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パタンナーズライフ

変わった仕様の衿

こんにちわ K です。

 

春らしい日が続きますね、日差しが優しいです…。さて本日の更新内容は…

先日電車の中である女性が来ていたトップスの衿が変わった仕様になっており

それが気になってしばらく見ていたら、

ふとその方と目が合って、なんとなく気まずくなる…ということがありました…。

(仕方ないですよね!職業病のようなものです…)

それから気になってしょうがないので、一度考えて作って見ることにしました!

形はこんな感じです。

このパイピングが途中から無くなってるのはどういう仕組みで、どうやって縫っているのか…?

まず構造を理解するために紙で何個かサンプル作ってみます。

うーん、お互いの裁ち端の継ぎ目が不自然でなく、縫い代も出ない様に…と考えながら折り、なんとなく形は分かってきました。結果…

と、言う形になるわけですね、パイピングの端をタック山にぶつかるようにして

あとはタック山の縫い代でくるんで裁ち端をかくす仕様です。やってみると単純な構造でした。

では実際の形で部分的にパターンにおこしてみましょう。適当に襟ぐりの土台をつくって…

適当にタックをつくり展開、実際はバストダーツを一部展開してそれをタックにしたりするといいのかもしれません。

では実際にトワルで作ってみましょう、パイピング布はもちろんバイヤス

  

こうやってくるまれる訳ですね。自然です。

 

縫ってみました、(ちょっと雑ですみません)こんな感じで作られてるようです。

実際に着ておられた襟はもっとタックが取られていたと思います。

トップスだけでなく、スカートにも使えそうな仕様でした。

 

 

 

 

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