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パタンナーズライフ

ムームー作って①

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

 

いやぁ、10月に入ってめっきり秋らしくなってきましたね。

これから街の紅葉が楽しみです。

 

そんな中、ふいに身内から「ムームーを作って」という依頼があり、しかもかなり期日が差し迫っているとのことでした。

 

ムームーは見たことはあるけど作ったことはないなあ…そもそも概念が良く分からないなということで、まずどんなものなのかを調べました。

 

ムームーとは?

ハワイ諸島の女性が着用する,ウエストのゆったりした華やかなプリント模様のワンピース。ムームーは現地語で〈たち切る〉の意で,その形状からきたものとされる。アメリカ本土で用いられていたガウン風のワンピースが,ハワイにもたらされ,ムームーと呼ばれるようになった。涼しく開放的な衣服で,アロハシャツとならんでハワイの代表的な衣装となった。袖やスカートの形などに流行がみられる。日本でも1960年代初め,夏の家庭着やレジャー着としてとり入れられ,サックドレス風のくつろいだ着心地のよさが好まれている。

 

とのこと、”断ち切る”の意味のほかに”短く切る”とかもあるみたいです。

素材は木綿と書かれているところが多いですが、アロハと同じ流れなら正しくはシルクなんじゃないかなと思います。(古布を使うはずですし…)

ただ高価格なので、安くてなじみのある綿が最近は多いということなのではないでしょうかと予想してます。

 

ではササっと作成していきましょう。

希望のデザイン画です。

(・へ・;;)うーむ・・・・

まあ大体わかりました。袖がないので期日内にはできそうですね。

適当に立体で胸のギャザーのところをみながら、どんな仕様にするか考えます。

それで、まず土台となるAラインワンピースを作図します。

 

着丈は着用して地面から3-5センチ浮くくらいですが、ウエストをゴムで絞る形にしたいので、その分持ってかれる寸法も計算に入れた長さにしないとなーと、考えながら作図です。

 

ウエスト周りゴムの仕様はこんな感じの仕様にしようかとおもいます。

 

生地は今回はシルクよりのサラっとした落ち感のある生地を使う予定です。

先ほど記述したとおり、源流はシルクをつかったのではないかとおもうので…。

これは神田にあるアロハ系の専門店で購入しました。

アロハ生地はすごーく高いです!綿プリントでも良い柄は¥3000/mくらいが平均かとおもいます。今回私は¥1500/mくらいのです)

 

ちなみにアロハの生地の柄は決まりごとがあり、ハワイアン柄(パンノキ、プルメリア、ハイビスカスやサーフ、フラにかかわる事柄など)に関わるもので構成される柄でないといけないです。私の↑柄はパンノキかな?

 

今回の生地は柄がハッキリしすぎているので、裏側を使おうかと思います。

 

←表  裏→

 

そしてトワル組みです。

ササっと組んだAラインワンピースの上に立体でフレアーギャザーを作り、バランスを見ます。(急いで組んだので雑ですみません、形の雰囲気だけ見たかったので)

→ 

丈とフレアの位置が気に入らないので修正、、

 

こんな感じかなーと、完成パターンを作ります。

今回は全体的にゆったりした形で襟ぐりも広いので、あきなしです。

(ひと手間省けました!)

ポケットもつくりました。(なにかと便利かと思い…)

ではこれで裁断していきましょう!

 

 

 

 

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