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トレンド講習縫製まとめ 大竹学園文化祭

こんにちは。涼しくなってきましたが、現在高校にも教えに行っていて、八王子寒いです 8-O 
温度差がかなりあるので、向こうではコートが必要な感じです。



高校は明日明後日と文化祭です :-)

大竹学園2014年文化祭


まさか自分が高校で教えるようになるとは夢にも思いませんでしたが、自分が高校の頃から服を作っていたら今もっと面白かったんだろうなと思います。
ものを作ることはめんどくさいと思うことも多々(ほぼ面倒ですが :roll: )ありますが、それを達成して自分の理想のものに近づいた時の面白さを少しでも若い子達に知ってもらえたらなと思います。
クリエーションする面白さですかね。10年続けたら「なんかおもろいこと」には出会えるかなと思うので、皆には続けて欲しいです。

さて細かく説明していきましょうか ;-) 何とかは細部に宿るです。

前回もちらりと説明しましたが、あらゆる箇所の縫い代をカット、芯、伸び止めを貼る箇所をずらしています。

前端の縫い代です。

ここはラグランラインの裏の縫い代ですね。

めんどくさーい :-( ですが、、段差をつけることで、表から見たときの生地の厚みによるへこみを無くしています。段差がないので、フラットな感じに見えるわけです。ドレスよりの仕上げ方をしたい場合は試してください。ぐっと雰囲気がよくなります。
全ての縫い代で行いました。おかげで・・・こんな感じ ;-)

お気に入りの襟ぐり回りです。段差が無くフラットな感じは伝わったでしょうか?

そのほかにも、

見返しの位置の表身頃に貼る芯はピンキング鋏を使用して自然なドレープが出るようにしています。

襟ぐり回りも見返しの段差が目立たないように芯を貼っています。


前端裾が鋭角になっていたので中の縫い代のカットは工夫しました。パイピングの布は端まで縫わずに途中までにしています。(切り替えの裾部分全て同じ方法です)


袖口や裾です。縫製手順を変えて、返し縫いが見えないようにしたりしました。

ただ失敗したなと思う箇所もやはりあります。



パイピング布の選定です。
裏地と同じような素材の平織りの生地でしたが、出来れば馴染みのいい生地(綿)を使用するべきだったかなと思います。
裏地自体がカルゼという綾織りの生地だったのですが、ポケット端や、後ろ裏身頃下端などが捩れて少し反り返ったりして苦戦しました。パイピングの布も相性があるんですね :-?







今回の縫製はドレープとフラットになるをテーマにしてやってみましたが、皆さんもテーマを決めて縫製してみると面白いと思います。
次回はどんなテーマで縫製してみようかな :lol:

ではではまた!!


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