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2023 年 7月 4 日 – パタンナーズライフ

特殊袋縫い②

雨が降りながらも暑いという嫌な季節です・・

そしてもう7月に入ったので、もっと熱くなるというツライ季節に突入です・・・どちらにしても夏は昔から苦手です・・・

体調も崩しやすい季節(冷房で・・)だと思うので皆さんも気を付けて下さい :cry:

言ってる私は鼻の調子が悪いですが・・・

 

 

さて気を取り直して

またファスナーの説明ですが・・(しつこいです ;-) )色んな縫い方や仕様があるんだなと感心する内容ですので皆さん是非隙間時間にご覧ください!!

しかし、前回のアイロンがけ動画そこそこ伸びましたね・・また何かやろうかな・・・ :roll: ちょっと企画しておきます!!

 

 

では前回の「特殊袋縫いの続き」です。

 

↑こんな感じの縫い方でした!

個人的な感想ではおそらく「滑脱防止」では?と考えています。

滑脱とは、縫い目に力が加わった時、その部分の生地の糸が滑るように動いて縫い目が開いたり、縫い代が抜けたりすることを指します。

麻の生地など打ち込みが甘い生地などで良く起きる現象です。

なので、良くやる手法としては伸び止めテープを貼ったりするんですが、それは非常に手間です。

なので「ステッチを1本増やして生地の密度を上げる」という選択をしたんじゃないかな?と予想しました・・

わざわざ入れるんですからそれなりに理由はあるはずなので、そう考えると腑に落ちました。ちなみに他のアイテムではこの縫い方はされていなかったので、「滑脱防止」が有力かなと思います。

 

 

そして、それだけでは面白くないので、「ほかにもアレンジ出来ないかな?」と思い縫代幅を変えたりアレンジしてみました ;-)

↑こんな感じで幅を変えて見ました!見た目割っているみたいで綺麗ですね ;-)

あとは実際の甘目の生地で試してみました!

↑普通の袋縫いです :lol:

↑さっきの縫代幅左右均等になるようにしたアレンジ版です!

アレンジ版のメリットは

「見た目綺麗」

「左右縫代の生地枚数が同じで分量も同じ」なので捻じれも少なそうです!

 

 

 

最後は実際に引っ張ってみて確認してみましたが、正直短い距離では分かりにくかったですね :cry:

そしてもっと甘い生地の方が分かりやすかったかなと思います・・

それでも感覚的には(見た目)普通の袋縫いよりたしかに滑脱はしにくい感じがしました!(感覚ですいません

 

かなり縫製もし易く見た目もいい仕様なので是非皆さん試してみてください!!

 

 

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