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2024 年 8月 – パタンナーズライフ

開襟シャツ

皆さんこんにちは

9月1日(日曜日)から10月期生徒さんの募集スタートです!!

埋まりやすい曜日もありますので、10月から入学を考えている方はお早目に手続きをお願い致します!!

と同時に

東京校のみ9月1日(日曜日)10時~12時まで 13時~15時までで無料体験セミナーを実施します!!


こちらも席が埋まりやすいので、お早目にお電話でのご予約お願い致します!!

東京校 TEL03-5473-1519

東京校のみの開催となりますのでご注意下さい !

 

 

 

今月のブログは70年代頃のアメリカのシャツブランドの物を参考に、シルエットで気になった点を修正して開襟シャツを作りましたので紹介致します(^^)/

最近日も短くなり少しづつですが涼しくなってきたのでこれからにピッタリですね!

 

↓参考にしたシャツのシルエットはこんな感じです

裾周りの寸法が足りなくて横から見ると前の腰に当たって引きシワが出ていますね(;´Д`)

鎌底が高くて中にTシャツを着ると少し窮屈だったのでそこを修正したいと思います

 

 

 

 

衿の返りが悪く身頃に当たって衿ぐりが見えてしまっているので、

衿の雰囲気は残しつつ外周りをもう少し甘くしたいと思います

 

 

↓修正後がコチラです

修正前は鎌底が高く袖が細いのが原因で身幅が太く見えたのですが、

鎌底を低くする事で袖が太くなり対比で身幅も細く見えますね

中にTシャツを着用しても窮屈感はなくなりました(^^)/

ちなみにボタンホールはハンドでかがりました!

 

 

 

裾周りにゆとりを加えた事で脇から腰にかけての

引きシワも無くなりましたね

 

 

 

 

 

修正前は衿外周りが辛かったので外周りを展開して

衿ぐりが見えてしまっているのを修正しました!

 

 

 

 

↓ココで面白いなと思った仕様を紹介します

 

衿の芯地が縫われていますね(◎_◎;)

恐らく縫い目を入れて硬くする事で、1枚衿でも狙った返り線で衿を返す事が出来ると言った意図があるのかなと思いました

 

上の写真の様に返り線が硬くなるので擦れてしまうデメリットもありそうですが、

硬く張りがあり摩耗に耐えられる生地には有効かなと思いました

 

 

涼しくなってきたこれからの季節に丁度いい長袖シャツなので沢山着たいと思います(^^)/

 

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2024PM検定3級①

皆さん、こんにちは

 

暑い日が続いていますが、ここ数日やや涼しい日が続いている気がするのは気のせいでしょうか、、

 

異常な暑さのせいでもわからなくなってきましたが、もうすぐ秋が来ると思い、あと少しの辛抱と思い頑張りましょう!

 

 

9月1日の体験セミナーが近づいてきました。少しずつご予約頂いています!

体験セミナーは午前の部と午後の部があります。ご予約はお電話でご確認いただければと思います!

なお東京校のみの開催なので直接↓までお電話下さい!

ルオペラ東京校 TEL 03-5473-1519

 

また

 

引き続き見授業見学も可能ですのでご興味のある方はお気軽にお越しください!

 

 

 

さて、11月30日に行われるパターン検定3級の1型目をご説明します

 

ちなみに、出願期間は9月9日(月)~10月8日(火)になりますので、受検を検討されている方はお早めにお申し込みください

 

では早速ですが1型目のデザインがこちらです。

 

 

台衿付きシャツカラーの半袖ブラウスです

 

ダーツは前AHのみで、後ろはヨーク切替というデザインです。

ヨークの幅や前のバストダーツ先の位置取りが難しかったです。

 

以下が寸法です↓

 

着丈 = 56cm

肩幅 = 40cm

バスト = 97cm

裾回り = 103.6cm

袖丈 = 19cm

袖幅 = 35.7cm

袖口 = 34.7cm

袖山 = 13.9cm

 

以上になります。ボディはキプリス9ARになります。

 

パターンです↓

 


SNPは、0.4cm削り、FNPは1.2cm下げました。

ウエストダーツ量は脇で1cm取り、前下がりは0.5cm付けています。

前の裾で開く分量は2.3cmに設定していますが、一度トワルを組んでみて前後のフレアバランスを確認してみることをおすすめします(^o^)

 

前身頃です↓

 

 

前身頃のバストダーツは3度ほど残し、ダーツ先を2.0cm上げています。

後ろのダーツはヨークに移動するために1.3cm上げ、0.4cm取っています

上げたバストダーツ先での飛び出しを防ぐため、今回は裾で出す分量を多めに取り、また、裾全体のフレアバランスを考慮し、脇でも少し出しています。

 

このようにバストダーツの位置が原型から離れると処理する分量もそれに応じて変える必要があるので、特に裾のバランスは注意しながら練習しておきましょう!

 

袖です↓

 

 

袖のイセ量は合計18mmで、袖山の高さは、13.8cmです

これもあくまで参考値になります。本番で組んだ際に袖にしわができたり吊ったりする場合はその場で修正できるように、事前に練習しておきましょう(^^♪

 

衿です↓

 

 

今回は台衿付きのため時間がかかるかと思うので、試験前にデザイン画をイメージしながら何度も練習し、基準となる衿腰、衿幅、外回りの幅の寸法をあらかじめ決めておくことをおすすめします。

 

完成トワルです↓

 


実技試験の試験時間は3時間半です。

作図に1時間半、トワル組みまで1時間、提出パターンを抜き出して記号記入で30分

このペースで進めることができれば見直しに30分使えます

練習する際も作図、トワル、パターン抜き出しをそれぞれ分けて練習するよりも、全行程をまとめて練習することで時間配分や苦手な箇所にも気付けると思うので練習の段階から本番を意識して臨みましょう!

 

完成パターンです↓

 

 

地の目、わのマーク、CF、CB、見返し線、合印、イセマーク、パーツ名称、ダーツの倒し方向、ステッチなどの必要と思われる記号は忘れず記入して下さい。

 

工業用パターンです↓

 

 

提出は縫代なしのパターンになりますが、参考までに工業用パターンも紹介します。

 

試験本番まであと3カ月あるので、今から練習すれば筆記試験、実技試験ともに十分に間に合います。

受検を考えている方は余裕を持って勉強していきましょう!

 

2型目のデザインもこちらのブログにて近日投稿しますので、是非参考にしてみて下さい(*’▽’)

 

ではまた!

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