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パタンナーズライフ

キャンバストートBAG作りました

こんにちは K です。

季節は春をむかえているはずなのに、寒くなったり暖かくを繰り返しておりますね。

こう不安定な気温ですと体調も崩しやすくなってしまいますね。皆さん気を付けください…

 

さてさて、本日はごく一般的でつかいやすそうなトートBAGを作ってみようかと思います。

カバンは工場さんによってはパターンをつけなくても寸法などを示した製品図があればそれだけで十分商品を作り上げることが可能です。

今回つくるカバンの製品図はこんな感じです。

これを作図で製品図にしたものがこちら。

そしてこれをパターンにしたのがコチラ

↓図形が潰れてる方はwordでも一応。

KトートBAG

基本一枚布で仕上げます、底布と持ち手テープも同じ地の目でとります。

※このカバンの高さは30cm、底の長さは33cmで設定してます。拡大して使用なさる場合は参考にしてください

パターンが出来たところで紙で仮組みをし、形のバランスをみます。

この時に縫製方法も決め、それに合わせて縫い代を書き、細かい微調整をします。

使用生地は8号帆布で精錬前の生成りをつかいます。(ホントはもうちょっと厚手にしたかったんですけど、おそらくミシンのパワーが足りなさそうなんで…)

その他の副資材はコチラ

綿の綾テープ1cm幅

持ち手用綿テープ3cm幅

使用した糸はシャッペスパン30番手

※この持ち手用綿テープは少し手配に手間取りました。といいますのも、現在手芸屋さんで置いている持ち手テープはだいたいポリエステル系が多く、どうしても綿100%にこだわりたかった私は市場では手に入りにくい(オーダーで巻¥5000位かかるといわれましたんで…)事を知り、ネット購入いたしました。いやぁ、ネットって本当にいいものですね(・∀・)

 

①では裁断します。

直線なので楽ですね、スパスパ!

 

②トートバックのカバン口を三つ折りして上下コバステッチをかけます。両端とも行います。

 

③片側に外ポケットをつけますんで持ち手と一緒に一気にたたきます。

(生地が厚すぎてまち針ささらないので、極力さしません、どうしても動いてしまう場合は仮接着できる接着糸のようなものを使うといいのではないでしょうか?)

 

④上から底布をコバステッチでたたく

 

⑤両サイドの片側づつ(縫い代をつけていない方)を綾テープでくるむ。

 

⑥両脇を重ねて縫う

マチ分があるのでそれを先に印付けてから縫うことをおすすめします。(うー、縫いづらい)

縫えたあとはマチが捻れずキチンと確保されているか確認をしておく。

 

⑦三角系マチを縫う。

このときm角の部分がかなり厚くなりますので先に縫い代を処理してから縫いましょう。

 

⑧完成

いっぱいモノ入りそうでなかなか良さそうです!

うまくいけば一日で縫い上げられますよ。

 

 

 

 

 

 

キャンバストートBAG作りました への2件のコメント

  1. オオヤ より:
    帆布のトートバックの作り方すごく参考になります、職業用ミシンを持っていて6号ないし4号帆布でこの記事と同じくllbeanのトートバックみたいなものを作りたいのですが、バックサイドの生地を重ねた縫い方、また三角マチの耳の部分を外側から縫い付けるのはどうしてもできないのですがミシンの限界なのか…革も好きでやりたいと思ってます。やはり、なんとか分厚くても生地をまくりあげながら縫い付けるしかないのでしょうか?できましたら御指導いただけますでしょうか?
    • toukyou-opera より:
      ご返信遅れまして申し訳ありません。 そうですね、6号はかなり厳しいと思います。 ミシンの針を太いものに変えたり、重なる縫い代の処理をギリギリまで行なってやっと縫えるかどうかといった感じではないでしょうか? 4号はさすがに職業用ミシンでは縫えないと思います。 8号ぐらいでやっと安定して縫えるのではないでしょうか? 革はどのようなデザインかは分かりませんが、牛革の背中部分など、厚みのあるものは職業用は厳しいと思います。 私も一度ミシンで革を縫いましたが、三角針を使ったので針が通ることは通ったのですが、糸の調子が合わせにくく終始狂いっぱなしで、かつ押さえの跡がどうしても残ってしまいました… やはり手間ですが、先に穴を開けてから手で縫う方法のほうが仕上がりはきれいだと思いました。 (個人では革用のミシンも手に入りにくいですし、やはり手でやる方法が個人的にはベストかと)

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