↑みなさんこんな感じでズレませんか?私は苦手です・・ :cry: こうなってしまうと結果↓

・・・折り返した時に中の縫代の幅が違うので、表から中の縫代端が飛び出て・・・縫製している方は経験があると思いますが、後でカットは中々難易度高すぎますし、時間がかかります・・・

 

なので・・

「ロックしてしまう」というやり方です!

ロックしてしまえば、カットしながら幅を均一にすることが出来ますし、ロックの性質で「縫い縮み」も少なくて済みます。↓

これで表からステッチを入れるのですが、透けているためロックの糸を噛んで縫う事もありません!やりやすい!(まあ厳密に言うと少しカットしているので完璧にパターン通りではないというのは気になるところですが、、、)

 

チュールでも↓

やりやすい!

 

糸が少し目立つものを使いましたが、生地の色に合わせればもっと目立たなくなりますし、地縫いがロックになっているので縫い縮み少なく出来ます!(むしろこっちのほうが大事?)

 

是非お試しあれ!

 

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前裾角の縫代を薄くする方法③

体験セミナーも終わり、10月期の入学者も多数応募がありました :lol:

 

そろそろコロナも落ち着きそうで皆さんなにか始めたくなっている頃ではないでしょうか?

コロナのせいで色んな事に制限がかかっていましたが、ようやくやりたい事を出来そうです。

「服を買う」という行為は皆さんされているかと思いますが、「服を作るという体験を買う」という考え方はどうでしょうか?

普段着ている服にはどんな意味や考えがあるのでしょうか?

ル・オペラはパターンの学校です。服の形を作る中で色んな発見があります。

形を作ったりその過程での発見の楽しさを是非体験して頂きたいです!もちろん自身で作った服を着る楽しみも!

 

入学をお悩みの方はお気軽に見学にいらして下さい。雑談をしに来る感覚でも大丈夫です ;-) 是非お待ちしております!!

 

 

↑こういう変わった素材でも作る事が出来るようになります!

形を作る事自体を学ぶので、レディースもメンズも犬の服もウエディングドレスもリメイクもなんでも出来るようになります!見学に来られた際はこのふんわりスカートの実物を見て頂けたらと思います :lol:

 

 

さて間があきましたが、前裾の角の縫代処理です。

どんだけあるんだと思われるかもしれませんが、実はもっとあります :lol:

基本さえ分かっていれば、アイデア次第でオリジナルの仕様も出来ると思いますので、思いついたら試してみて下さい!行動あるのみです!

 

最後は↑たったこれだけです ;-)

?そうです。裾がラウンドしているだけです :roll:

 

そんな事・・と思われるかもしれませんが、意外とこういう仕様は思いつかない事が多いです。

「現代の服の常識」というのは場合によっては新しい発想を邪魔する事があります。

柔らかい頭で「普通はこうだけど、その考えが絶対か?」と疑問に持つ事で問題が解決する事が良くあります。

これも古着で良く見かける仕様ですが、意外と知られていないやり方です。

 

では縫ってみましょう!説明するほどありませんが 8-O

裾を三つ折りします。

裾にステッチを入れて

三つ折りします。この時斜めになっている所が最大のポイントです。

最後は前端の三つ折りステッチをかけておしまいです。角は斜めにステッチです。

 

説明するまでもないですが、だれでも出来る簡単薄く仕上がる仕様です。

「デザイン的にあり」であればこんなにいい仕様はないと思います。大量に生産するものであれば、直線に比べると生産性は悪いかもしれませんが、それでも全然採用していい仕様じゃないかと思います ;-)

 

薄さは当然のごとく、厚みを避けて折られているので非常に薄いです ;-)

 

3回に渡って説明してきましたが、「薄く仕上げる」ということは非常に重要です。仕様を考える時にかなり悩むところです。

発想1つでクオリティがぐっと上がりますが、中々ぱっと出てくるものでもありません。こういう「その発想はなかったわ」という仕様を知っていると変わった角度から考えられるので、皆さんも色んな仕様を探して、オリジナルの仕様を考えてみて下さい!

ではまた面白いものがあればお伝えします!

 

 

 

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生徒さんへ「インタビュー!!」

 

みなさま、こんにちは。

 

今回は生徒さんへのインタビューを行いました!

久しぶりということでパタンナーズライフの方でご紹介したいと思います!

 

丁度、ご自身で作製されたワンピースを着ていらっしゃいましたので、ついでに作品紹介も(^_-)-☆

 

現在、オペラの課題授業はラグランコートを終了されてる方です。

 

製作意欲のある方で以前にもハットやバッグ等の小物類も紹介致しました(*^_^*)

 

ご自身の原型から作製したものです!

特に肩回りが普段の服だと全く合わないそうなのですが、これはきっちり合って非常に楽!と感動されていました!

こんな風に「本当の着心地」を体験すると病みつきになりますので、皆さんにも是非味わって頂きたいです!

 

 

仕様的にもかなり拘られて、↑のように前でリボンのように結ぶことができる身頃からの続きベルトを作製しました!非常に面白い仕様ですね!

 

既にスカート・ブラウスの課題は終了していますが、ワンピースを作製することで両方の復習にもなりますし、課題とは別のデザインを引くことで勉強にもなるので良いですね!

 

 

 

 

ここで『インタビューのコーナー』です!

 

(Yさん 30代 オペラ歴6年目)

現在、パターン検定1級合格へ向けて猛特訓中です!!!笑

 

 

Q.LE・OPERAに入学したきっかけや理由を教えて下さい

 

自分の体型に合った服がなかなか世の中に無く、着たい服が着れないことが多かったため、自分で作れるようになりたかったからです。

 

きっかけはそういうことだったんですね~(*_*)

 

 

 

Q.では、LE・OPERAのどういうところに惹かれましたか?

 

自分のペースで進めるという事と、初心者でも大丈夫!という事です。

入学にあたり、周りの人のレベルが高かったらどうしよう…等、色々不安もありましたが、皆で同じ授業を一斉に受けるわけではなく、個々に進めていけるので初心者の私でも安心して受講できました。

 

LE・OPERAでは趣味で通われてる方や、現役のパタンナーの方等、いろんな方が通っているので、目的も様々です。

不安は解消されたようで何よりです(^_-)

 

 

 

Q.実際に通ってみてどうですか

 

最初は細かすぎて辛かったです。笑

今日もまた線を引いてはやり直しになるのか…

どうなるのかイメージできないまま進んでいました。

 

ただ、宿題等もないので無理なく続けられ、疑問が一つ一つ理解に変わっていき、楽しくなっていきました。

1mmの重要性も今ではとても理解しています!笑

 

細かい作業もその重要性が分かると楽しくなりますね。

実際に作製されたモノを見ても垢抜けた印象になり全然違うので良かったです!

 

 

 

Q.学んで良かったことは何かありますか

 

スカートから勉強して基礎を学び、今では自分のトップス原型も作れるようになりました。

何より、入学するきっかけでもあった自分の体型に合ったワンピースが作れたことです。

 

そしてその着心地の良さにさらに感動しました!

 

自分サイズの服を作製された方から一番に聞くお声です!笑

是非、皆さんにも体験して頂きたいです!

 

 

 

Q.現在、パターン検定1級取得を目指し日々努力されていますが次の目標は

 

パンツやメンズ等、次の課題です。

なんでも作れるようになりたいのでジャケットやコートも縫製したり色々チャレンジしていきたいです!

 

インタビューにご協力頂きまして、ありがとうございました!

 

ひとまず、目の前の目標に向かって練習していきましょう!(^^)!

また何か作製されたら教えて下さい!笑

 

ありがとうございました。

 

 

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