TOP » モノを入れても表に響き難いアウトポケット – パタンナーズライフ

パタンナーズライフ

モノを入れても表に響き難いアウトポケット

いよいよ新学期が始まりました!

最初はやはり皆さん「細かい!」っていう反応があります。

そうですね・・最初は特に細かいんですよ・・そこがしっかりしないとどこが間違っているか判断できないですからね・・線が綺麗なのも大事ですね。

線が綺麗だと間違いの判別が非常にし易くなります。大体のやり方だと「大体のもの」しか出来ないですから・・

 

そんなわけで皆さんには最初の関門「タイトスカート原型」作って貰っています :-D

タイトスカートと侮る事なかれ、たーーくさんの理論が詰まっております!入学された生徒さんはじっくり腰を据えて取り組まれる事をオススメします!

ここが丁寧に出来た方はその後大体伸びる傾向にあるので!

 

4月からは終わってしまいましたが、5月入学もまだまだ出来ますので、何か新しい事を始めたい方は是非一度見学にお越し下さい!

 

 

 

最近上げました動画が好調です :-D 以前も上げましたがもう一回!

かなり気合の入った(大作にし過ぎて時間かかり過ぎました・・反省です :cry: )内容になっております!

内容が良すぎてもったいないので、先日大阪での講習も行ってきました!

東京でも寒くなる頃合いにやりたいと思いますので、その時は東京校の生徒の皆さんよろしくお願いします!

ほんとに無料なのが信じられないくらい濃い内容なので一度ご覧ください!!

 

 

さてそんな中でアウトポケットについて1つ変わった仕様を・・

ダッフルコートでもやってみて欲しい仕様です :lol:

といってもかなり朧気にしか覚えてないのですが、かなーり昔にみた仕様です。

その名も「モノを入れた時に表に形が響き難いポケット」です :-D

女性の方は全く気にしないでしょう・・

男の人はわりとポケットを使用する事が多く、むしろ「鞄は持ちたくない」のでポケットだけで済ませたいと思っている人多数です・・たぶん・・ :roll:

 

そんな方でも「モノをポケットに入れると服の形が崩れて嫌だ」という欲張りさんがいます。

そんな方に向けて作られた仕様なのでしょう・・ :roll:

 

さあではさっそく↓

まずパターンです。ざっくり説明すると、

「中の裏ポケットを多めに控えておき、身頃に先に叩きつける」です :roll: 分かりにくいですね(笑)

 

 

では縫製です。

 

まず裁断あとポケット口に部分芯を貼っておきます。芯が外れないように押さえステッチを入れておきます。

 

ポケット口を表と裏地縫いします。裏の方が1.0c~1.2cくらい控えています。

 

先にアイロンで表の縫代を倒しておきます。。角は綺麗に折って下さい。

 

めくると少しだけ控えられている状態です。

これが少ないとあとで縫代が折り込めません。

 

角の部分は縫代を少しカットして捌いておきましょう。

出来たら裏ポケットを身頃に叩きつけます。

この時縫代は折り込まないです。

 

↑こんな感じで叩きつけます

 

角はここくらいまででいいです。あとで表からぐるっとステッチを入れるので隠せます。

 

あとは表の縫代を中に折り込み直して↑のようにステッチを入れます。

結構簡単な仕様かなと思います ;-)

では結果を見てみましょう!

 

 

↑携帯を入れてみました。表側です。

そこまで響いていません

↑裏です。

写真を分かりやすくなるよう取り直しました(笑)

ほんとにこんな感じになりますのでご安心下さい(笑)

 

普通のアウトポケットは少しつまらないので変わり種を求めている方は是非!!

 

ではまた!

 

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>